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2012年8月24日 (金)

2012年08/19〜08/21、三股から蝶ケ岳、常念岳登山2

 2012年08/20朝起きると登山口から一番近い場所にあったパジェロの人が起きて来ていて、少し話した。昨晩は車内泊で、テントを背負って登るという元気な70代。すごいのぅ。

 テントを撤収するかどうか少し迷ったが、朝露でフライシートがびしょ濡れだったこと、帰って来た時仮眠を採る可能性があることから留置したまま登ることにした。疲れて帰って来て撤収ってぇのも面倒かと考えたが、大した手間でもない。

 5:22出発。ゲートを過ぎて林道を800m歩くと登山口。そこから50mで5:37分岐点に出て、蝶ケ岳の方へと向かう。
Dscn3968 結構すぐ本沢を吊り橋で渡る。

 今日は特に問題なく歩けるが、本沢は時々増水があってこの下のルートが歩けなくなるらしく、この下の沢沿いの道を常念岳登山道へ迂回するルートが作られている。

Dscn3969 増水に備えてなのだろう、吊り橋は横も下も金網。

 △11は高所恐怖症の気があるが、網のきめが細かいので、そんなに怖くはない。水面から高いわけでもないしね。

Dscn3970 吊り橋を渡って振り返ったところ。

 6:03に力水。これがこのルートの最終水場になる。金属製のコップ、、、というより柄杓の頭みたいなのが置いてある。

 その後歩いているうちかなり年上の単独の人と自然に一緒になった。日帰りで蝶ケ岳を往復するという。明らかに△11より早いペースで歩ける人だが 合わせてくれている。まぁ単独行であれば誰かと一緒に歩いた方が楽しく、苦しい時間が過ぎるのが早い。まして高齢者なら誰かと同行の方が安心感があるからかも知れない。何処まで行くか相談してみると「常念小屋は常念岳から標高にして400mも降りるので、登り返しが大変だ」と仰る。地図で見るとなるほどそうだ。山頂を避けて直接降りて来るエスケープルートもあるが(このエスケープルートが廃道になっていることはこの時点では知らなかった)、日程を考える上で登山、縦走、下山の3行程を2日に分けるなら「登山+縦走」と「下山」で分割なんて無駄っぽい。コースタイムで歩ける可能性は低いので常念小屋まで行くとすると到着時刻がかなり遅くなることにもなる。明日にノルマを残すのも不安はあるが「登山」と「縦走+下山」で分割した方が労力が均等化される。今日のノルマは蝶ケ岳まで登るだけとなり、午前中に到着するのは間違いなく、少しもったいない気もするが、それで良いだろう。

Dscn3972  樹の間から常念岳が見えた。ずいぶん歩いた気分だったのだが、まだまだぐっと高い位置に見える。

 7:24にまめうちだいら。ここまでのコースタイムと実際の差が今回の一つのポイントで、引っ張ってもらったこともあるがコースタイム2時間30分のところ1時間57分で来たわけで、何とかコースタイムを上回ったことになる。

Dscn3974 この辺りは昨晩は雨が降ったようで、この樹は葉にオーバルカットのダイヤモンドを装っている。

 延々森の中を歩き続ける。なかなか森林限界を超えない。湿っぽいので蒸し暑い。シャツはすぐびしょ濡れになった。そして駐車場に蚊がいなくて悩まずに済んだのに、上に登って来たらブヨか何かがやたら出始めた。

 長い間励まされつつ一緒に歩くが、「もうすぐ尾根に出ますよ」と言われた直後とうとう引き離されてしまった。

Dscn3975 ある場所で突然森が切れて開け、看板が立っている。大滝山へ行く道との分岐だ。ここまで来ると一段落。尾根はもうすぐ上に見えているし、蝶ケ岳ヒュッテも近いはず。

 蝶ケ岳の山頂ははっきりしない。
 以前は現在「瞑想の丘」と呼ばれている場所が山頂で、三角点「蝶ケ岳」はここにあるらしい。しかし その後蝶ケ岳ヒュッテの南側にある場所の方が高いということからそちらが「蝶ケ岳最高点」とされ、そちらが山頂とされるようになっているようだ。人によっ ては「もっと昔は、今蝶槍と呼ばれているのが、蝶ケ岳の山頂だった」という人もいて、もしそうだとすれば2度も「移転」したことになる。
 個人的には、命名理由が山頂にあるなら変更できないと思うけど、ここの場合は山頂がどこなのかこだわらなくても良いと思う。実際山頂付近はなだらかな丘で、はっきりしないもんねぇ。

1_2  というわけで最高点の脇を通過、10:29蝶ケ岳ヒュッテ。左の写真はつぎはぎパノラマ。まめうちだいらからのコースタイム2時間20分に対し3時間 05分掛かっている。やっぱり最初のまめうちだいらまでは最初体力がある時に引っ張ってもらって飛ばせたから達成しただけのようだ。

 瞑想の丘に10:33到着。

Dscn3981 雲は多いがしばらく粘っていたら槍ヶ岳も何とか見えた。

 8月の天候パターンとしては10:00頃まで雲海を除いて無雲だが、その後谷から霧が吹き上げ始め、午後まとまった量になって視界を遮り始め、場合によっ ては雨になる。夜になってしばらくした頃再び晴れる、というのが普通だ。
 ここもそのパターンだが上高地からは霧は吹き上がらず、吹き上げるのは安曇野側からだ。上高地の向こう、飛騨側からもあまり上がらない。
 そういうわけで今日は景色にはあまり期待していない。今晩の夜の星空と、明日の10:00までだ。今日も良い景色を見たいのなら10:00より前にこの場所まで上がるべき、ということになる。

 わずかに戻って蝶ケ岳ヒュッテに入る。昼食にカレーうどんを注文し、食べ終わってゆっくりしていると宿泊の受付が始まったので受付してもらった。¥9kで夕食朝食付き。夕食17:30、朝食5:30。昼食の記載欄もあり、「んな時間までいねぇよ」と思って注文しなかったが、これは弁当だったらしい。弁当と書いてくれれば間違いなく注文したのに(T_T)4949

Dscn3982_2 今晩の寝床。ほぼ最初の受付だったので一番奥の方だ。二段になっている下段。
 布団2つごとと、廊下側をカーテンで仕切れるようになっている。男性はどうでも良いけど、女性は更衣室まで行かなくても良いからありがたいだろうな。
 とっとと寝て、周囲から感心された。いや睡眠時間は重要なんで、最初に周囲と打ち解けたら、その後は取れる時に取れるだけ取っとかないと。

Dscn3992  常念岳は最初雲を被っていたが、少し経って誰かが「常念ですね」と言っているのを聞いて振り向くと出て来ていた。明日はここが目的地だ。

 昨晩常念小屋に宿泊して逆ルートで来た人に聞いてみると、結構昇降があるという。また稜線歩きの割にはブヨがいっぱいだとのことだった。う〜ん昇降も虫も嫌じゃあ(T_T)4949

 穂高から来たおじさんおばさんの集団がわぁわぁやっているのを聞いていたら最初は「アレが日赤で、あれが子ども病院で、あれがゴミ焼却場でしょ」 とかまともなローカル話だったのに、いつのまにか「あれがうちの犬小屋ね」「あそこからあそこまでウチの敷地」と大ボラ合戦になっていた(^_^;

 奥穂高の方でいわゆる「天使の梯子」状態が続いていて、何枚も撮影したが、写真にはならなかった。

Dscn3993_2 日没の時間帯も外へ出てみたが、あまりきれいにはならないままだったので諦めて小屋に入った。左の写真は夕日に照らされる雲の下の槍沢。

 夜中に起きたので外へ行くと予想通り満点の星空。槍ヶ岳から奥穂高がシルエットになってくっきり見える。アークトゥルスがキレットに乗っていて格好良い。

 ロビーに居ると星を見におばさん2人連れが出て来た。「昨晩との連泊だけど昨晩は疲れて眠ってしまったので全く星は見られなかった」というので一緒に出て星の解説をしたけど、アークトゥルスはもう沈んでしまっていた。

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