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2011年7月21日 (木)

燃料ボトルは赤、飲料ボトルは青で!

 最近飲料ボトルがだんだんカラフルになっている。

10470111048011Travel6smoke011 左の画像はシグの飲料ボトル。色は左から「ラズベリーサンセット」「グリーングラス」「スモークパール」だそうだ(^_^;
 頑張って探せばどんな色でも出て来そうな勢いですな。

 この理由は多分「マイボトル」の流行だろう。
 出先での水分補給を以前は自動販売機やコンビニで缶を買っていたのを、「ゴミを減らすため」「コストを下げるため」という目的で、大口で買って来て自宅でマイボトルに移し替える。このこと自体は非常に正しいと思う。
 そして全く悪気なく何色でも好きな色の製品を購入するし、在庫になければ「これこれの色でも生産してくれ」と要望を出す。無論ボトルメーカーとしても、消費者の需要があればそれに応じていろんな色の製品を製造したいだろう。

Sigg007010210130111408011 しかし気になっているのは、赤色の飲料ボトルが多く出てきたことである。
 左の画像はシグの赤色飲料ボトル。

 個人的には違和感がある。一見すると燃料ボトルに見えるからだ。ガソリンが入っていそう

 以前この業界には「燃料ボトルは赤色、飲料ボトルはそれ以外」という暗黙の了解があった。△11が赤色のボトルを見て「燃料ボトルだ」と認識するのもそのためである。

315frfmz8cl_ss500_31skcfbynvl_ss400__531m1djmqx3l_sl500_sl160__4Fuel_rd_641b0n4kmp5l_ss500__2 左の画像は、左からプリムス、トランギア、ラーケン、シグ、MSRの赤色燃料ボトル。

 ほとんどのメーカーは燃料ボトルを赤色で製造したことがある。逆に、赤以外の色しか製造したことがないメーカーは皆無だった。

 しかし、スノーピークが2001年初めて液体燃料ストーブを新規に出すにあたり燃料ボトルを青色が少し入った白色で出して来た。そしてそれと同じ頃であった印象があるが、オプティマスが緑色の燃料ボトルを出して来た。

41yf8fwqicl_ss500_31mwwlxsk3l_ss500_ 左の画像、左からスノーピーク、オプティマスの燃料ボトル。

 このようなことから折角暗黙の了解があったボトルの色は無秩序状態になりつつある。
 ちなみにオプティマスは赤色とか銀色のボトルが画像検索で出て来るので、途中で色をわざわざ変えたのだ。

 開発者に聞いてみたいのだが、明らかな根拠のある慣例を破ってまでなぜこれらの色にしようと思ったのだろうか?

 特にスノーピークはMSRと並んで実使用を重視するメーカーというイメージがあったので、本当にがっかりした。「仮説ー検証」がコンセプトだというが、燃料ボトルを赤色でなく白色にしたのはいかなる仮説と検証に基づいてなされたのか聞いてみたい。まさか「スノー→白色しか考えていませんでした!」なんて言わないよね?
 もしそうだとしたら、悪いことは言わない。遅くなればなるほど変更しにくくなるものなので、「今更変更はできない」等と言わず今からでも赤色に変更することを強く推奨する。もし誰かに「スノーだから白色なんです!」と強く言ってしまって引っ込みがつかないということであれば「ベースカラーは引き続きスノーの白色ですが、日本ブランドであることを誇りとし青色だった部分を赤色に変更します!」とか屁理屈言って白色/赤色でも良いではないか。個人的にはオメデタクてちょっと気恥ずかしいが、、、

 燃料ボトルの色を決め、その色を飲料ボトルに使用しないことで、取り違えの危険性を減らせる。決めるとしたら火の色である赤色に決まっているだろう。実際歴史的にもそうして来たのだし。

 ガソリン飲んでみたい?

 △11は飲みたくない。

 キュラソ星人じゃあるまいし、、、えっ。「燃料も飲料もエタノールだ」?
 そういう人はいいです。失礼致しました。

 万が一にもガソリンを飲みたくない人は、燃料ボトルは赤色で買い、飲料ボトルは赤色と銀色を避けて買うべきだ。

 なぜ飲料ボトルで銀色も避けたほうが良いかというと、世間には銀色の燃料ボトルも結構あるからだ。

411aenpw1ml_sl500_aa300_1595145269 左の画像、左からラーケン、シグの銀色燃料ボトル。どちらのメーカーも赤色の燃料ボトルも製造している。

 銀色は人類が容器に使って来た金属の素の色なので、「区別すべきだ」という気持ちがない段階の遺物なのだろうと思う。
 だから、銀色は燃料ボトルにも飲料ボトルにも避けた方が良いのだ。

 では飲料ボトルを何色にするかだが、人間の飲料の主成分は水なので、素直に水をイメージできる青色にしておくのが分かりやすいだろう。

2dd7f11as 左の画像、シグの青色飲料ボトル。

 自分や家族の安全に寄与するのは無論のこと、売れなきゃメーカーは作らないので、他人の安全にも寄与する。素晴らしいではないか。誇らしいではないか。

 明らかに理由がないルールなんぞ無視すれば良い。しかし本来ルールというのは理由があってそうなっているのだ。
 余談になるが、理由のないルールの存在から人が学ぶことは唯一「ルールなぞ守らなくても良い」ということである。だから理由のないルールは一切決めてはならない。

 ちなみに高圧気体タンクの場合は法律で色が指定されており、タンク表面積の1/2以上をその色にしなければならない。また他の内容物のタンクを指定色にしてもいけない。その色は酸素は黒色、水素は赤色、二酸化炭素は緑色、アンモニアは白色、塩素は黄色、アセチレンは褐色、その他は灰色である。また可燃性ガスの場合は「燃」、毒性ガスの場合は「毒」の文字を入れる等細かく決まっている。全く当然である。

 以前どこでだったか忘れたが、海上保安庁が使っているスキューバ用タンクに「クウキ」とあるのを見て「間抜けだ」と書いている馬鹿者がいた。しかし海上保安庁の潜水士でこれを間抜けだという奴はいないだろう。事故現場でドロドロに汚れ過労の状態でも絶対に間違えようがない、海上保安庁の潜水士はこのことを是が非にも必要としているのだ。事故の可能性を少しでも減らせることは素晴らしいことだ。誇らしいことだ。

 本当はガスストーブ用カートリッジもその内容物に沿った色であるべきだと思う。

41xzr0gwol_ss500_ 51sjvzj9rtl_sl500_aa300_ 41aqnahjxbl_ss400_  左の画像、左からEPIの緑色カートリッジ、キャンピングガスの青色カートリッジ、プリムスの黄色カートリッジである。
 ここまで読んで来られた方には△11の主張はお分かりかと思うが、この中で一番良いのはプリムスだと思う。しかも通常型のGガスは文字が黒色だが△11も使っているハイパワーのTガスの文字は赤色だ。

 「間違えっこない」?
 「関係ない」?
 「赤が好き」?
 「法律で決められていない」?
 そうやって事故の端緒は産まれるのである。ガソリン飲んでなさい。

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コメント

 先ほど面白いことに気がついた。Google検索で「赤 マイボトル」では1番にこの記事が出るのだが、「マイボトル 赤」では影も形もない。単語を記載する順番も関係あるんですなぁ。

投稿: プリズム11 | 2011年8月15日 (月) 18時52分

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