2020年3月 4日 (水)

差別者の論理矛盾を炙り出せる質問

新型コロナウイルスについてはこれまで日本人の中国人差別が目立っていたが、日本でも蔓延するに連れ「アジア人」をまとめて差別する事例が出て来たようだ。
日本人を「コロナ」とからかい暴行か パレスチナ人逮捕 (朝日新聞デジタル - 03月03日 10:09)

そこでつぶやきを書いた。
中国人を差別していた馬鹿者はここのつぶやきを自分に対する批判として読み自省せよ

そしたら例によって例のごとく「中韓人と日本人をアジア人で一緒にするな」「殴られたら殴り返して当たり前」という論法でニセT-800とかいうネトウヨが来たのだが、色々やっているうちに面白いことを考えついた。

君、ワシが殺人したら日本人として一緒に罪を背負ってくれるんだよね。もしワシが殺した相手が中国人だったら、一緒に中国人に殺されても文句言わずに死んでくれるわけだよね?

と聞いたのだ。
日本人である△11がもし中国人に対し殺人を犯した場合、日本人である(と自称している)彼らはそれまでの自分の主張に従うなら、「△11と一緒に殺人者として中国人から復讐されても当然だ」と考えるはずなのだ。

実際には全く答えなかった。当然だろう。答えられないのだ。
いや別に「どうして俺とお前がたまたま日本人同士だからって俺がお前の殺人罪を一緒に背負わねばならん」ってぇのがまともな答えだろうね。そうだ。日本人に対し何も犯罪をしていない中国人だってそう思うだろうよ(^_^)

「△11は韓国人だ」?
そうだな。同姓でルーツを研究している人に「ウチの姓は日本に一系統しかなく、平家だ」と聞いたことがある。だから皇族が韓国人である程度には△11も韓国人だろうね。

人を差別できるような馬鹿はこれで殊勝に「論破された」などと反省するなんてことはないだろう。もちろんそうなるのが最善ではあるが、しかし個人的には傍観者が双方の意見を読み、いずれがまともな意見なのかを判断できれば充分だと思っている。

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2019年7月23日 (火)

一貫性は議論の最小限の礼儀

例えばこれ。

はて「外交に強い安倍」が総理大臣で、与党自民党が圧倒的多数を握っている現状、それで断交はいつだと思いますか?→いきりたっている皆さん
--- ソウルの日本大使館前で自殺未遂か 車が炎上、男性重体 (朝日新聞デジタル - 07月19日 10:21)

個人的には「韓国が逆ギレしている」のか「日本が傲慢」なのか、背景はよく分かっていない。いずれにせよ報道に対しネトウヨの書いていること「恩を仇で返す、約束は守らない、嘘をついて毎度金だけせびる、日本は韓国と関わらなくてもやっていける、韓国経済は脆弱で日本の援助頼み、断交しても日本側に全く不利益はない」が全部本当だとすれば、当然断交すべきであろう。
しかし現実には「外交に強い」と言われる安倍晋三が、与党自民党が国会で圧倒的多数を占めている現状であるにも関わらず、断交していない。多分今後もしないだろう。となれば断交しないのは「断交を強硬に主張する国民が把握していない、断交できない理由がある」「与党自民党は国民の利益や意見などどうでもいい」のいずれかである。

さてコメントに来たニセT-800が書くには

「G20で、なぜ「外交に強い安倍」は20カ国ではなく、19カ国と首脳会談をしたのでしょうか。」(ニセT-800 2019年7月19日 13:43)、、、(苦笑)自分自身とは話はしないよね。まぁ安倍晋三の場合、他の人と話をする前によくよく自分自身と向き合い話をした方がいいとは思うけど。冗談はさておき「19カ国ではなく、18カ国」とすべきところの単純ミスと考え読み替えて続けると、安倍晋三がG20において、ある1カ国とだけ首脳会談をしなかったとしたらそれがどうだと言うのだろう。それで君の考えだと断交はいつだと思うんだね?

「お前はいつが望みなのだ?」(ニセT-800 2019年7月19日 14:02)、、、「断交しないだろうな」と言ってるだけのわしの希望なんてどうでも良いよね。その後しばらくコイツは「韓国とは日米ともに断交の方向だが、今すぐ縁を切れば中国の思う壺なので距離を置いている」というネトウヨがよくする話をし出していたのだが、、、

「韓国を攻撃されても、中国と北朝鮮は痛くも痒くもないが、最も応えるのは貿易に絡む制裁です。その理由は、彼らに自給力がないからです。」(ニセT-800 2019年7月20日 09:52)、、、この辺から議論は怪しくなってくる。自給力の話で日本があまり偉そうなこと言わない方がいいよねぇ。

「違います。日本の経済力の強さは、内需の強さにあったのです。何しろ江戸時代は、鎖国をしていたのですよ。」(ニセT-800 2019年7月20日 09:55)、、、えぇぇっ。日本の自給力の証拠として江戸時代の鎖国を挙げるか。つか同時代李氏朝鮮も鎖国していたと思うけど。

「韓国経済のウィークポイントは、外需頼み。しかしながら、価格競争のために、国外市場ではダンピングを強いられるため、その穴埋めとして国内市場でぼったくるしかありません。だから、自国民から搾取する構造を余儀なくされます。これが自国民から「ヘル朝鮮」と呼ばれる由縁です。」(ニセT-800 2019年7月20日 09:58)、、、この発言が一番ひどいかな。「韓国は外需が強いが内需は弱い」という話で始まったのにすぐ「外需もダメダメ」と言った結果、何と「韓国は内需で上げた利益を外需のダンピングに投入し将来の利益を期待しシェア拡大している」などという結論になっている。この結論通りなら韓国内需めっちゃ強いやん。

「その時代に、彼らは何をしていたのでしょうか。両班が国民を搾取し、教育を与えず、技術革新もせず、あげくに支那の属国を選びました。」(ニセT-800 2019年7月20日 10:03)、、、「李氏朝鮮も鎖国していた」話へのレスだと思うが、民衆のための政治をしとったかどうかなんか論じてないぞ。鎖国してやって行ける自給力の有無を論じていたんであって、徳川日本と李氏朝鮮どっちも鎖国していたのだからその当時はどっちも自給していく力があったわけだ。
「韓国の市場規模は、現代に至ってなお5,000万人市場です。しかも、富裕層だらけならいざ知らず、貧民だらけの5,000万人。内需として頼れるでしょうか。」(ニセT-800 2019年7月20日 10:11)、、、いやんなこと知らんしどうでもいいけど、もしそうならお前の主張「韓国は外需でダンピングし、内需でぼったくっている」ってのは無理だわな。
「産業レベルが低いうちは、いくらでも自給できます。それができなくなるのは、国内にはない資源が必要となった場合です。日本も国外に資源を本格的に求めだしたのは、開国・近代化してからの話です。」(ニセT-800 2019年7月20日 10:15)、、、これは「李氏朝鮮も鎖国していた」に対するレスだと思うが、もしそうなら日本も「徳川日本も李氏朝鮮も自給力があったというよりは近代化前だから必要な資源が大して多くなかっただけ」という話だわな。
「もぅ少し、世界の構造を知った方が良い。日本が本当にアメリカ奴隷と、思いこんでいるのですか??それとも、そのように解釈したい反日願望ですか」(ニセT-800 2019年7月20日 10:17)、、、いや知識ない人にはある人が教えればいいんでない。論理破綻しているお前に教える知識やら能力やらあるとは思えないけどね。
「少資源だからこそ、日本はリサイクル技術を開発してきたではありませんかww 支那のように、資源の函養も考えないイナゴ国家は、今は何をしていますか?」(ニセT-800 2019年7月20日 10:20)、、、へぇリサイクル技術の開発とやらで日本は近代化後必要となった資源の自給力を身につけたんだ君の脳内では。
「アホか???ww リサイクルで資源・エネルギー不在を補えるなら、交易は必要あるまいwwww とはいうものの、本当は日本近海に資源もエネルギーも十分に有り余っていることは、判明しているがなww」(ニセT-800 2019年7月20日 10:25)、、、そうだよな。現代日本も現代韓国も近代化した結果、国内にない資源が莫大に必要となって、輸入に頼っているわけだ。鎖国時に自給できてたのなんかどうでもいい昔話。
「お前、無知のくせに背伸びをするなww 説明が面倒くさくなるだけだ。」(ニセT-800 2019年7月20日 10:27
「で、なに??経済レベルも技術レベルも、日本=韓国と思いこみたい反日思想か??」(ニセT-800 2019年7月20日 10:29
「お前、ぜんぜん歴史を知らないんだな………。」(ニセT-800 2019年7月20日 10:33
「解説するのも面倒だが…なんなら解説してやろうか?????」(ニセT-800 2019年7月20日 10:34
「歴史を知らないから、言葉尻をとらえての揚げ足取りしかできないということだろう。無知なバカどもは、みなやることが同じだ」(ニセT-800 2019年7月20日 10:36
「あっはっはっはっ!!!!!!!wwww バカを晒しはじめたかwww 恥をかく覚悟はできたか???」(ニセT-800 2019年7月20日 10:39
、、、はよ解説してやー何か解説することがあるなら
「プwww あのなwww 江戸時代と高度経済成長後の日本を、混同しているのはなぜだ??www」(ニセT-800 2019年7月20日 10:43 )、、、「日本の内需が強い」と言っちゃってそれを正当化するため徳川日本の鎖国を持ち出したのはお前。ね。

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2018年12月 3日 (月)

ポルコが操作しているのはコンテ通りタイミングレバーだと思う

岡田斗司夫プレミアムブロマガ「『紅の豚』徹底解説:最高にかっこいい!ポルコの愛機サボイア号の発進シーン」
「コンテを見ると『タイミングレバー』と書いてあるんですけど、何のことか僕にはわからなかったんですね」「知ってる人とかに色々と聞いてみると『ミクスチャーレバーじゃない?』と言われました」「その一方で、『これはタイミングレバーだから、本当に燃料の噴射タイミング、エンジンのピストンの中で気筒が動いている時に、どの位置で燃料を送り出すのかを切り替えるための操作だ』と言う人もいるんですよね」

タイミングレバーなら点火時期操作だ。回転数上昇に合わせて点火時期を早める(=進角)。
レシプロのガソリンエンジンでは、燃料を爆発させてピストンを押し下げる。そのピストンが下がる力を、クランクの回転運動に変える。回転するクランクの角度により点火する。爆発するガソリンがピストンをちょうど良いタイミングで押し下げるように点火角度を調整する必要がある。
ガソリンが燃える速度は一定なので、エンジンの回転数が上がった時には早めに点火しないとピストンが行きすぎてしまって、ガソリンの爆発力がちゃんとピストンに伝わらない。点火時期を早めなければならないのだ。
現代的なエンジンでは点火時期はディストリビューターが、さらにはコンピューターが自動的に進角させるようになっている。のでユーザーは「点火時期を変えなきゃならん」なんてことは意識しなくても問題なくなり、分かりにくくなっている。オートマティックトランスミッションしか知らない人に「クラッチ」「ギアレバー」を説明しようにもなかなか分からんであろうのと同じ。点火時期を意識するのはメーカーとチューナーくらいだ。

ミクスチャーレバーの可能性はないな。
コンテにタイミングレバーと書いてあるというし、ポルコは離水でスロットル開とともに操作している。ミクスチャーレバーは高空に上がって空気が薄くなった時にも最適な空気と燃料の比率(空燃比)を保つため燃料を減らすもんだから。

「最初にエンジンをスタートさせた時に煙が出るのは、燃料が濃すぎるからであって、このレバーは、燃料の混合比を少なくして、完全燃焼させるための装置」、、、地上でエンジンスタートした時に燃料が濃すぎるなら、調整の問題だわな。実際この後空戦で苦戦し、要はこの煙は「完調ではない」結果「墜落させられる」伏線だ。

ちなみに空燃比を変える説明で一般に分かりやすいのはチョークレバーだろう。エンジンが冷えている状態から始動する時に空気を減らし相対的に燃料を濃くして始動しやすくするもので、エンジンが温まるまでは濃くしたままだ。

「燃料の噴射タイミング」はこの頃のレシプロエンジンならバルブを開く時期ということになるが、クランクシャフトからカム等で自動的に行われ、手動操作で行われたことはない。市販車のレシプロエンジンでバルブタイミングの操作が行われるようになるのはホンダのVTEC(インテグラ、1989年)とかポルシェのバリオカム(ポルシェ968、1991年)とかから、もちろん自動だ。

「僕は宮崎さんみたいに飛行機マニアじゃないので、FacebookやTwitterで教えてもらったんですけど」

当時の航空機のエンジン形式は自動車と同じなので、問題は飛行機かどうかじゃなく、この頃のエンジンが現在とは進歩の度合いが違うのでこの時代のレシプロエンジンに詳しいかどうか。

だからこそ当時航空エンジン業界にはクライスラー、パッカード、ベントレー、ブリストル、ロールス・ロイス、サンビーム、ネイピア、BMW、ダイムラー・ベンツ、ルノー、三菱、アルファロメオ、フィアット、ピアジオ、イスパノ・スイザ、、、と自動車業界で馴染みの名前が並ぶわけなんだよね。

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2017年12月 4日 (月)

まもなく北朝鮮難民が日本人に虐殺される事件が起こる

2017年09/23の麻生太郎副総理兼財務相の「武装難民かもしれない。警察で対応するか。自衛隊、防衛出動か。射殺ですか。真剣に考えなければならない」という発言が問題になった。

麻生太郎氏の「武装難民来たら射殺するのか」発言に左派団体や識者ら猛反発

武装難民って何だ。難民てぇのはなけなしの何もかも持って来ているから、当然武器を持っている者もいるだろう。海賊みたいなのに襲われたらせめて最後の抵抗をせねばならんからな。満州から引き揚げて来た日本人がピストル持っていたら携行して来たのと同じだ。

韓国人や中国人の生活保護受給もネトウヨの非難の格好の対象だ。もちろん不正受給はなくさねばならないが、しかし文明国ならどこでも外国人にまで生活保護受給させるらしいけどねぇ。

実際には昔から散々あるらしいが、最近木造船漂着のニュースが多い。「漁業やってて遭難したらしい」とか「脱北して来たのではないか」という扱いなら良いが、最近「家電がなくなった」とかいう記事が出て来た。
多数の人間の中にはもちろん不逞の輩もいるだろう。日本人の中にもゴミをポイ捨てする奴もいるわな。難民の中には盗みを働く奴もいる。そんなものだ。もちろん盗みを働く奴はケシカランが、ケシカランのは北朝鮮の人間だからじゃない、盗みを働くからだ。

しかし現在事実を無視して「難民は法律やルールやマナーを守らず日本をめちゃくちゃにする」という雰囲気が蔓延させられている。このような雰囲気の中で、例えば偶発的な衝突がエスカレートして難民虐殺に至る可能性は極めて高い。
例えばニイハウ島事件なんかもそういう構造で起きてるわけだ。

「あらゆる選択肢を検討しておく、そのことの何が悪い」?
難民を射殺するなんてぇのを選択肢として考えつくなんて、人間の心を持っている限りあり得ない。「日本陸軍は南京で虐殺してない」なんてよくも言えたものだ。
多分50年後に日本人たちはこう言っているだろう。「日本人が201X年X月に北朝鮮人難民を虐殺しただぁ。証拠を出せよ」「あの時北朝鮮から来た奴らが武器を持っていて日本人を殺そうとしたからだろ」

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2017年3月11日 (土)

登山における小型軽量ヘッドライト、2017年03月版

 モンベルの新型が出たので登山における小型軽量ヘッドライト、2016年03月版を改訂する。

 登山には、必ず照明機器を持参せねばならない。
 人間は昼行性の動物であり、夜は眼が見えない。深夜でも何も持たず歩ける繁華街に慣れているから危機感をなくしてしまっているが、本来夜は暗闇であり、人間は一歩も歩けない。

 宿泊する時には常にすぐ出せる場所に携帯すべき。薄暗くなりつつある中をトイレに行った場合、帰り照明機器なしでは歩けないこともある。山小屋の居間でゆっくりしていたら消灯し自分の寝床どころか部屋も分からなくなることもある。
 日帰りの予定でも持つべきだ。足を傷めた時、緊急露営するよりコースタイム2時間のところ林道を足を引きずり5時間かかってでも人里に降りた方が安全かも知れない。その途中で日が暮れるとしたら照明機器なしでは無理。緊急露営にしても照明機器なしではどれだけ不安で不便だろう。
 実は登山でなくても必ず1人1個を常に携帯すべきだと思っている。20時に繁華街で大地震に遭ったとして、瓦礫の山と化し普段と全く違う惨状の道路を地獄の業火を避けながら照明機器なしで帰宅できるか。普段は2時でも15時とほとんど同じ感覚で歩け、電車で30分で帰れる場所だから何も考えずに歩いているが、そこが大災害時にどういう場所になるか考える想像力が欠片でもあれば、照明機器なしではいられないはずだと思う。

 △11は入手が容易である点から電気機器の電源を単3に統一すべきだと考えている。また予備電池を含めた重量軽減の観点から電池の本数は少なければ少ないほど良い。すなわち小型軽量機種なら単3×1が絶対条件である。無論普段運用するのは単3アルカリ電池ではなく単3ニッケル水素充電池。ちなみにモンベルのカタログでは製品重量が電池抜/込の両方が掲載されていて、その差は23g/本。
 手回し充電などは必要ない。内蔵電池の寿命とともにゴミになる。
 雨天下でも安心して使うためには、信頼できるメーカー製品で、防滴機能を持っている必要がある。一般にIPX4などと書いてあるのがその表示で、IPのすぐ後の数字が防塵性能、その次の数字が防水性能。Xは評価されていない表示で、IPX4なら防塵評価なし、防水等級が4。防水等級が4なら防塵は評価がなくても問題ない。防水等級について、一般登山には「あらゆる方向からの飛沫」に耐える4が必要充分。すなわちIPX4ならおっけい。ちなみにそれ以上の防水性能は5が「あらゆる方向からのノズルによる噴流水」、6が「あらゆる方向からのノズルによる強力な噴流水」、7が「圧力および時間で外郭を一時的に水中に沈め」ても耐える。8が潜水に耐える等級で具体的な内容を併記する。沢屋さんなど水をカブったり、場合によっては水中に浸かってしまうような人には安心材料かも知れない。

 登山の場合、両手を明けておきたいこと、落下させる可能性を減らしたいこと、荷物を減らしたいことから、照明機器を1つ選ぶならまずヘッドライトだ。ランタンは歩く時に使えず、懐中電灯は片手を占有される上に落とす可能性がある。これらは災害時にも同じことが言える。
 前後に首振りできるのは当然として、その回転軸が重心に近い方が良い。回転軸より重心が高い位置にあると、お辞儀をしてしまう可能性がある。新品をいじってお辞儀しなくても、使ってヤレて来た時に露呈する欠点なので始末が悪い。
 テントや山小屋で暗くて目が慣れている中で自分の目を眩ませないため、また周囲に迷惑をかけないため、点灯した時に暗いモードから始まらなければならない。また明るいモードは気にしないとしても、暗いモードは宿泊場所で多用するので雰囲気を壊さない電球色が良い。暗いモードでの稼働時間が長くなくてはならない。

 以上の観点でモンベルのコンパクトヘッドランプが一押し。

 第三世代の品番1124657の一番の改良点は、電池ボックス蓋が紛失防止ストラップ付きになったこと。山の中で小さいものを落とした場合、発見できるとも、拾いに行けるとも限らないのだ。
 また第二世代で小さいとは言え唯一難点だった暗いモードでの稼働時間が、第一世代を凌駕する80時間に延伸された。さらに2200円+税に値下げ。最大光量45ルーメン照射距離36m稼働時間27時間、15ルーメン22m73時間、5ルーメン5m80時間の3段階調整。46g電池抜。IPX6


 第二世代から点灯が2度押しで誤操作の危険が低いのも継続。

 タジマ
 「臍曲がり承知でどうしてもモンベルを使いたくない」という人にお勧めする。巻尺とかノギスで有名なメーカー、工事現場で手元を照らす観点からの開発だ。信頼性は言うまでもないだろう。
 ウェブサイトで実測特性などをかなり詳しく掲載している
のは好感が持てる。電池が減っても明るさが変わらないようにされており、電池が切れる前に3回点滅して暗くなることで警告してくれる。
 登山で使うなら暖かい電球色にして欲しいところだが、白々しい白色光なのは開発動機から考えるに仕方ない。
 作業用に平均的な配光になっているようだが、例えば「沢を渡った後に登山道の続きになっている森の切れ目を見つける」とか結構大変なので、暗い登山道を探すとなるとスポット的な配光の方が有利かも知れない。
 型番は規則性がある。最初のアルファベットが種類。次の数字2桁が最大光量。最後の一桁が電池で単3が1、単4が2。例えばM071なら最大光量70ルーメン、単3ということになる。

 単3×1の機種はペタ!M071。3943円税込。IPX6耐落下2m

 モンベルと比較するとわずかに高価にはなるが、最大光量70ルーメンは魅力で、この時の稼働時間は約4.5時間。照射距離は30mと短く、照射範囲の広さが伺える。他に30ルーメン約7時間、5ルーメン30時間の3モードで、再点灯時は最後に消灯したモードで点灯する。電池抜23g、極めて軽量だ。
 マルチライトとある通りどこぞにクリップしたりマグネットで鉄に貼り付けたり写真三脚に取り付けたりできる

 白々しい色が嫌いな人には、M071用アクセサリーキットLE-ZL2に赤いディフューザーが入っているが、暖色というより赤色になってしまうかも。また脱落しやすいというインプレを散見するので使用には要注意だ。

 白いディフューザーと、カメラのアクセサリーシューに載せるアダプターもセット。

 ヘッドバンドは通常の布ゴム?製が付属し、消耗したら別売りもある。ヘッドバンドLE-ZB3。1459円。

 この手の小物はもし「送料がついて馬鹿らしい」と思われる場合近所の建築資材屋さんとか工具屋さんで入手できるかも。

 これ以降はあまりオススメしない機種。「△11は何を以ってダメと判断したのか」読みたい人が読めるように書いただけなので、面倒だったら読まなくて良い。

 マイルストーン
 最近モンベルショップ以外の大手登山屋さんは揃って置いている。電源が単3×1の機種はMS−A1とMS−A2がある。多趣味をやって来た個人的な感想を言うと、技術情報のほとんどない、雰囲気写真ばかりのカタログは非常に印象が悪い。要するにこういうメーカーは「こういうものを作りたい!」という気持ち=製品コンセプト=書くことがないのだ。
 山の中で小さいものを落とした場合、発見できるとも、拾いに行けるとも限らないので、電池ボックス蓋が紛失防止ストラップ付きなのは良い。
 電球色
なのも嬉しい。
 
が、、、それ以外の点を、これまでに紹介した製品と比較しながら見ていくと、かなり欠点が目立つ。
 暗くする調光は長押し。一番暗くなった時点で1回点滅して今度は明るくなって行き、一番明るくなった時点で1回点滅して暗くなって行く。離した時点の明るさで点灯を続ける。
 最大の問題は点灯させた時に最大光量で点灯してしまうことだと思う。
 それなのに結構高価

 MS−A1は¥3456税込。最大20ルーメン照射距離30mで無段階調整。稼働時間は最大光量で約4時間、10%光量で約55時間。電池抜27g。IPX5。

 モンベルとのスペック比較では軽量だということになるが、個人的印象では、本当に満たしてほしい要件を諦めてまでここまで軽量な製品を選択する必要は感じない。

 MS−A2は¥4104税込。最大70ルーメン照射距離50mで無段階調整。稼働時間は最大光量で約3時間、10%光量で約10時間。電池抜27g。IPX5。

 最大光量が明るいのは良いが、稼働時間が短すぎるという欠点が上乗せされる。要するに「何でもできる」を目指すと「何もできない」結果を生む好例で、単3×1の製品に光量を要求したらこうなってしまうのだ。

 富士灯器はマイルストーンを作っているメーカーらしく、電池ボックス蓋が紛失防止ストラップ付きの外観もマイルストーンと共通。

 ZEXUS ZX−250。最大90ルーメンで無段階調整。稼働時間は最大光量で約3時間、10%光量で約30時間。電池抜27g。
 調光方法もマイルストーンと似ており点灯させた時に最大光量で点灯してしまう欠点持ち。暗くする調光は長押し、一番暗くなった時点で1回点滅して明るくなって行き、一番明るくなった時点で1回点滅して暗くなって行く。離した時点の明るさで点灯を続ける。点灯or調光後5秒以内の1回押しでさらに暗い電球色へ切り替え、そちらでも調光できる。

 誤点灯防止機構を働かせるのに消灯時に4秒長押しで設定が必要なのは良くない。荷物に詰め込む機会が多い登山用には、何の操作もせず誤点灯防止する製品が向いていると思う。
 防滴じゃないのは致命的に近い欠点。降雨に晒す可能性のある登山では安心して使えない。
 それなのに特別安価でもない

 ジェントス
 一般に「安価なヘッドライト」というお題でたいてい名前が挙がっているが、何とまぁ、あれだけ多数の機種を出しているのに、「一応名前を出せる」水準ですら、1機種しか見つからなかった。単4を気にせず使う上に電池3本が大好きなメーカーなので、ほとんどの機種が△11基準では足切りに遭ってしまう。メーカーの姿勢が△11と合わないのだろうな。

 GD−002D。1102円税込。単3×1。最大光量50ルーメンで8時間、エコモードで18ルーメン16時間。電池込55gなので、電池が23gとすれば電池抜32g。IP54、耐落下1m。

 安価だけど、それだけ。点灯させた時に最大光量で点灯してしまう欠点持ち。
 暗いモードが明るすぎ、持続時間が短い
 頭頂を通るバンドがあるのも欠点で、これがあると要らない時にも首掛けに変更がしにくいのだ。あれは「ヘッドライトの光源が電球で、だから電池が単3×4とか必要で、ヘッドライトが重くならざるを得なかった時代に、横のバンドだけではずり落ちてしまうがために必要になる装備」なのである。光源がLEDで単3×1の小型軽量機種に装備しているのは「何も考えずに漫然と作っているのではないか」と思えてしまう。

 フェニックス

 HL23。4550円。単3×1。150ルーメン1時間20分、50ルーメン5時間40分、3ルーメン100時間。電池抜約52g。防水性能IP68水深2mで30分、耐落下1.5m。

 光量変化の差が大きく大光量と長時間使用を両立しているのは好感が持てる。ただ個人的には登山における大出力ヘッドライト、2016年03月版に書いた通り、タジマ以外の「大光量」は額面通りに信じていない。だから「小型軽量ヘッドライトでありかつ大出力ヘッドライト」と言えなくもないこのモデルもこちらの記事で評価している。ANSI/NEMA FL1-2009には準拠しているので、最大光量モードで1時間20分後に15ルーメン保つ保証はされている。
 防水、耐落下性能も優秀
 側面押しボタン0.5秒の長押しで点灯させた時に最大光量で点灯してしまうのは問題だ。その後押すとモードが変わる。長押しで消灯。
 色は白色光だと思う。はっきり登山/キャンプ用でない機種で電球色を期待するのは無理だろう。
 高スペックで利点が多くなかなか頑張っている感はあるが、登山用で見ると残念な点もあるし、さすがに高価だな(^_^;

 マムート

 S-Flex。2592円。単3×1。電池抜22g、電池込48g。すでに製造中止のようだ。

 ブランド志向以外、特に積極的に選ぶ理由もない。

関連記事:
初心者の登山における用具全般、2016年05月版
登山における照明全般、2016年04月版
登山における大光量ハンドライト、2016年04月版
登山における小型軽量ハンドライト、2016年04月版
登山におけるランタン、2016年03月版
登山における大光量ヘッドライト、2016年03月版

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2016年11月27日 (日)

ニコンフッドリスト

以前△11が作成してニフティーサーブFPHOTOH16番会議室にアップしたニコンレンズのフッド純正指定リスト。
実用のためのリストなので、刻印で何に使えるか明らかなハズの、型番がH系列になる前の古い時代のフッドに関しては無視している。
転載条件は「△11作成であることを明記すること」。よろしければメールなど頂けるともっと嬉しいですm(__)m4649
最初に掲載した時は日本での慣例に従い「フード」リストだったが、「フッド」リストに訂正。

元リスト(FPHOTOH16#5285)
値上げ対応のアップデート(FPHOTOH16#17604)
1974年06/01〜11/15頃値上=HR-1,HS-1,HS-2,HS-3,HS-4,HN-1,HN-2,HN-3,HN-4,HN-7,HN-8,HN-12,HN-13,
1977年06/01〜09/15頃値上=HS-8,HS-9,

HR=Rubber
☆HR-1,¥700/800:50/1.4,50/2,Ai50/1.4,Ai50/1.8,Ai50/2,Ai50/1.4S,AiAF80〜200/4.5〜5.6D,
☆HR-2,¥800:55/1.2,Ai55/1.2,Ai50/1.2,Ai50/1.2S,Aiノクト58/1.2Noct,Aiノクト58/1.2S,AiAF50/1.4S,AiAF50/1.4S(New),AiAF50/1.4D,AiAF50/1.8S,AiAF50/1.8S(New),シネ7.5〜60/1.8,
☆HR-3,¥1000:シネ7〜70/1.4,
☆HR-4,¥500:Ai50/1.8S,シリーズE35/2.5,シリーズE35/2.5(New),シリーズE50/1.8,シリーズE50/1.8(New),
☆HR-5,¥500:シリーズE100/2.8,シリーズE100/2.8(New),AiAF80/2.8S,
☆HR-6,国内販売なし:シリーズE28/2.8,
☆HR-7,¥1800:TV11.5〜69/1.2,

HS=Spring?Snap-on?
HS-1,¥800/1000:50/1.4,
HS-2,¥800/1000:50/2,
HS-3,¥1000/1200:55/1.2,
HS-4,¥1200/1500:105/2.5,135/3.5,ベローズ105/4,
HS-5,¥1500:50/1.4,
HS-6,¥1500:Ai50/2,
HS-7,¥1800:55/1.2,Ai55/1.2,Aiノクト58/1.2,Aiノクト58/1.2S,AiAF80/2.8S,AiAFマイクロ105/2.8S,AiAFマイクロ105/2.8D,
HS-8,¥1800/2000:Ai105/2.5,
HS-9,¥1500/1800:50/1.4,Ai50/1.4,Ai50/1.4S,
HS-10,¥2000:Ai85/2,Ai85/2S,
HS-11,¥1800:Ai50/1.8,Ai50/1.8S,シリーズE50/1.8,
HS-12,¥1800:Ai50/1.2,Ai50/1.2S,
HS-13,¥:不明
HS-14,¥2000:Aiマイクロ105/2.8S,

HN=Neji
☆HN-1,¥700/800:24/2.8,28/2,Ai24/2.8,Ai28/2,Ai24/2.8S,Ai28/2S,35/2.8PC,35/2.8PC(New),AiAF24/2.8S,AiAF24/2.8S(New),AiAF24/2.8D,IX20〜60/3.5〜5.6,IX20〜60/3.5〜5.6(New),
☆HN-2,¥700/800:28/2.8,28/3.5,Ai28/2.8,Ai28/3.5,Ai28/2.8S,Ai28/3.5S,AiAF28/2.8S,AiAF28/2.8S(New),AiAF28/2.8D,Ai35〜70/3.3〜4.5S,AiAF35〜70/3.3〜4.5S,AiAF35〜70/3.3〜4.5S(New),AiAF35〜80/4〜5.6D,Ai35〜70/3.5〜4.8S,IX24〜70/3.5〜5.6,LW28/2.8,
☆HN-3,¥700/800:35/1.4,35/2,35/2.8,マイクロ55/3.5,43〜86/3.5,Ai43〜86/3.5,Ai35/1.4,Ai35/2,Ai35/2.8,Ai35/1.4S,Ai35/2S,Ai35/2.8S,Aiマイクロ55/3.5,Aiマイクロ55/2.8,Aiマイクロ55/2.8S,AiAF35/2S,AiAF35/2D,AiAF35〜80/4〜5.6D(New),
☆HN-4,¥700/800:GN45/2.8,
☆HN-5,¥800:50/1.4,50/2,
☆HN-6,¥1000:50/1.2,
☆HN-7,¥1000/1200:85/1.8,80〜200/4.5,Ai80〜200/4.5,
☆HN-8,¥1200/1500:105/2.5,135/3.5,べローズ用105/4,Ai105/2.5,
☆HN-9,¥1000:20/3.5,28/4PC,28/3.5PC,
☆HN-10,¥3500:200〜600/9.5,Ai200〜600/9.5S,
☆HN-11,¥1500:50〜300/4.5,
☆HN-12,¥1500/1800:52φ偏光/円偏光,AF-1,(35未満×)
☆HN-13,¥1800/2200:72φ偏光/円偏光,(135未満×)
☆HN-14,¥1000:20/4,Ai20/4,
☆HN-15,¥3000:Ai18/4,
☆HN-16,別売なし:ED180〜600/8,AiED180〜600/8S,
☆HN-17,別売なし:ED360〜1200/11,AiED360〜1200/11,AiED360〜1200/11S,
☆HN-18,販売なし:200/2プロトタイプ
☆HN-20,¥1800:Ai85/1.4S,
☆HN-21,¥800:シリーズE75〜150/3.5,シリーズE75〜150/3.5(New),
☆HN-22,¥1500:Ai35〜70/3.5S,Ai35〜135/3.5〜4.5S,AiAFマイクロ60/2.8S,AiAFマイクロ60/2.8D,
☆HN-23,¥1800:Ai80〜200/4S,AiAF85/1.8S,AiAF85/1.8D,
☆HN-24,¥1500:シリーズE70〜210/4,Ai100〜300/5.6S,AiAF70〜210/4S,AiAF70〜210/4〜5.6S,AiAF70〜210/4〜5.6D,AiAF75〜300/4.5〜5.6S,
☆HN-25,¥3500:AiED80〜200/2.8S,
☆HN-26,¥2500:62φ偏光/円偏光,(35未満×)
☆HN-27,¥1000:レフレックス500/8(New),
☆HN-28,¥2200:AiAF ED80〜200/2.8S,
☆HN-29,¥3000:77φ円偏光,(35以下×,AiAFーS ED80〜200/2.8D×)
☆HN-30,¥3500:AiAFマイクロED200/4D(IF),
☆HN-31,¥4000:AiAF85/1.4D(IF),
☆HN-32,¥1000:IX60〜180/4〜5.6,
☆HN-33,¥1000:IX30〜60/4〜5.6,
☆HN-34,¥4000:77φ円偏光,(35未満×,AiAFーSED28〜70/2.8Dは50以上○),
☆HN-35,¥:Ai45/2.8P,
☆HN-36,¥:AF-3,
☆HN-37,¥:AF-4,
☆HN-38,¥:Z58/0.95Sノクト,
☆HN-39,¥:
☆HN-40,¥:Z DX16〜50/3.5〜6.3VR,
☆HN-CP10,¥:クールピクス5400,
☆HN-CP11,¥:クールピクス5700,クールピクス8700,
☆HN-CP12,¥:クールピクス8400,
☆HN-CP13,¥:不明
☆HN-CP14,¥:クールピクス8800,
☆HN-CP15,¥:WC-E75,
☆HN-CP16,¥:TC-E3PF,
☆HN-CP17,¥:クールピクスP7700,クールピクスP7800,
☆HN-CP18,¥:UR-E24,
☆HN-CP20,¥:クールピクスP950,
☆HN-E5000,¥:クールピクス5000,
☆HN-N101,¥:1 10/2.8,
☆HN-N102,¥:1 11〜27.5/3.5〜5.6,
☆HN-N103,¥:1 AW10/2.8,

HK=Kabuse
☆HK-1,¥3000:Ai28〜45/4.5,
☆HK-2,¥1800:Ai24/2,Ai24/2S,
☆HK-3,¥2000:Ai20/4,
☆HK-4,¥3500:Ai35〜70/3.5,
☆HK-5,¥4500:Ai50〜300/4.5,Ai ED50〜300/4.5,Ai ED50〜300/4.5S,
☆HK-6,¥2000:Ai20/3.5,Ai20/3.5S,
☆HK-7,¥3000:Ai25〜50/4,Ai25〜50/4S,AiAF28/1.4D,
☆HK-8,¥2000:シリーズE36〜72/3.5,
☆HK-9,¥3500:Ai18/3.5S,
☆HK-10,¥2500:Ai50〜135/3.5S,
☆HK-11,¥2000:Ai35〜105/3.5〜4.5S,
☆HK-12,¥2200:Ai28〜50/3.5S,
☆HK-13,¥:不明
☆HK-14,¥2500:Ai20/2.8S,
☆HK-15,¥3000:Ai35〜200/3.5〜4.5S,
☆HK-16,¥3000:Ai28〜85/3.5〜4.5S,
☆HK-17,¥25000:AiED500/4P(IF),
☆HK-18,¥60000:AiAF-I ED600/4D(IF),
☆HK-19,¥25000:AiAF-I ED300/2.8D(IF),
☆HK-20,¥30000:AiAF-I ED400/2.8D(IF),
☆HK-21,¥25000:AiAF-I ED500/4D(IF),
☆HK-22,¥27000:AiAF-S ED300/2.8D(IF),
☆HK-23,¥63000:AiAF-S ED600/4D(IF),
☆HK-24,¥30000:AiAF-S ED500/4D(IF),
☆HK-25,¥60000:AiAFーS ED400/2.8D(IF),
☆HK-26,¥:AiAF-S ED300/2.8D II(IF),
☆HK-27,¥:AiAF-S ED400/2.8D II(IF),
☆HK-28,¥:AiAF-S ED500/4D II(IF),
☆HK-29,¥:AiAF-S ED600/4D II(IF),
☆HK-30,¥:AF-S VR ED200400/4G(IF),AF-S VR ED300/2.8G(IF)
☆HK-31,¥:AF-S200/2G ED VR II
☆HK-32,¥:
☆HK-33,¥:AF-S400/2.8G ED VR
☆HK-34,¥:AF-S500/4E FL ED VR,AF-S500/4G ED VR
☆HK-35,¥:AF-S600/4G ED VR
☆HK-36,¥:
☆HK-37,¥:
☆HK-38,¥:AF-S400/2.8E FL ED VR,AF-S800/5.6E FL ED VR
☆HK-39,¥:AF-S DX1685/3.55.6G ED VR,AF-S DX18300/3.56.3G ED VR
☆HK-40,¥:AF-S600/4E FL ED VR
☆HK-41,¥:AF-S120〜300/2.8E FL ED SR VR,AF-S180〜400/4E TC1.4 FL ED VR

HB=Bayonet
☆HB-1,¥1000:AiAF28〜85/3.5〜4.5S,AiAF28〜85/3.5〜4.5S(New),AiAF35〜70/2.8S,AiAF35〜70/2.8D,AiAF35〜135/3.5〜4.5S,AiAF35〜135/3.5〜4.5S(New),
☆HB-2,¥1000:AiAF35〜105/3.5〜4.5S,
☆HB-3,¥1000:AiAF24〜50/3.3〜4.5S,AiAF24〜50/3.3〜4.5D,
☆HB-4,¥1000:AiAF20/2.8S,AiAF20/2.8D,
☆HB-5,¥1000:AiAF35〜105/3.5〜4.5S(New),AiAF35〜105/3.5〜4.5D(IF),
☆HB-6,¥1000:AiAF28〜70/3.5〜4.5S,AiAF28〜70/3.5〜4.5D,
☆HB-7,¥1500:AiAF ED80〜200/2.8D,AiAF ED80〜200/2.8D(New),
☆HB-8,¥1800:AiAF20〜35/2.8D(IF),AiAF18/2.8D,
☆HB-9,¥:不明
☆HB-10,¥1000:AiAF28〜80/3.5〜5.6D,
☆HB-11,¥1500:AiAF24〜120/3.5〜5.6D(IF),
☆HB-12,¥1500:AiAF28〜200/3.5〜5.6D(IF),
☆HB-13,¥:不明
☆HB-14,¥2000:AiAFマイクロED70〜180/4.5〜5.6D,
☆HB-15,¥1500:AiAF ED70〜300/4〜5.6D,
☆HB-16,¥1000:IX60〜180/4.5〜5.6,
☆HB-17,¥3000:AiAF-S ED80〜200/2.8D(IF),
☆HB-18,¥1500:AiAF28〜105/3.5〜4.5D(IF),
☆HB-19,¥2500:AiAF-S ED28〜70/2.8D(IF),
☆HB-20,¥1000:AiAF28〜80/3.5〜5.6D(New),
☆HB-21,¥:不明
☆HB-22,¥4500:PCマイクロ85/2.8D,
☆HB-23,¥2500:AiAF-S ED17〜35/2.8D(IF),
☆HB-24,¥:AiAF ED80200/4.55.6D,AiAF VR ED80400/4.55.6D
☆HB-25,¥:AiAF2485/2.84D(IF),
☆HB-26,¥:AF70300/45.6G
☆HB-27,¥:AF28〜100/3.5〜5.6G
☆HB-31,¥:AF-S DX17〜55/2.8G IF-ED
☆HB-32,¥:AF-S DX18〜105/3.5〜5.6G ED VR,AF-S DX18〜70/3.5〜4.5G IF-ED,AF-S18〜140/3.5〜5.6G ED VR,AF-S DX ED 18〜135/3.5〜5.6G(IF),
☆HB-33,¥:不明
☆HB-34,¥:AF-S DX55〜200/4〜5.6G ED,
☆HB-35,¥:AF-S DX VR ED18〜200/3.5〜5.6G, AF-S DX18〜200/3.5〜5.6G ED VR II,
☆HB-36,¥:AF-S VR70〜300/4.5〜5.6G IF-ED,
☆HB-37,¥:
AF-S DX55〜200/4〜5.6G ED VR II,AF-S DX VR55〜200/4〜5.6G IF-ED, AF-S DXマイクロ85/3.5G ED VR,
☆HB-38,¥:AF-S VRマイクロ105/2.8G IF-ED,
☆HB-39,¥:
AF-S DX16〜85/3.5〜5.6G ED VR,AF-S DX18〜300/3.5〜6.3G ED VR,
☆HB-40,¥:AF-S24〜70/2.8G ED,
☆HB-41,¥:PC-E24/3.5D ED,
☆HB-42,¥:AF-Sマイクロ60/2.8G ED,
☆HB-43,¥:
PC-Eマイクロ45/2.8D ED,
☆HB-44,¥:不明
☆HB-45,¥:
AF-S DX18〜55/3.5〜5.6G VR,AF-S DX18〜55/3.5〜5.6G ED II,AF-S DX18〜55/3.5〜5.6G ED,
☆HB-46,¥:AF-S DX35/1.8G,
☆HB-47,¥:
AF-S50/1.4G,AF-S50/1.8G,AF-S50/1.8G(スペシャルエディション),
☆HB-48,¥:AF-S70〜200/2.8G ED VR II,
☆HB-49,¥:不明
☆HB-50,¥:AF-S28〜300/3.5〜5.6G ED VR,
☆HB-51,¥:AF-S24/1.4G ED,
☆HB-53,¥:AF-S24〜120/4G ED VR,
☆HB-54,¥:
☆HB-55,¥:AF-S85/1.4G,
☆HB-56,¥:
☆HB-57,¥:AF-S DX55〜300/4.5〜5.6G ED VR,
☆HB-58,¥:AF-S DX18〜300/3.5〜5.6G ED VR,
☆HB-59,¥:AF-S35/1.4G,
☆HB-60,¥:AF-S70〜200/4G ED VR,
☆HB-61,¥:AF-S DXマイクロ40/2.8G,
☆HB-62,¥:AF-S85/1.8G,
☆HB-63,¥:AF-S24〜85/3.5〜4.5G ED VR,
☆HB-64,¥:AF-S28/1.8G,
☆HB-65,¥:AF-S80〜400/4.5〜5.6G ED VR,
☆HB-66,¥:AF-S18〜35/3.5〜4.5G ED,
☆HB-67,¥:
☆HB-68,¥:AF-S58/1.4G,
☆HB-69,¥:AF-S DX18〜55/3.5〜5.6G VR II,
☆HB-70,¥:AF-S35/1.8G ED,
☆HB-71,¥:AF-S200〜500/5.6E ED VR,
☆HB-72,¥:AF-S20/1.8G ED,
☆HB-73,¥:AF-S300/4E PF ED VR,
☆HB-74,¥:AF-S24〜70/2.8E ED VR,
☆HB-75,¥:AF-S DX16〜80/2.8〜4E ED VR,
☆HB-76,¥:AF-S24/1.8G ED,
☆HB-77,¥:AF-P DX70〜300/4.5〜6.3G ED VR,
☆HB-78,¥:AF-S70〜200/2.8E FL ED VR,
☆HB-79,¥:AF-S105/1.4E ED,
☆HB-80,¥:AF-Sフィッシュアイ8〜15/3.5〜4.5E ED,
☆HB-81,¥:AF-P DX10〜20/4.5〜5.6G VR,
☆HB-82,¥:AF-P70〜300/4.5〜5.6E ED VR,
☆HB-83,¥:AF-S28/1.4E ED,
☆HB-84,¥:AF-S500/5.6E PF ED VR,
☆HB-85,¥:Z24〜70/4S,
☆HB-86,¥:Z14〜30/4S,
☆HB-87,¥:Z24〜70/2.8S,
☆HB-88,¥:Z24/1.8S,
☆HB-89,¥:Z35/1.8S,
☆HB-90,¥:Z50/1.8S,
☆HB-90A,¥:Z DX50〜250/4.5〜6.3VR,
☆HB-91,¥:Z85/1.8S,
☆HB-92,¥:Z70〜200/2.8VR S,
☆HB-93,¥:Z24〜200/4〜6.3VR,
☆HB-94,¥:
☆HB-95,¥:Z20/1.8S,
☆HB-N101,¥:1 VR10〜30/3.5〜5.6,
☆HB-N102,¥:1 VR10〜100/4.5〜5.6PDズーム,
☆HB-N103,¥:1 VR30〜110/3.8〜5.6,
☆HB-N104,¥:1 18.5/1.8,
HB-N105,¥:1 VR6.713/3.55.6,
☆HB-N106,¥:AF-P DX18〜55/3.5〜5.6G VR,1 VR10〜100/4〜5.6,
☆HB-N107,¥:1 32/1.2,
☆HB-N108,¥:不明
☆HB-N109,¥:不明
☆HB-N110,¥:1 VR70〜300/4.5〜5.6,

HE=Extension
HE-1,¥35000:Ai ED300/2S(IF),
HE-2,¥25000:Ai ED200〜400/4S,
HE-3,¥28000:Ai ED400/2.8S(IF),Ai ED800/5.6S(IF),
HE-4,¥25000:Ai ED200/2S(IF)(New),Ai ED300/2.8S(IF)(New),Ai ED600/5.6S(IF)(New),
HE-5,¥30000:Ai ED600/4S(IF)(New),
HE-6,¥15000:AiAF ED300/2.8S(IF),AiAF ED300/2.8S(IF)(New),

H番外
☆ねじ込み,別売なし:レフレックス500/8,
☆カブセ,別売なし:Ai ED1200〜1700/5.6〜8P(IF),
☆ラバーフッド,¥300:W35/2.5,
☆レンズフッド,¥300:W35/2.5,
☆VS-BF82,¥5500:VS-GH1,
☆VS-BF83,¥4500:VS-GH2,VS-GH3,VS-GH4,

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2016年8月26日 (金)

登山における生活時間

 最近ヤマプラを使っている。便利で良いサイトだと思うが、計画を立てる際に違和感があるのは出発時刻のデフォルトが8時になっていることだ。

 あり得ない。

 夏山での生活時間は、下界生活の3時間前倒ししたと思って貰えばだいたい間違いない。
 朝起きるのが3時でも珍しくなく、その場合ゴソゴソしだしても誰も文句は言わない。歩く距離が長ければ前倒しするしかないからだ。その場合もちろんまだ寝ている人も多いわけで、できるだけ静かにするのは当然だが、、、それは下界生活でまだ皆が寝ている6時に出かける準備をする時と同じ。
 朝食、山小屋では大抵5時に出される。テント場でもだいたいそのくらいに食べていると思う。
 出発は5時30分でも「今日は歩く距離が短いからね」という人を除いて「遅刻ギリギリ」という感じ。6時になれば連泊者を除いてスッカラカン。

 目的地到着は15時までを目標とする。結果として遅くなっても16時。
 山の中で道を間違えると1時間くらいはすぐに経過してしまう。日没が19時としてその時間まで歩く予定で組んでしまうと、目的地にたどり着けず山の中で暗くなってしまう。暗くなればほとんど行動不能、準備良い人でも野営、悪けりゃ遭難だ。夏山は午後になると天気が崩れることが多く、雨になれば道が滑る、視界が狭いので標識等見落とす、暗くなるのが早くなる、と相乗的に危険性が高まる。小屋泊の場合には先方の食事の準備もある。
 下山時に最後の林道歩きとか、分かりやすい一本道である旨明らかだという場合にはもう少し遅くまで行動する前提で予定を組む場合もあるが、あくまで例外である。

 すなわち夏山登山での「勤務時間」は6時から15時、うち1時間が休憩とすれば「実働」8時間。

 夕食は山小屋の場合普通17時だと思う。

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2016年8月 3日 (水)

登山における電源、2016年08月版

 登山では、いろいろなものが普段の生活より入手しにくい。
 そういう状況で、どうしても継続して入手しなければならないものがある。まず水であり、食料。そしてここまで電気機器が発達してくると、やはり登山中電源も確保したい。

 結論から言えばこれはほとんど「単3ニッケル水素電池に統一する」一択である。

・機器間で統一する。

 山で使う電気機器の中には絶対に稼働してもらわないと生命に関わるものもある。その場合に使用電池を統一してあれば各種電気機器の中にある電池が全て「予備電池」として機能するのだ。例えばヘッドライトを点灯し長時間歩かねばならない時には、デジカメの電池を抜いてヘッドライトに入れることによってヘッドライトの点灯時間は格段に伸びる。

 普段から使う電気機器も可能な限り単3に統一し、使い切った電池から充電器に掛け、ストックから使い、充電が終わった電池をストックに入れる、という生活を送っていれば「使いたい時に電池が充電されていないくて使えないことがある」「災害対策に置いてある電池の容量確認が面倒臭い」という悩みからも解放される。今後購入する電気機器を含めて全ての単3使用機器に使用してなお予備が出るよう、最初に電池を買う時には多め、それもかなり多めに買っておくことをお勧めする。
 △11はマウスもキーボードもICレコーダーも単3使用機種にした。

 携帯電話などどうしても統一できないものは、単3で充電できる充電器を一緒に持ち歩く。

・入手しやすい

 どこでも売っている電池を使う必要がある。現在日本で一番入手しやすいのは単3だろう。もし忘れたとか等の時にも、コンビニ等で買ってしのげる可能性が高い。

 単4もかなり普及してきて使用機器の小型軽量は魅力だが、電池容量が小さいのが大きな欠点。世の中が単3を中心に回っているため効率の悪い部分も出てしまう。

・現地で充電できる

 入手しやすいと言っても限度はある。使い捨ては気持ち悪いし、数を買って持ち歩くのも大変だ。一番良いのは現地で充電できることだろう。それがそのまま災害対策にもなる。当初の投資額は長期的に見ればそんなに高価でもない。

・低温に強い

 低温の状況下では化学反応の速度が落ちるため、電池の種類によってはすぐ「容量が空」になって使えなくなってしまう(化学反応が遅くなり電力が出ないだけで実際に容量が空になっているわけではないので、温めれば使える)が、ニッケル水素電池はその特性として低温にも比較的強い。

 以上の観点から選んだのが以下の製品。

 単3ニッケル水素電池、個人的にはパナソニックのエネループスタンダードモデルをお勧めする。最低容量1900mAh。充電可能約2100回。760円/4本、1492円/8本。

 エネループが入っているパックは携帯に便利。現在8本入りパックが2個手元にあるが、4本入りパックも欲しいので、少しばかり高価になっても次は4本で追加しようかと思うほどだ。「充電済は+が上、消費済は+が下」で入れておけば充電済電池がどれだけありどれなのかすぐ分かる。
 自然放電も少なく、メーカーでは満充電後20℃保管1年後の容量90%を保証している。

 最初に買う時には充電器とのセットを1つ入れておく。

 競合すると考えられる製品についてまとめる。名称、最低容量、充電可能回数、価格。価格は8本で統一した。

 

Amazonベーシック

充電式エボルタ

エネループ
経済   お手軽、1000mAh、
4000回、¥1280(4本×2)
ライト、950mAh、5000回、
¥1396(2本×4)
標準 無銘、1900mAh、
1000回、¥1340
スタンダード、1950mAh、
1800回、¥1727
無銘、1900mAh、
2100回、¥1500
容量 高容量、2400mAh、
500回、¥2196(4本×2)
ハイエンド、2550mAh、
300回、¥4960(4本×2)
プロ、2500mAh、500回、¥2101

 Amazonベーシックのニッケル水素電池は少し安価になるが充電可能回数で見劣りする。
 充電式エボルタは最低容量でわずかに優位だが、充電可能回数で不利の上に価格がぐっと高価。
 どこの製品にせよ高容量モデルは「万難を排してでもとにかく容量が必要だ!」という人でなければ無駄。

 太陽光充電器でお勧めするのはゴールゼロのガイド10プラスリチャージングキット。ソーラーパネル「ノマド7」とバッテリーパック「ガイド10プラス」がセットになっている。ゴールゼロは色々出していて単3/単4充電に対応しているのはガイド10プラスバッテリーパックこれ1機種だけだから注意が必要だ。

 ループがたくさん付いていて、天気の良い日ならアクセサリーカラビナでバックパックにくくりつければ歩きながら充電可能。後ろにファスナー付きのメッシュポケットが付いていて、充電コードや予備電池を入れておくのに便利。ガイド10プラスバッテリーパックにはUSB出力端子があるのでそれぞれ充電用コードを併用すればスマートフォンなどを充電可能。USBミニB入力端子があるのでガイド10プラスバッテリーパックの電池を外部から充電も可能。
 電池を4本揃えないと充電できない点にも要注意。
 単4も充電できるが、単3を充電できるところにスリーブを入れるためスペース効率の観点で見るともったいない感じがする。

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2016年8月 1日 (月)

登山におけるトレッキングポール、2016年08月版

 最近は山の中で会う人会う人皆持っている。しかし一昔前まで誰も使っていなかったわけであり、最初から揃えなくても問題ないものだ。ただ逆に言うと一昔前まで誰も使っていなかったものがこれだけ普及しただけの理由もある。

 少し大きな下り段差がある場合、ポールがなければ座り込むか後ろ向きになって降りなければならず時間と労力がかかるが、先にポールを下段に刺せれば手に体重をかけて足を降ろせる。
 緩やかに下っている道を歩く場合、ポールがなければ加速して危ないので脚の力を使ってブレーキを掛け続けてゆっくり行かねばならないが、ポールがあればそのブレーキ力を当てにして脚のブレーキ力を温存しながらある程度速いペースを保って迅速に行ける。

 長さは「上腕を真下、肘を90度、前腕を水平にしてグリップを持ち、ちょうど先端が地面につく長さを基本の長さにし、下りに差し掛かったらその傾斜に従い5cmとか10cmとか少し伸ばす。「登りは少し短めに」という意見が多いが、個人的には登りで「身体を押し上げる」「バランスを取る」くらいにしか使わないので、突くのは真横あたりになり、平面と同じ長さで良いと思う。

 選ぶ際に重視せねばならない観点はいくつもある。

・安全性

 一番重要だ。険しい山道で「おっとっと」となって支えようとポールに体重をかけたら折れたor短縮したでは危なくってしょうがない。トップメーカーでなくても良いが、自分が信頼できる程度のメーカーにはしておきたい。「安物だったから折れるかも」という気持ちが自分の中に欠片でもあるなら、持たない方がマシである。

 登山業界では「カーボン樹脂製はアルミニウム合金製との比較で軽量だが折れやすい傾向がある」とされているが、これは嘘だと思う。原料となるカーボンシートには繊維方向があって、互い違いに重ねて接着すべき、ってのが常識なのだが、そこで間違えて繊維方向が同じ向きにシートを重ねると強度が出ないのだ。すなわち「カーボン製でアルミニウム合金製より折れやすい」のが本当だとしたら、それはそのメーカーの単なる製造ミスである。
 自転車業界でも、自動車業界でも、航空機業界でも、スキー業界でも「カーボン樹脂製はアルミニウム合金製との比較で少し高価にはなるが軽量で強度も高い、ただし折損する際には曲折ではなく割れるように折れる」が常識だ。「強度でアルミニウム合金製に劣る」などと言及したら嗤われるのではなかろうか。
 個人的にはスキーのポールで通常の太さのアルミニウム合金製を長年使っていたが、衝突された時など毎度折れるのでバカバカしくなり、デモンストレーター用の細いカーボン製ポールを買ったらその時から全く折れなくなった。

・軽量

 ポールに極端な軽量性は必要ないが、しかし軽量性を一言でも口に出すのならポールからだ。なぜなら一日中振り子運動を繰り返させるものであり、重量差が一番効いてくるからだ。

 カーボン樹脂製とアルミニウム合金製を比較すればカーボン樹脂製の方が軽い傾向にある。

・伸縮方法

 岩場で邪魔になる際には縮めて、場合によっては収納して行動する。岩場は続くとは限らないので、結構毎度出して伸ばしたり縮めて収納していたりすると、そのわずかな差が積み重なって伸縮の時間が問題になってくる。
 グリップ部分が長くなっていて、どこを握るかによって瞬間的に実質の長さを変更できる機種もある。

 ネジ式。時間がかかるが確実だ。

 レバー式。迅速に調整できるが、調整具合によってはレバーを締めた状態にしても体重をかけると固定されていない状況がありうる。ちゃんと「レバーを締めたら固定されている」よう調整しておく必要がある。今はダイヤルなどで調整できる機種が増えて工具を要する機種は少なくなったと思うが、工具を要する機種は避けて通り、すでに買ってしまった人は注意して工具を携行する必要がある。

 伸縮箇所が複数ある場合は、強度を少しでも保つよう太い場所から伸ばす。
 5cm伸ばすのに2箇所を2.5cmずつ伸ばさねばならないようになっているなどという機種もあるが、調整の時間や手間から言っても論外。

・形状

 これはあまり問題ない。I字型を2本、T字型を1本、のどちらか。I字型を2本が普通。T字型で対応するのは里山歩きなど軽い状況のみである。

・アンチショック機構

 バネが仕込まれていて、大きな重量が掛かった時にホンの少し縮んで手首への負担を逃す。「ピョコピョコ跳ね回って怖い」と思うほど伸縮しないので、できるだけアンチショック機構を装備する機種を選ぶ。

・個別機種紹介

 ヘリノックスLB−130SAはちょっと高価だが、伸縮機構がキモで、2段伸縮なのにレバーは1箇所だけなので迅速に伸縮できる。

 460g/2本とまぁまぁ軽量。アンチショック機構あり。グリップが長く、握る場所により瞬間的に実質短くも使える。2本の価格である。

 モンベルでオススメなのはアルパインカーボンポールアンチショック。調整範囲は105cm〜130cm。95cm〜120cmと少し短くグリップが細いアルパインカーボンポールアンチショックSもあるので、小柄な人はそちら。


 モンベルは1本から売っており、1本破損した状況等を考えると嬉しい対応である。価格も1本の価格なので要注意。伸縮ネジ式でオーソドックス。ノーマルは紺と白から選べ、402g/2本。Sは赤と白から選べ、378g/2本。

 モンベルでちょっと言及しておきたいのはU.L.フォールディングポール。120cmが青、115cmが緑、110cmが赤。

 115cmモデルで344g/2本と軽量だ。長さ調整はできないが、グリップが長く握る場所により事実上瞬間的に長さ変更できる。アンチショック機構はないが、しなるので事実上軽いアンチショック機構になっている。ただし荷物が重い時にしなりが大きくなるのはちょっと怖い感じがある。バスケットを変更できないので積雪期には対応できない

・その他

 誰もが使うようになって「登山道が穴だらけになって雨水が浸透し崩れやすくなる」「湿地帯の木道が穴だらけになって雨水が浸透し腐りやすくなる」「先ゴムが湿地帯に大量に出てくる」など自然、安全、美観など各方面で問題になり始めている。注意したい。

 出発時に先ゴムを外すのを忘れ。泥濘地を通過した後で先ゴムがないのに気がつく、というパターンが多いので、シナノのPP−20が使えるなら最初にこれに交換しておく。

 △11のヘリノックスLB−130SAには問題なく使えた。

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2016年7月29日 (金)

熊鈴に関するあるmixiつぶやきに反論する

mixiニュースクマが自衛隊員襲う=訓練の下見中―福島に関する天 目という人のmixiつぶやき

熊避け鈴が未だに有効だと誤認している人が多過ぎ、自分から居場所を獲物が教えてどうするんだろうね(笑)人を襲うってのは、人を獲物として認識しているんで、音がすれば間違いなく襲う。もっと勉強して欲しいですね

 だって。
 結論から言えば、熊除けに鈴は有効である。

 ちなみにヒグマに対する私たちの考え方と取り組み(知床財団へのリンク)によると、2009年以降ヒグマの目撃件数は斜里町と羅臼町合わせて750件/年を超え、2012年度は2150件に達したという。ものすごい件数だ。
 出没時の対ヒグマ対策としては「① 威嚇、追い払い」「② 出没地点周辺の調査」「③ 駆除」「④ 捕殺個体の調査、採材」となっており、必ずしも即座に駆除する話になるわけでもないのが分かる。駆除の話は「餌付け行為や生ゴミの管理不徹底が原因で、人間の食べ物を口にして人間に付きまとうようになってしまった」という段階に至ってからである。
 食べ物を探しているうちに人間の周囲に食べ物があることを覚え、人間に付きまとうようになってしまう。これを放置すると人間との事故が起きるので、その前に処置する」、ヒグマと日常接する現場の、これが結論。

 人間を食べて味をしめまた人間を襲いに来る話は、多分三毛別羆事件(Wikipediaへのリンク、7名死亡3名重傷)が念頭にあるのだと思うが、これとて最初はトウモロコシを食べに来たのであり、しかも馬が騒いだので熊は撤退している。再度トウモロコシを食べに来たところに人間が気がついて驚き、熊を刺激したために事故につながり、それで人肉を食べて味を覚えてしまった、という順である。
 史上二番目の熊被害、石狩沼田幌新事件(Wikipediaへのリンク、4名死亡3名重傷)は馬の死体に寄ってきたのが発端である。人間を食いに来たのではない。
 史上三番目の熊被害、十和利山熊襲撃事件(Wikipediaへのリンク、4名死亡2名重傷)は原因が書いてないが、タケノコ狩りをしていて襲われている。
 史上四番目の熊被害、札幌丘珠事件(Wikipediaへのリンク、3名死亡2名重傷)は冬眠中の熊を起こしてしまったのが発端である。人間を食いに来たのではない。
 これも有名な熊被害、福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件(Wikipediaへのリンク、3名死亡)は人間の食べ物に寄って来たのを追い払い、クマと荷物の取り合いになったのが発端である。銃殺後熊の胃袋から人肉は出なかった。
 原因が不明の十和利山熊襲撃事件を除き、いずれも、最初から人間を獲物として認識し襲ったのではない。一度人間を食べた熊が「弱くてのろまで捕まえやすく食べ応えがある」獲物として人間を認識するようになってしまった事例はあるが、しかしそういう熊はもちろんのこと人間の死亡という結果をもたらしてしまった熊は人間が寄ってたかって殺してしまうため生き残らない。史上最大級の被害を出した事件を一通り見てもこれなんである。っていうか、熊が人間を見るなり獲物として襲ってくる性質の動物だったら、人間がこれまで放置したわけがない、とうの昔に全数駆除で絶滅させられてるって(^_^;

 ちなみに以上挙げた大事故のうち、十和利山熊襲撃事件を除きヒグマによる事故である。これは「人間との体格差」によると考えられる。ヒグマが180kg、ツキノワグマが60kg、人間が60kgとすれば、ヒグマからみた人間の体重を人間から見た場合20kg、ツキノワグマから見た人間の体重を人間から見た場合60kgになる。人間が20kgの動物と60kgの動物のどちらと喧嘩せねばならんとしたらどちらと喧嘩するか考えてみればすぐ分かるはずである。
 △11から見るに、相手の体格が上の場合は言うまでもなく「体格が下の相手なら勝負できる」とも思わないし、野生動物からしてもそうだと思う。昔家で飼っていた柴犬は多分10kg程度だったと思うが、怒った時は凄まじく恐ろしかった。動体視力が比較にならず、多分彼らが本気で△11を殺そうと思えばすぐにでも殺せたと思う。犬の特性で「自分より上の立場だと思っている者には逆らってはならない」という観念から殺そうと思わなかっただけだ。
 まして、これは救急医療も健康保険もない世界の話である。ある程度以上の大きさの動物を襲って怪我でもしたら、それだけでその後の生存は危うい。一大決心が必要だ。自然界に生きる動物はそんなに無謀ではあり得ないのである。

 熊と人間の事故は、まぁ個別にはいろいろあるが、出合頭で驚いてパニックに陥る、人間が小熊にちょっかいをかけたのを排除しようとする、人間が放置した食べ残しに釣られて接近してしまう、などである。
 出合頭で驚いてパニックに陥るのが原因とすれば、「人間がここにいるよ」ということを先に教えるのが有効である。鈴とかラジオとか話し声とか歌で、熊は先に「あ、人間がいる」と認識し、関わりたくなければ避けて通る。
 もちろん効果は完全ではない。人間を怖がらない個体もいるだろう。熊が夢中で食事していて気付かないこともあるだろう。しかし有効なのは山を知る者の間では検証どころか常識である。

》噛めば最低血液の味はしますよ?つまり獲物と同じ味です。

 ほほ〜この人、牛や豚や鶏と同じように犬や猫も噛んでみて、食肉だと認識するわけだ(^_^; 

》間違いないのは山に無闇に入らない事です。

 こんなこと書けちゃう人は、ちゃんと山に入った経験がないと思う。
 もし経験があれば、こんなこと口に出す前に自分の脳みそが「(苦笑)山ってどこからだよ?」「山が職場の人は出勤するなってことか?」と即座に突っ込むはずだからだ。
 犬の散歩で、宅地化した裏山に入れないのか?
 林業とか、山菜取りとか、山を職場にしている人も多数いるんである。

 だいたいこの人自身が「人との境界線が無くなってますから、市街地でも遭遇するわけで、出会ってからじゃ遅い」とも書いているので、要するにこの人、家から出られないわけだ。引きこもりだね。

 「熊がいること知ってて山に入る奴は自業自得」とか思っているかも知れないが、普通の人だって自動車が走っていること知ってて街に出て行くじゃないか。危険はどこにでもあるんである。

》私は山に入るときは最低限、銃は所持して行きますから、刃物とか
》通用しないですね。1度熊に叩かれてみたら良いですよ、熊相手に
》マタギでもないのに近接戦闘とか、馬鹿馬鹿しい。

 銃刀法違反(゚〇゚;アッチョンブリケ
 まぁこの人デマカセ言っているだけで、銃なんか触ったこともないと思うけどね。

 ところでこのつぶやきではなく「イイネ!」がたくさんついて2位になっているつぶやきに「自衛隊不要論を掲げる共産党員を連れていけば話し合いで熊を説得してくれるはず」とあるが、ここでいう「共産党」が日本共産党のことであるならば、自衛隊不要論は掲げていない。またクマ相手でも出会い頭に顔を会わせてしまいお互い硬直している時には、穏やかに「すみませんびっくりさせるつもりはなかったのですが」等と話しかけることでどうにかなった事例もある。
 もちろん野生動物相手に最初から「話が通じる」を前提に話はできないが、他に手段がなく止むを得ずそういう状況に追い込まれた時には、何もしないより話し合いをしてみるべきである。

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