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2007年4月26日 (木)

MSR ドラゴンフライにアルコールは使えるのか

 以前MSR ドラゴンフライにはどんな液体燃料が使えるのかという記事で「アルコールも正式には使えないことになっているハズ」と書いた。今回はそれを確認しようと思い調べてみた。

 まずは燃料ボトル。
 代理店であるモチヅキの貼ったシールに「このボトルは燃料専用ボトルです。アルコール類含む飲料水等は入れないでください。」とある。
 これだけ読んで「ここで禁止されているのは狭義のアルコール、日本語で言うところの酒を入れて飲むことであって、燃料としてのアルコールを使用することは禁止されていない、という解釈も可能なのではないか」と思ったが、この文章がボトル本体にプリントされている「For petroleum fuels only. Not intended for beverages or alcohol」の訳文であろうことを考えると少し無理っぽい。アルコールはpetroleum=石油ではないからだ。

 次はMSRのホームページにてTech Supportに次のようなQ&Aを発見。
Can I burn alcohol in my MSR Stove?(△11訳:MSRストーブでアルコールは燃やせますか?)
No, MSR stoves will not burn alcohol, and alcohol will damage MSR Fuel Bottles.(△11訳:いいえ、MSRストーブではアルコールは燃やせませんし、燃料ボトルにダメージを与えます)。
 アルコールはアルミニウムを腐食させる、という話があるのでそれであろう。

 しかし同じくMSRのホームページFuels Around the Worldには 「mineral spirits」という欄があり、国によってAvailable=使用可否が「yes」になっているのは不思議という他ない。ちなみにmineral spiritsのAvailable=使用可否、Japanでは「no」である。
 そもそもmineral=鉱物とは何だろう。オーストラリアやイギリスではmineral spirits=white spirits(Available yes)とありwhite spiritを英和に掛けると「溶剤用テレビン油の一種」と出るのでアルコールとは違うようだが、これもアルコール同様鉱物ではない。ドイツのmineral spirits=spiritus(Available no)を独和に掛けると「エチルアルコール」。ベルギーではドイツと同じくmineral spirits=spiritusなのにAvailableはyes。フランスに至ってはmineral spirits=espirit-de-vin or alcool(Available no)、仏和に掛けるまでもなくalcoolはアルコールだ。

 まぁベルギーの表記がドイツ語でないとすればはっきりmineral spirits=アルコールと判明している国では使えないのだから使えなさそうではあり、自分の中で「使用不可」の方に強く傾いたのは事実であるが、これだけ調べたのに「使えないと思っていれば無難だが、はっきりどっちとは言えない、、、」という気持ちの悪い結論は変わらなかった(T_T)4949

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