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2013年11月26日 (火)

登山におけるクッカーの縦横比

 記事登山におけるチタンとアルミニウムの最後でも少し書いたが、△11としては、効率を高くしたいのであればクッカーの材質なんかよりずっと縦横比の方が重要だと思っている。
 小さいヘッドでも炎が溢れちゃうような縦長アルミニウム製クッカー使いながら「チタンは熱伝導率が低いから効率がねぇ」なんて言っても説得力ないでしょ。

 上左はアルミニウム製で縦長のスノーピークSCS-004ソロセット「焚」。約φ95mm。
 上右は△11も使っているチタン製で扁平のスノーピーク 純チタン3点セットSTW-001T(△11のバックパック)。小さい方で約φ125mm。
 実験したわけではないが、この二つの比較で言えば絶対火を受ける床面積が1.7倍あるスノーピークSTW-001T純チタン食器3点セットの方が短い時間で、すなわち少ない燃料で湯を沸かせると思う(スノーピークSTW-001Tは一応タテマエが「クッカー」でなく「食器」なので火にかけない方が良いのかも知れない)。
 また縦長のクッカーでは溢れた炎で把手が焼かれて熱くなり、手袋なしでは触れないのも問題だ。

 クッカーセットの代表的存在の一つ、チタントレックコンボSCS-010T。内容としてはトレック900とトレック1400の組み合わせ。トレック900で約φ120mm。

 縦長のクッカーが熱効率で劣るのは直感的に誰でも分かりそうなものだが、実際にはクッカーはこのような縦長が主流だ。
 これは250gのOD缶がちょうど収まるサイズ、約φ120mmから決まっているのだと思う。ちなみにソロセットは110gのOD缶がちょうど収まる径になっている。
 ただ、ソロセットはさすがに細すぎて明らかに熱効率が低いと思うものの、トレックコンボに代表される一般的なセットなら、かなり径はあるので気にする程度でもないかも知れない。ただでさえ径が小さくて火に近いところに縦長で手が触る場所が熱くなってしまいそうな気はするが、トレックコンボは把手が縦長で持ちやすいという利点もある。

 逆に言えば、OD缶収納を考えず、例えばフリーズドライ食品とかを入れてパッキングするのであれば、縦長のクッカーを使う理由はほとんどない。
 とすれば揃えるべきは小容量のセットは左下のスノーピーク 純チタン3点セットSTW-001T(△11のバックパック)、大容量のセットは右下のスノーピーク チタンパーソナルクッカーセット SCS-020T(△11のバックパック)となる。

関連記事:
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