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2014年6月17日 (火)

登山におけるザックカバーとスタッフバッグ、2014年06月版

 その外観からすると意外かも知れないが、バックパックは、防水ではない。ウチにテント用の防水液、パラウェットがあるのだが、それで防水できるのだろうか。できない理由が考えつかないが、できるとすればなぜメーカーはバックパック本体を防水にしないのか、不思議なところである。

 とにかく現状売っているバックパックは防水性がないので、荷物を濡らさないために対策を講じる必要がある。

・ザックカバー

 バックパックにカバーを取り付ける方法。小さく畳んで荷物のどこかに入れておき、雨になったら拡げて装着する。背中に接する側はがら空きなので後述スタッフバッグ方式との比較なら防水性は落ちるが、無論普通に歩く分には充分である。

 最近はバックパック本体に付属する製品もあるので、買う前に要確認。バックパックのてっぺんか底に小さいファスナーがあれば開けてみると、場合によっては本体とバックルで繋がったザックカバーが出て来る。この方法の利点は紛失や忘れ物の可能性が少ないこと、欠点は後述スタッフバッグによる防水を選択しそれだけで充分と判断するなら無駄になってしまうことだ。

 買う場合に問題になるのがサイズで、伸縮しある程度の大小に対応するものを選ぶと良いが、無論限界はあるので現物合わせをお勧めする。メートル法の表示であるのにも関わらずメーカーによって結構違うと言われているので、容量のリットル数だけで決めるのは危険。マットやポールを外に取り付けたりもするので、迷ったら大きめ

 取り付ける際に上下を間違えないように。メーカーロゴを正立させれば正しい向きになると思う。後は大雨が続くとザックカバー底が池になりかねないため、たいがい底に水抜き穴が空いているので、それで確認できる。

・スタッフバッグ

 荷物を分けて入れる小袋に、防水性のあるものを選択する方法。

 どうせ小分けはした方が便利だし、ザックから出した時も荷物を濡らす可能性が低くなるので、どちらかと言えばこちらがお勧めかも知れない。無論両方の手段を併用することで防水性を高くすることもできる。

 防水という意味では例えば市町村で指定しているビニールのゴミ袋でも良いわけだが、破れるし、ガサガサうるさいので山小屋やテントでは周囲に迷惑になる。無論製品のスタッフバッグもある程度ゴソゴソ言うが、ビニール袋と比較すれば音が低い。

 例えばモンベルのアクアペル等、口を折り返しバックルで留めることで高い防水性を持つものもあり、例えば火器など水を嫌うモノを入れる分だけ選択する手もあるが、一般的には沢登りのような特殊な登山でない限り不要、生地が防水で口を絞るタイプで充分だ。生地、ゴアテックスを使う製品もあるが、透湿性が必要ないので、比較して高価であれば避けて通る。

 種々の色と容量がある。適当に買うのではなく、まず内容物と色の印象を合わせることをお勧めする。理由は燃料ボトルは赤、飲料ボトルは青で!まで。次に内容物により容量を決める。
 具体的に△11が考えた例としてはモンベル スタッフバッグ(△11のバックパック)を。ただし△11が揃えたハイドロプロスタッフバッグは旧型であって揃わない。新型のライトスタッフバッグもあるが中間色なので個人的にはあまり好きではない。原色系で自由に容量と色を選べるバイレスをお勧めする。以下左上からS(W19×H33cm)、M(W30×H43cm)、L(W37×H53cm)、3リットル(W14×H24cm)、6リットル(W17×H33cm)、10リットル(W18×H44cm)、15リットル(W19×H53cm)。もっと大きいのもあるが、ザックの中身を分類する用途ならここまでで充分だろう。

 余談になるがモンベルのプロテクションアクアペルについて。2014年秋現在、プロテクションアクアペルはアウトレットに移行した旧型より新型の方が安価なので注意が必要である。

 例えば2リットルでいうと新型は品番1123841で¥1450+8%、旧型は品番1123467で¥2134+8%。旧型は生地が分厚くて丈夫そうだが新型でも頼りない感じはないし、重量の観点から言っても新型の方が良さそうだ。どうしても旧型が欲しい人以外は新型をお勧めする。

・ザックカバー+スタッフバッグ

 個人的にはこれを選択した。現場で起きることはとかく机上のお話では終わらないところがあって、多重防護の方が安心なのだ。

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