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2007年3月 5日 (月)

宝飾品の存在意義、再考

 以前宝飾品の存在意義という記事を書いた。「美しくなければ宝石ではない」今でもその考え方が変わったわけではない。しかし、この記事を書いた時よりも色々なものが見えて来たのも事実なので、少し捕足記事を書いてみようと思う。

 最近サファイアをやっほ〜で色々見ている。サファイアは、ありがちな話であるが、熱処理によって美しい色を出すことが可能である。具体的に言えば、黒っぽい石の濃さを落とせる。この熱処理に関しては広く行われており、世間で流通しているほとんどのサファイアは熱処理モノらしい。
 非熱処理モノは高価に取引される。
 熱処理モノに関して巷の専門家には「やはり天然そのままの非熱処理モノの美しさにはかなわない」「別に非熱処理モノと熱処理モノでその美しさに差はない」という2つの意見がある。△11は多分非熱処理モノを全くもしくはほとんど見ていないし、少数見ていたとしてもこれが見熱処理モノと意識してみたわけではないからその差については全く関知するところではない。

 熱処理だけではない、色々な処理が次々に出てきてもいるようだ。

 サファイアは、合成も出来る。インクリュージョンが全くない、完璧なものが非常に安価だ。化学の観点から言っても全く天然物と変わりがない。
 天然物である証明は、本来欠点であるインクリュージョンによって行われる。

 さて、前回石ころが高値で取引されるその理由は本来一つしかない。その石が美しいからである。美しいから宝石になるのであって、名前が「ダイヤ」だから「サファイア」だから「ルビー」だから宝石なのではないと書いた。今回の話は△11がこの発言で想定していた場面とは違うが、その主張を突き通すならば、合成であろうと美しければ価値を認めなければならない。逆に言えば、合成で完璧なものが製造できるサファイアには全く価値がない、となるべきなのである。

 しかし△11は非熱処理の美しいサファイアが欲しい。何故だか自分でも分からないし、説明もつかない。

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