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2015年6月16日 (火)

登山における寝袋のカバーとシーツ、2015年06月版

 実はこの分野で特別「ぜひとも買った方がいい」という製品はない。

・スリーピングバッグカバー

 あった方がいいが、ないならないでやって行ける。
 なぜ「ないならないでやって行ける」と思うか、と言うと、濡らしてしまうのは就寝時だろうし、1泊なら濡らしても次の日は背負って来るだけだからだ。濡らしてキツいのは連続しての2泊目以降であり、そんなこと初心者の頃からするとは思えないからだ。

 結論から言えばこの分野はほぼ一択。ブリーズドライテック U.L.スリーピングバッグカバーワイド、品番#1121028である。¥12231+税。190g。ブリーズドライテックの2レイヤー。

 

 色々類似製品はあるように見えるが、実は「何を人に勧めるか」という観点で見ると意外に選択肢はない。

 △11のお勧め通り寝袋にダウンハガー800を選択していれば、これは寝袋自体にポルカテックス処理がしてあるので、わざわざカバーを買うのに防水透湿は絶対であり、ポルカテックスのカバーは論外である。
 んで、論じるのはゴアテックス製かブリーズドライテック製か。透湿性ではほぼ同等。防水性はゴアテックス製の方が高いが、実際に濡れないのであればそれで充分なので、ゴアテックスの必要はない。何よりゴアテックス製は高価だ。¥18300+税。

 ノーマルかワイドか。これは寝袋本体による。本体がストレッチで伸びるならワイドにしておかないとその機能を殺してしまうことになりもったいない。逆に本体にストレッチ性がないならワイドにする意味はない。
 寝袋は、ただでさえ山道具の分野ではコストパフォーマンスに優れる傾向があるモンベルが一番得意とする部門の一つである。ストレッチはその売り文句の一つでありほとんどの製品に多かれ少なかれストレッチ性がある。個人的にモンベルの寝袋を選択しているのでカバーはワイドになるわけである。

 ノーマルかロングか。これは身長により選択する。モンベルは寝袋も含め178cmまでノーマルで対応することになっているが、少し余裕を見て175cmくらいからロングにした方がいいだろう。すなわちブリーズドライテック U.L.スリーピングバッグカバーワイド&ロング、品番1121029。¥15642+税。235g。


 2レイヤーか3レイヤーか。要するに単独で薄い夏用寝袋として使えるか、ということだ。裏地がない2レイヤーだと肌に直接接触させられない。「そりゃ3レイヤーの方が便利でしょ」と思うかも知れないが、重さが全然違うのだ。3レイヤーは2レイヤーのほぼ倍、400g程になる。それならカバーはカバーに徹させた方が良いと思う。

・シーツ

 基本的には不要である。必要性があるとすれば「寝袋に直接触れないようにして汚さないことで洗濯の頻度を減らし長持ちさせたい」「小屋泊まり、布団干しもままならない状況で皆が寝る布団で直接寝たくない」くらいだろうか。前者に関しては相当なヘビーユーザーであろうし、後者に関しては潔癖性だ。個人的には「そもそも山小屋の布団で平気で寝られない潔癖性の人間が登山なんぞ趣味にしない方が幸福なんじゃないかな」とは思う。
 買う時に注意すべきは、モンベルのコットン製は大きくて重く、山道具としてはかなり厳しい。590g。

 一応新型のキャンプシーツをお勧めしておく。¥1900+税、220g。


 ただし材質がポリエステルタフタ、すなわちスタッフバッグと同じで、あからさまに合成繊維であり、それに違和感を感じる人もいるかも知れない。

 「高価になっても良いから肌触りの良いものが欲しい」という人には絹製。例えばイスカのシルクシーツレクタ。¥7344→6725円、130g。


 モンベルのシルクシーツだと¥10477+税で、他メーカーでも大差ない。

関連記事:
登山における寝袋、2015年10月版

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