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2007年8月 8日 (水)

2007年08/04〜08/07、広河原から北岳、間ノ岳登山2

 朝目覚時計で起きると自動車の中に準備しておいたザックを背負ってバス停へ。乗るつもりのバスは始発だけあって相当な人数が来ているが、バスは3台用意 され、さらに同時に乗合タクシーが何台も出たため行列はなし。バスは¥1k、乗合タクシーは¥1.1k。バスに乗ったが「あっちの方が乗り心地が良さそう だから¥0.1k高くてもあっちが良かったかな?」という声があった。予定通り5:10芦安駐車場を出発。
Photo  途中夜叉神にて停車しただけで、ほぼ時間通りの6:05に広河原に到着、歩き出す。左俣は残雪が多くアイゼンとピッケルを持って行って下さい、との情報があった。
 バスを降りたら北沢峠に行く林道をホンの少し登り、左に吊り橋で渡るのが北岳への登山道入り口。登山口には珍しいと思うのだが、すでに北岳は見えている。

 歩き始めてしばらくすると白根御池小屋への分岐があり、△11は当然左へ。時間を見ると6:45、コースタイムによれば6:30に通過しなければならない場所で、思ったより掛かっている。ウォームアップと思っていたが少しペースアップを考えなければならないかも知れない。

Photo_2  マラソンのスタート直後のように未だ多数の登山者が団子になって渓流沿いの道を進む。基本的には渓流沿いであるが、時々道自体が渓流になっているのは残雪が多いせいで水量があるのだろうか。

 登山道は基本的には左岸を行くのだが、一箇所だけ二俣の近くで崩壊地を避けるために右岸に渡っている。思ったより早く右岸へ渡り、かなり二俣は近いハズだ、、、と 思ったのが大間違いと後になって分かるのだが、△11は余裕をコイて7:30ここでゆっくり朝食を取った。しかし歩き出してすぐ左岸に戻るハズが、登山道は小さな 渓流をいくつも渡りつつそのまま右岸を行く。やっと戻った時にはとてつもない時間が経過していた。
 しかもこの頃から腹痛が始まった。不幸中の幸いだが下る感じではなく単に胃痛である。ストックの把手を胃に押し当てて耐えつつ歩く。

 沢から少し登って開けて来たと思ったら今回最初の残雪があった。
 少し登り出してエンジン音が聞こえて来るとやっと9:55二俣に到着。エンジン音を出しているのは二俣にある簡易トイレの施設である。
 ちなみにコースタイムによれば二俣を8:35に通過していなければならないハズだ。別に日程的余裕はあるので大勢には影響はないがコースタイムより遅れた記憶がないのでかなりショック(T_T)4949
 体調が良くはないこと、意外に時間が掛かってしまったことから今日の宿泊を肩ノ小屋に決定、右俣を登り始めた。右俣から小太郎尾根に出るまでは急登であ る。
 坂が急になったせいだと思うのだが、右踵が浮いて擦れ痛みが出て、それを庇って歩くために左腿が痛み出した。
 しかし景色が広がり出すのに連れて気分が変わって来た。歩き方や靴紐の工夫で足の痛みも消えた。荷物も妙に軽く感じられるようになる。谷から吹き上げる風に運ばれるように登る。普 段「何故登山に行くのか」と聞かれて「死にに行くのだ」と答えることがあるが、この感覚のことを言っているのかも知れない、、、と今回思った。

 12;30草滑りから登って来る道が右側から合流すると小太郎尾根は近い。
Photo_4 その辺りに花畑がある。ここは花が好きな人には天国なのだろう。△11は花に興味はないが、それでもここまで咲いていると気持ち良いものだ。色々撮影はしたが、そこにいた詳しそうな人に「珍しい」と聞いた双子のクロユリの写真をアップする。この写真のみニコン Aiニッコール85/2S(△11のカメラバッグ)で撮影。
 
Photo_3 13:10小太郎尾根に出るとやれやれである。視界が八方に広がり懐かしい仙丈ヶ岳が見える。甲斐駒ヶ岳も最初は雲に隠れていたが時々見えるようになった。左折し北岳肩ノ小屋に向かう。
 小太郎尾根から帰って来た人に「良い場所だから行って見なさい」という人がいるが体力的にも時間的にも精神的にも到底そんな余裕はない。
 

Photo_5  尾根に出てからの登りは知れていると分かっているので精神的に楽。到着直前まで姿が見えないが、14:10頃突然北岳肩ノ小屋の全容が見えると到着。ツギハギのパノラマ写真。宿泊の手続きをする。

 寝る場所は2F大部屋のB−7。2F大部屋の東側がB、西側がA。AとBの間に廊下スペースが確保されているのでトイレに行く時等人を踏む危険が少ない。天井は低いので気をつけていても頭をぶつける人が続出(^_^;
 食券制度はない。良いのかと思うが、食事なしの人は部屋が違うようで、食事の呼び出しを掛ける部屋と掛けない部屋で分けているのかも知れない。
 日曜日の夜なので空いていることを期待し近所にあったまとまった空きスペースを注視していたが、時間経過に従って埋まってしまった。肩ノ小屋の割当スペースは肩幅ぴったりがデフォルトなので、寝返りは打てない。それでも△11のところは何故かBー5〜8の4人分のスペースに3人しか来なかったので一番楽な部類だったろう。荷物は枕元か足元に転がしておく。

 夕食時5人程駆け込んで来た。今から宿泊の手続きらしい(^_^;
 初心者の皆様、16時頃までに到着するのが山の常識です。初心者なら14時頃までに到着するつもりの方がいい。山は暗くなるのが早い。道に迷った時や怪我した時にすぐ日が暮れるようではどうしようもなくなるでしょうがぃ、、、

Photo  北岳肩ノ小屋から見た鳳凰三山〜北岳。6枚ツギハギのパノラマ写真。きっちり長方形にしようと思うと北岳山頂が切れてしまうのでそのままにした。

20070805  日没。少し右に仙丈ヶ岳が見えている。

 18時頃「稲光が光っている」という噂を聞いて18時30分頃外に出ると甲府盆地の上に積乱雲があり、5秒に1回程ピカピカ光っている。そのうち甲斐駒ケ岳の方でも光り出した。

 空は満天の星空。仙丈ヶ岳の上には北斗七星、甲斐駒ケ岳の上にカシオペア座、そこから南に天の川が南に伸びて白鳥座を浸し、その横天頂にこと座、その先には北岳に尻尾を突っ込んだサソリ座、その心臓の上に木星、時々流れるペルセウス座流星群と思われる流星。
 星を見におばちゃんたちの「ふたご座ってどっち」「北極星ってあれ(木星)?」と頓珍漢な声が聞こえて来たため19時30分頃からプラネタリウムの解説員と化していた(^_^;

 消灯は20時の建前だったが実際には20時20分頃。以降さらに星の輝きが増した。鳳凰三山の上には不気味に積乱雲状の雲が真っ黒く立ち上り始めている。21時頃甲府盆地の遠雷が収まって甲斐駒ケ方面だけになり、皆が寝静まったので△11も就寝。

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