2016年4月21日 (木)

登山における角型クッカー、2016年04月版

 モンベルから新製品が出て、店頭に並び始めたので、登山における角型クッカー、2014年01月版を改訂する。

 角型クッカーの利点は以下の通り。

・インスタントラーメンは角型が多いので、割らずに済む
 これが当初の開発コンセプトだったようだ。しかし個人的には下に挙げる他の利点の方が大きいと思う。
 だってインスタントラーメンばっかり食ってるわけでもねぇべしょ。それに、チキンラーメンやマルちゃん正麺やラ王は丸型とか、マルタイ棒ラーメンは文字通り棒状とか、有名どころでも角型じゃないインスタントラーメン結構色々あるし。

・把手が持ちやすい
 一般的な丸型クッカーの把手がどうなるのか知っている人にはすぐに分かるだろう。弧を描く2本の金属棒がカルティエのマークか魚座のマークみたくなって、、、ってこれで分かる(^_^;?
 とにかく握るとごそごそ動いて据わりが悪くかつ握りにくい。
 これが角型だと下の画像で見る通り2本の金属棒がぴったり並んで直線になったのを握るので、非常に安定しているのだ。

・パッキングしやすい
 バックパックの中で据わりが良いし、中に入れるものも角型のものが多いだろう。丸型クッカーと親和性が高い物なんてOD缶くらいのものである。

・注ぎ口ができる
 丸型クッカーでも傾ければ一番低い位置から流れ出るが、その際注ぎ口がないと、入っているお湯の量によっては底に伝ってこぼれてしまうことがある。角型ならその角が注ぎ口になるのでこぼれにくいのだ。

 欠点は以下の通り。

・丸型クッカーより熱効率が低い
 バーナーヘッドは丸いからだが、それこそ余程特殊な形状でない限り些細な問題ではあろう。

・バリエーションが少ない
 チタン製とか、「こういうのが欲しい!」という製品に当たる確率が低い。ただ△11自身あれだけバリエーションの多い丸型クッカーも含めて心底納得できる製品がないのだから、もうこれはしょうがないことなのだろう。
 フライパンならチタン製とか、「こういうのが欲しい!」という製品に当たる確率が低い。ただ△11自身あれだけバリエーションの多い丸型クッカーも含めて心底納得できる製品がないのだから、もうこれはしょうがないことなのだろう。

・蓋がフライパンでなく単なる蓋である
 登山中は持てる物量が限定されるのでクッカーの蓋がフライパンになっていると皿としても使えるしありがたいのだが、具体的製品はユニフレームの一番外側のフライパンを唯一の例外として単なる蓋になってしまっている。

 さて利点も多い角型クッカーだが、まだ数は限られている。この分野で頑張っているのはモリタのノンスティッククッカー以来の伝統を引き継ぐ?ユニフレーム。左から山クッカー角型1、1.0リットル。山クッカー角型2、0.6リットル+1.0リットル。山クッカー角型3が0.6リットル+1.0リットル+フライパン。

 ラーメンで便利だというのは1.0リットルの話で、それは上に挙げた3つのうちどれにも含まれている。
 安っぽいのとチタン製がないのと目盛がないのが△11にとっては大きな欠点で、だから未だ買ってなくて「注目している」に留まっているのだけれど、まぁでもそれは他の人にとっては欠点でないかも知れない。

 でもさ、本当ならパッキングの際に角型ラーメンを中に入れられるべきなんで、スタッキングセットを作るとしたら1.0リットルともう一つ大きいサイズの組み合わせにすべきじゃないっすか。つかバラ売りすべきでしょ→ユニフレームさん

 最近モンベルが角型クッカーを発売した。
 左からアルパインクッカースクエア12、0.8リットル。アルパインクッカースクエア13、0.9リットル。アルパインクッカースクエア12+13セット。

 「そんなものどこでも一緒だろ」と思うかも知れないが、違う。
 一つは、把手の位置だ。これまでの角型クッカーの把手は、側面についていたのだが、このクッカーでは角についている。クッカーに口をつけてスープを飲む、または沸かした湯を他の器に注ぐ状況を想像してみて欲しい。把手を角につけた方が使いやすいのが分かるはずだ。角型クッカーは注ぎ口を特別つけなくても角が注ぎ口になる利点が最大限に活かされるんである。
 もう一つは、バックパックの中で不愉快なガチャガチャ音がしない。これはモンベルのクッカーでも初めてである。セットにしても音がしないのは、アルパインクッカースクエア12とアルパインクッカースクエア13の容量差が小さい事実から推測するに密着させているのではないか。ただアルミニウム製なのでベコベコに変形するハズで、その時にもちゃんと音がしないのか、そもそも収納できなくなったりはしないか、は未知数だ。
 もう一つ、リンクを見て頂いて分かる通りバラ売りをしている。小さなことだが、ユニフレームとの比較で考えて欲しい。例えば「山クッカー角型1を買ったんだけどやっぱり小さいのやフライパンも欲しい」という場合、、、小さいクッカーを部品扱いで取れる確認はしてない。フライパンは一応部品扱いで取れるようだが、非常に割高になる。もちろんモンベルでも単体2つよりセットの方が少し割安にはなるが、大差はない。
 もう一つ、目盛がある。一応水の量を計るので、目盛がないと困る。本当を言えば0.1リットル単位で入れて欲しいが、それをしているのは△11が知る限り丸型クッカーを含めてもEPIだけである。
 欠点としては、フライパンがない。というより、そもそも他のメーカーも含めて、蓋じゃなくフライパンにして欲しい。丸型クッカーでは「蓋じゃなくフライパン」が多数派になっているのに、なぜ角型クッカーだけこうなっているのか理解不能である。
 余談だが、モンベルのクッカーの主な元ネタはFire-Maple(もしくはモンベルとFire-Mapleに共通の元ネタがあるのかも知れないが)だと思う。把手などを含めて形状がよく似ている。
 決定的なのはケトルで、Fire-MapleのFMC-XT1にヒートエクスチェンジャーを装備するために存在する凹みが、ヒートエクスチェンジャーを持たないモンベルのアルパインケトル16にも底を一周して存在することだ。

 ただFire-Mapleは角型クッカーをラインナップしていないようで、今回わざわざ他に頼んだということだろうか。

 キャプテンスタッグからもステンレス角型ラーメンクッカーなるものが出ている。1.3リットル。

 ステンレス製なので重い。容量も大きいことで分かる通り、想定はオートキャンプだろう。目盛は0.2リットル単位で入っている。

 ロゴスのスクエアクッカーセット。0.7リットル+1.2リットル。

 蓋が出っ張っているし、把手の利点も消しちゃった設計だし、ラインナップもこれだけだし、特に安くもないし、目盛もないし、これ買うなら絶対モンベルかユニフレームの方が良いよなぁ。

 これもある意味角型クッカー。トランギアのメスティンTR-210、0.75リットル。ラージメスティンTR-209、1.35リットル。

 ただかなり細い長方形なので効率は悪いと思うし、薄っぺらいのでベコベコになる。目盛もない。

 スノーピークのランダーブラックは販売中止になったようだ。

 ついでにこんなものを。ヤザワのトラベルマルチクッカー。1.3リットル。

 電熱ヒーターとのセットだがそれでも安価だし、クッカーだけなら軽量だ。ハンドルもちゃんと角についている。

 もう一つトラベル用から。カシムラ調理器ワールドクッカー3。定格で0.5リットルというから0.7リットルくらいなのかな。

 ハンドルはちゃんと角についている。
 ヒーターが100Vだと190Wで、湯沸しに30分かかるとか書いてある。山ではクッカーしか使わないから関係ない話だけど、日本の家庭では使えないね。

関連記事:
登山における用具全般、2016年05月版
登山におけるクッカーの縦横比
登山におけるクッカーの把手形状

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2014年10月29日 (水)

登山における食料、2014年10月版

 この記事は新版、登山における食料、2016年07月版に改訂済。

 前の記事登山における給水、2014年10月版に書いた給水と並んで、登山のような持久戦にとってはエネルギー補給も重要だ。エネルギーを切らしたまま歩くとバテるし、バテた状態で歩くととてもキツいし、頑張った割に成果が出ない。一気に食べると吸収が間に合わないので、こまめに少しずつ食べた方が良い。山に行くとおばちゃんたちがお菓子を一杯持って来ていて交換しつつ食べているが、あれは理由があるわけだ。

・通常食

 一日三食の食事である。材料を持ち込みちゃんと炊事したりする人もいないわけではないが、荷物が多くなって大変なので、たいていの人は小屋で食べるか、レトルトやフリーズドライやインスタントを食べる。

 山に入って一食目は菓子パンやお握り、二食目以降もしばらくは菓子パンが使われることがある。下界のコンビニエンスストアやスーパーマーケットで買って持ち込む。安価にすむのが大きな利点。腐敗しやすい物から先に食べて行く。

 それらが切れた後のお勧めは、、、数分煮るので時間が要るし、湯沸かししかできない鍋システムでは無理だが、棒ラーメンやパスタ。ただしお湯や残り汁を捨てずに済む物を選ぶ。

上のリンクは高価だけど、登山屋さんでもSOLLEONEのシリーズを扱っていて、それなら¥300程度。こういうの、というのでリンクは作ったが、Amazonで買うと送料がすんごい掛かるのでお勧めしない。

 別に味は好みで何でも良いのだが、カレー味やパスタを挙げたのは、以下の理由。
・食欲がなくても入って行きやすい味である。
・汗だくで歩いている人にとってはそのくらいでちょうど良いのかも知れないけど、何だかラーメンの味噌や醤油味の汁まで飲むのって「塩分採り過ぎ!」になりそうな感じがするところ、カレーやチーズ味なら罪悪感を感じなくて済む。
・ライスだとどうしても普段食べている釜で炊いたご飯と比較してしまうので「不味いなぁ」という印象を持ちやすいところ、ラーメンやパスタなら普段インスタントを食べ慣れていて違和感が少ない。

 レトルトやフリーズドライは調理方法が分かることを確認の上で、軽量化のため外箱は外して行くこと。例えば下のリンクのフリーズドライのカレーとライスを持ち込むなら、両方の封を開けてライスの袋にカレーを入れ、入れるべきお湯の量を加算して記載し、封をしておく。武器(スプーンやフォーク)を持ち込むのなら、ついでにライスの中に入っているスプーンも出して行く。

 ただこれカレーとライスを別々に買うので高価になっちゃうんだよね。おおよそだけどライス¥300+カレー¥300で¥600/食。
 このカレーのシリーズは「美味しい」という人が多いけど、個人的にはあまり変わらないと思ったので、どちらかと言えばこっちの方がお勧め、¥280/食。

 美味しいものを食べたければ下界に戻ってからの方がコストパフォーマンスが向上すると思う。

・行動食

 行動しながら食べる。日持ちすること、炊事が不要であること、片手でも食べられること、食欲がなくても入って行くこと、カロリーがあることが必要。山道具屋さんで買うと高いので各自工夫しても良く、例えばカロリーメイトなんかも使われているが、パサパサなので水分が潤沢に必要。

 カロリーメイトのチーズ味はお勧めしない。荷物の中で圧力がかかると粉になってしまうのだ。

 甘いのが好きなら羊羹もあり。一口サイズで売ってるのがある。

 山道具屋でも井村屋が企画したのが売っているけど少し割高。

・非常食

 暗くなり行動不能になった際に行動可能になる朝まで、もしくは遭難した場合に救助を受けられるまで凌ぐための食事である。非常用品の一環ではあるが登山における非常用品セット、2016年07月版には入れず、行動食と共通に持って登山口に帰り着くまでの路程が短くなるに従い行動食として消費し減らして行くことが多い。

・その他

 ゴミを出さないようにすること、出たら持ち帰ること。

関連記事:
登山における用具全般、2016年05月版

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2014年2月17日 (月)

登山におけるクッカー外付けハンドル、2014年02月版

 把手にカバーがないとなると軍手なりの手袋が必携なのは当然として、それ以外に考えるとすれば挙がるのは外付けハンドル。これだけに限って情報をまとめたサイトはなさそうなので、個人的な備忘録を兼ねて記事を立ててみた。

 △11が馴染みのブランド製では、MSRとトランギアがある。

 MSRのパンハンドラー39325。¥1155。45g。「4.5kgまでの鍋をしっかりサポートします」とカタログには謳ってある。


 どうでも良いことではあるが、MSRの食器関連でストーブ類と同じ「Made in Seatlle, USA」を謳うのはこれだけ。他は下のアルパイン2ポットセットとアルパイン4ポットセットを含め「Made in Thailand」「Made in Taiwan」「Made in Korea」、、、

 MSRのアルパイン2ポットセットとアルパイン4ポットセットにはこのハンドルが同梱されているのでその方が割安かも、、、と思ったけど、これアルパインと銘打ちながらステンレス鋼製で相当な大容量、重いのでオートキャンプ用ですな。アルパイン2ポットセットが1.5リットルと2リットル。アルパイン4ポットセットが1リットルと2リットルと3リットル。

 ちなみにMSRで本当に山岳用として使うとすれば名前だけのアルパインシリーズでなくクイックシリーズなんだけど、ここで使われているのはほとんどタロンポットハンドルで、これは対応機種専用なのでここでは論外。

 MSRのライトリフター39182。¥1995。28g。「Made in Thailand」で、「4リットルの液体が入った鍋でも安全に持ち上げることができ」るとカタログには謳ってあるが、パンハンドラーと基準が全然違い比較できない上に、鍋の重量は不問で大丈夫か(^_^;?

 安っぽいのも問題、、、と言ってしまうと身も蓋もないけど、物欲が沸かない。まぁこれだけ罵詈雑言を並べる以前にパンハンドラーの方が安いので、検討の余地なし。ま、ブツブツ言いたくなるのはMSR、好きなんだろう。
 安っぽいのも重量基準が違うのも製造国が違うのも、製品ラインが全然違うんだろうな。ブランドはともかくとして「本物の」MSRはシアトル製だけってことかも。

 トランギアのアルミハンドルTH-25。¥1500。50g。


 それ以外ではエスビットとバーゴ。どちらも所有はしていないが山道具屋で馴染みのブランドだ。

 エスビットのグリッパー。¥1155。57g。

 鍋にあたる部分に傷防止用らしいゴムがついているというのが個人的には欠点か。ゴムが溶け落ちても傷は付けないようではあるが、新品当時にあったものが欠損している状態で使うのが嫌なのだ。
 Amazonで有用性を謳うインプレに「(持参しない場合と比較し)63gの重量増を補って余りある」という一文があるが、昔のカタログの旧数値なのか、実測された数値なのか。

 バーゴのチタニウムポットリフター。¥2940。23g。

 チタン製なのは良い。軽量になるのはもちろんだが、長く保持している間に熱くなると困るからだ。ただ薄っぺらく持ち具合が良くなさそうなのと、さすがに高価で買うのが馬鹿らしい気がする。

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2014年1月20日 (月)

登山における角型クッカー、2014年01月版

 この記事は新版、登山における角型クッカー、2016年04月版に改訂済。

 個人的に、最近角型クッカーに注目している。利点は以下の通り。

・インスタントラーメンは角型が多いので、割らずに済む
 これが当初の開発コンセプトだったようだ。しかし個人的には下に挙げる他の利点の方が大きいと思う。
 だってインスタントラーメンばっかり食ってるわけでもねぇべしょ。個人的には山の中でインスタントラーメン食べた記憶がない。それに、チキンラーメンやマルちゃん正麺やラ王は丸いとか、マルタイ棒ラーメンは文字通り棒状とか、有名どころでも角型じゃないインスタントラーメン結構色々あるし。

・把手が持ちやすい
 丸型クッカーの把手がどうなるのか知っている人にはすぐに分かるだろう。弧を描く2本の金属棒がカルティエのマークか魚座のマークみたくなって、、、ってこれで分かる(^_^;?
 とにかく握るとごそごそ動いて据わりが悪くかつ握りにくい。
 これが角型だと下の画像で見る通り2本の金属棒がぴったり並んで直線になったのを握るので、非常に安定しているのだ。

・パッキングしやすい
 バックパックの中で据わりが良いし、中に入れるものも角型のものが多いだろう。丸型クッカーと親和性が高い物なんてOD缶くらいのものである。

・注ぎ口ができる
 別に丸型クッカーでも傾ければ一番低い位置から流れ出るので実際にはそう困らないのだが、入っているお湯の量によっては底に伝ってこぼれてしまうことがある。角型ならその角が注ぎ口になるのでこぼれにくいのだ。

 さて利点も多い角型クッカーだが、まだ数は限られている。この分野で頑張っているのはユニフレームで、左から「山クッカー角型1」が1リットルで¥2.2k、「山クッカー角型2」が0.6リットル+1.0リットルで¥3.9k、「山クッカー角型3」が0.6リットル+1.0リットル+フライパンで¥4.9k。

 個人的な感覚ではフライパンは要らんかな。とすれば真ん中の2か。ただ現状では後でフライパンだけの買い足しはできなさそうなので、2にして「3にすれば良かったかな」と思うよりは、3を買って「フライパンやっぱり使わなかった」方が後悔が小さいかも。ちなみにラーメンで便利だというのは1.0リットルの話で、それは上に挙げた3つのうちどれにも含まれている。
 安っぽいのとチタン製がないのが△11にとっては大きな欠点で、だから買ってなくて「注目している」に留まっているのだけれど、まぁでもそれは他の人にとっては欠点でない場合も多いと思うので、勧める。
 バーナーヘッドは丸いから丸型クッカーより熱効率は低くなるはずだが、それこそ些細な問題だろう。
 でもさ、本当ならパッキングの際に角ラーメンを中に入れられるべきなんで、スタッキングセットを作るとしたら1.0リットルともう一つ大きいサイズの組み合わせにすべきじゃないっすか→ユニフレームさん

 ロゴスにも「スクエアクッカーセット」があるけど、蓋が出っ張っているし、把手の利点も消しちゃった設計だし、ラインナップもこれだけだし、特に安くもないし、これ買うなら絶対ユニフレームの方が良いよなぁ。0.7リットル+1.2リットルで¥3.95k。

 スノーピークのランダーブラック。1.07リットル+1.7リットル+フライパンで¥15.8k。ブランド自体が登山よりオートキャンプ寄りだから大きめなのだろう。ユニフレームにはない大きさなのは良いけど、無駄に高いので勧めない。

 もう一つここまでの製品に共通の欠点は、蓋が器として使えないただの蓋であること。

 これもある意味角型クッカー。トランギアのメスティンTR-210、0.75リットル、¥1.575k。ラージメスティンTR-209、1.35リットル、¥2.52k。ただかなり細い長方形なので効率は悪いと思うし、薄っぺらいのでベコベコになる。

関連記事:
登山におけるクッカーの縦横比
登山におけるクッカーの把手形状

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2014年1月19日 (日)

スタッキング情報、トランギアケトルinMSRストアウェイポット

 注意事項として、製造個体差や△11の勘違いなどもあり得、うまく行かなくても責任は取れない。心配な方は店頭で店員さんに承諾を取って現物確認の上で、当該確認させて頂いた店舗で購入すること。

 トランギアの0.6リットルケトルTR-325はMSRのストアウェイポット775mlの中にぎりぎり入り、ストアウェイポットのロックもできる。

 トランギアの0.9リットルケトルTR-324はMSRのストアウェイポット1.1リットルの中にぎりぎり入り、ストアウェイポットのロックもできる。


 トランギアのケトルはアルミ製で軽量、MSRのストアウェイポットはステンレスで重量があるブツで、かなりコンセプトが違うと思われ組み合わせる利益は少ないとは思うが、宜しかったらお使い下さい→ALL

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2014年1月15日 (水)

すごく良かったポーレックスのコーヒーミル

 コーヒーミル、これまで使って来たのはカリタ。1988年に購入してずっと使っているから、耐久性は高いはずだ。まぁ、壊れる程複雑でもないのかも。全く同じではないと思うが下のと似た感じのブツ。

 台所と自室でコーヒーミルを移動させるのが面倒なのと、外出時に携行しやすいように、最近小型のコーヒーミルを買い足した。ハイマウントのポーレックスセラミックコーヒーミルミニ

 普通に使われている大きさのガラスポットに淹れるために使う、メジャースプーン3杯の豆がちょうど入るので、△11にとってはちょうど良い容量だった。もう少し大容量のが欲しい人は「ミニ」じゃないポーレックスセラミックコーヒーミルを買うことになるだろう。

 蓋がされるので挽いている間に豆の破片が飛ばない。

 音が相当静か。これは購入前には思いもしなかった利点だった。

 粉を受ける器部分がステンレス製なので豆の粉がくっつきにくく、きれい。これが木製だと表面に粉がくっついて残るのだ。また形状が筒なので、漏斗に移す際にこぼしにくい。

 粗挽き細挽きの調整は簡単で、しかも確実かつ連続的に変更可能、結果も安定している。家庭用の普通のミルよりずっと良い。ただしAmazonのインプレでは「粗挽きで均一に挽けない」という指摘が散見されるので、△11は細挽きなのかも。

 ハンドルは外れるので小型軽量。側に嵌っているシリコンバンドに差し込めるので、「ミニ」じゃないポーレックスセラミックコーヒーミルと比較すれば紛失の可能性は低い。ただこのシリコンバンド、「ミニ」じゃないポーレックスセラミックコーヒーミルにも単体部品として出してくれるらしい。

 欠点と言えばハンドルを差し込む突起が五角形なので、もし紛失すると代替が効かない。ここを例えばsq6.3mmメスとか、hex6.3mmオスにしておいてくれれば工具ハンドルが使えたのだが、、、


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2013年12月19日 (木)

登山における液体燃料ストーブ、2013年12月版

 先に書いておくが△11の立場としては登山におけるストーブ、2013年10月版に書いた通り人にはガスストーブを勧める。液体燃料ストーブは、分かっている人が勝手に使えば良い。この分野で△11ごときに聞いていてはイケナイわけで、これは個人的な備忘録である。断定形で書いてあっても伝聞が含まれていることに注意。

 まず燃料を決めねばならない。ガソリン、軽油、灯油、アルコールがある。

 多いのはガソリンを使うストーブ。燃料も入手しやすく車輛用燃料との融通が期待できる、、、と一見思えるのだが、これが第一印象程には容易ではない。
 レギュラーガソリンは自動車で使用する前提での混ぜ物があるためホワイトガソリンを指定または推奨するストーブが多く、そうなるとかなり入手先が限られるとともに高価になる。まぁホワイトガソリン指定の場合でも実際には長年使って何の問題もない、ということも多いようだし、薬局で売っているカイロ用のベンジンも使えるが、、、
 レギュラーガソリンを使用できるにしても引火しやすいため、入手する際には消防法に合致している容器を用意し、セルフじゃないGSに持ち込む必要がある。自分の自動車なりバイクから移す方法もあるが、タンクの小さい車輛だった場合には航続距離に影響する。レギュラーガソリンは自動車燃料としての適性を磨きさらには道路特定財源の一環である揮発油税がかかるので本来はホワイトガソリンより高価になりそうなものだが、安価に手に入るのは大量に生産され流通し消費されているスケールメリットによる。
 ハイオクガソリンは混ぜ物が多くてストーブ用燃料としては使えない、と思っていた方が良い。

 灯油はガソリンと比較し引火しにくいためポリタンクに自分で給油できるのは周知の通りである。ガソリンと同様のスケールメリットを享受でき、さらには揮発油税がかからないので、第一印象通り安価かつ容易に入手できる。元々家の暖房用に持っている人も多いだろう。

 軽油はマルチフューエルストーブの一部で使えるというだけの話で、ディーゼルエンジンを搭載している車輛との燃料融通を期待する人は別として積極的に採用する理由は少ないように思われる。

 以上を石油系として分類するとして、以下のストーブに個人的に興味がある。
 まずはMSR マルチフューエルストーブドラゴンフライ(△11のバックパック)。これはすでに灯油で運用し満足している。

 今のところガソリンで使う気はない。レギュラーガソリンでのプレヒートは身体に悪そうだし、わざわざプレヒート用にアルコールも持参するなんて考えたくもない。またうまく行けばストーブ用とバイク用で補完するかも知れないが、うまく行かなければただでさえ短いバイクの航続距離を削ることになりかねない。

 オプティマスの85ノヴァ+、ガソリンと灯油をジェット交換なしで運用できる。ということは、運用が楽だというに留まらず、使い切らずに混合してしまっても大丈夫ということだ。ドラゴンフライほどの超絶トロ火は無理でも、実用上必要な弱火は可能という。ただちょっと高価だし、レギュラーガソリンは使えないらしいし、ましてドラゴンフライがある現状で買い足す必要が感じられない。

 どうせ△11は灯油のみの運用になるだろうから、灯油での運用だとタールがつくらしい、のも欠点だ。

 スベアの123。ホワイトガソリン指定だが、実際にはレギュラーガソリンでも使えるという。液体燃料ストーブの中では小型の部類。現在はオプティマスが引き継いで「スベア123R」として販売しているが、個人的には斜め下ハンドルの旧型にしか興味なし。どちらかと言うと現役の山道具としての興味でなく懐古趣味かな。まぁ普通の人はオプティマスで、、、じゃなかった普通の人はプリムスね(^_^;

 ちなみにMSRのキャニスタースタンド36346、移動しない2本の爪のうち1本を内側、もう1本を外側で装着すれば無加工で装着できるそうなので参考まで。

 興味はあるが買わないだろうな、と思うのはソトのMUKAストーブ。プレヒート不要が売り、、、10秒程度は「START」位置で燃焼させるのでそれ以後と違うという意味ではプレヒートだが、「必要」と言うほど長い時間でもない。レギュラーガソリンまたはホワイトガソリンしか使えない。シグを事実上の共通規格としてスタートした他の分離型ストーブとは燃料ボトルの規格がはっきり違い、注ぎ口が大きく漏斗なしでガソリンノズル突っ込めるのは良いが、他メーカー製との流用可能性は皆無。現在小さいボトルが存在しないので、全体として容量を食う。火力調整はできるようだが、ドラゴンフライを基準としたら「できない」と思ってないと失敗するかも知れない。ホースがフレキシブルで、ポンピングの際にゴトクが振り回されないか気を使わなくても良い。

 現物に接すると分かるのだが、いかにも「ちゃんとした日本製」という感じで良い感触だ。

 この他武井バーナーのBRー301は欲しい。灯油専焼。ただアマゾンでは品切れで買えないようだ。

 大きいので、△11が実際に運用するとしたら登山用ではなくオートキャンプだろうな。これ買うなら6リッター増槽を装備するぞぉ。

 アルコールの問題は高価なこと、アルミニウムを腐食させるらしくマルチフューエルストーブで使えず火力調整ができるストーブが事実上ないこと、風に弱いこと。
 ただ薬局で売っていることが多いので、入手自体は相当確実である。
 登山中不便を押して使う理由はあるが、日常でも使うというわけにはいかない。後、明るいところでは炎が見えにくく火傷に要注意。
 代表的な製品は何と言ってもトランギア アルコールストーブTR-B25(△11のバックパック)

 小型軽量で、△11は登山にも運用している。

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2013年11月26日 (火)

登山におけるクッカーの縦横比

 記事登山におけるチタンとアルミニウムの最後でも少し書いたが、△11としては、効率を高くしたいのであればクッカーの材質なんかよりずっと縦横比の方が重要だと思っている。
 小さいヘッドでも炎が溢れちゃうような縦長アルミニウム製クッカー使いながら「チタンは熱伝導率が低いから効率がねぇ」なんて言っても説得力ないでしょ。

 上左はアルミニウム製で縦長のスノーピークSCS-004ソロセット「焚」。約φ95mm。
 上右は△11も使っているチタン製で扁平のスノーピーク 純チタン3点セットSTW-001T(△11のバックパック)。小さい方で約φ125mm。
 実験したわけではないが、この二つの比較で言えば絶対火を受ける床面積が1.7倍あるスノーピークSTW-001T純チタン食器3点セットの方が短い時間で、すなわち少ない燃料で湯を沸かせると思う(スノーピークSTW-001Tは一応タテマエが「クッカー」でなく「食器」なので火にかけない方が良いのかも知れない)。
 また縦長のクッカーでは溢れた炎で把手が焼かれて熱くなり、手袋なしでは触れないのも問題だ。

 クッカーセットの代表的存在の一つ、チタントレックコンボSCS-010T。内容としてはトレック900とトレック1400の組み合わせ。トレック900で約φ120mm。

 縦長のクッカーが熱効率で劣るのは直感的に誰でも分かりそうなものだが、実際にはクッカーはこのような縦長が主流だ。
 これは250gのOD缶がちょうど収まるサイズ、約φ120mmから決まっているのだと思う。ちなみにソロセットは110gのOD缶がちょうど収まる径になっている。
 ただ、ソロセットはさすがに細すぎて明らかに熱効率が低いと思うものの、トレックコンボに代表される一般的なセットなら、かなり径はあるので気にする程度でもないかも知れない。ただでさえ径が小さくて火に近いところに縦長で手が触る場所が熱くなってしまいそうな気はするが、トレックコンボは把手が縦長で持ちやすいという利点もある。

 逆に言えば、OD缶収納を考えず、例えばフリーズドライ食品とかを入れてパッキングするのであれば、縦長のクッカーを使う理由はほとんどない。
 とすれば揃えるべきは小容量のセットは左下のスノーピーク 純チタン3点セットSTW-001T(△11のバックパック)、大容量のセットは右下のスノーピーク チタンパーソナルクッカーセット SCS-020T(△11のバックパック)となる。

関連記事:
登山における用具全般、2016年05月版
登山におけるチタンとアルミニウム
チタン製クッカーでの炊飯
登山における角型クッカー、2016年04月版
登山におけるクッカーの把手形状

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2013年11月10日 (日)

チタン製クッカーでの炊飯

 結構世の中に「チタン製クッカーでの炊飯は焦げついてしまうので困難」と書いている人、言っている人が多いのに驚く。
 一体そのうちのどれだけが伝聞だけでなく実際にやってみて失敗してみたのだろうか。そして実際にやってみて失敗したとしたら、一体どのようにやってどのようになったのだろうか。

 チタン製クッカーで炊飯したからと言って失敗することはない。嘘だというならやってみれば良い。もしそこで失敗したら、次から「△11の言っていることは自分には当てはまらなかった」ということを自信を持って言えるだろう。やってみないから「実際にはどっちなんだろう」と疑問を感じながら、いつまでも「チタン製クッカーでは炊飯はできない」と受け売りを続けまたは「本当はどっちなんですか?」と聞いて回るハメになる。
 「そんな馬鹿いるけぇ」と思う人もいるかも知れないが、結構いる。余談になるが、物の善し悪しとか聞いて来る奴、△11に答えられるのは「△11にとってどうであったか」だけである。△11の書いたことを含めて巷にある情報を参考にするとしても、最終的に「あなたにとってどうであるか」は自分で使って判断するしかない。人の言っていることが間違っていたとは言えない。△11の使い方とあなたの使い方は違うし、△11の感覚とあなたの感覚は違うんだから。

 というわけで今回もお題に偽りありで、実際にはクッカーでの炊飯一般の話しか書いてない。△11としては、使うクッカーがチタン製だからといって別に特別な炊飯方法を採るわけではないのだから。

 炊飯と言うとすぐ「水が透明になるまで研ぐ」「30分水に漬ける」「初めちょろちょろ中ぱっぱ」「15分蒸らす」などという話が出るが、△11としては原則「研ぐ」はやらず、洗う程度だ。「30分水に漬ける」「15分蒸らす」は、別に30分やら15分やらを待てないわけでもないのでやっているが、もし待てない場合には躊躇なく短縮する。「初めちょろちょろ中ぱっぱ」は完全無視、多分薪+竃+羽釜の時のやり方だろこれ。

 「研がないと糠臭くなるのでは」「水に漬けたり蒸らす時間を取らないとご飯に芯が、、、」って奴、やってみたのか?
 別に料亭で出すご飯を炊くわけじゃないんである。これでも並の電気釜で炊くよりは美味しくなるとは思うが。

 火は最初から最後までずっと弱めの中火。あんまり弱火だといつまで経っても終わらないが、あんまり強火だと吹きこぼれが酷くなる。ドラゴンフライを灯油で運用している場合なら火が青い範囲で一番弱火。

 吹きこぼれがなくなり香ばしい香りが継続的にして来たら、水がなくなったということだから火を止める。吹きこぼれが焦げている時も同じ匂いなので、「継続的」ということになる。

 どうやったら失敗できるのか知らないが、△11の貧弱な脳みその範囲で考えられるのは「中ぱっぱを真に受けて吹きこぼしを多くしてしまい炊飯時間が足りず芯が残る」「炊飯中その場を離れてしまって焦がす」くらい。でも屋外でストーブ点火中に離れないよねぇ、、、
 まぁ芯が残ってもおかゆにして食べるだけのことだし、お焦げが酷けりゃその部分を食べないだけの話だが。

 夕に2合炊いて、夕食に1合食べて、朝食に1合雑炊、というのは、洗う手間や炊飯する手間が減る一つの良いパターンである。

 そもそも主食に関して「電気炊飯器にお任せしていますのでやり方知りません」では災害時に困るぞぉ。平常時に失敗するならしておいて、誰が「この方法でできる」「その方法ではできない」と言っていようが、自分がライフラインなしの状態、手持ち機材で自信を持ってやれるようにしておくべきだ。

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2013年11月 2日 (土)

バーナーヘッドが小さいのは欠点か

 登山やアウトドアの関連で書かれたブログ等読んでいて驚いた一つが「バーナーヘッドが小さいとコッヘルの中心に熱が集中するので熱効率が悪く、また焦げつきやすい」と欠点として書かれていることだ。

 10年くらい前からか、家庭用に出て来ている高効率・省エネルギーのコンロは、必要出力を確保できる範囲でバーナーヘッドを小さくする、内側に向けて燃焼させる、炎を放射状でなく垂直に立ち上がらせる、渦を発生させるなど多様な手法を使って、鍋の中心に集中して炎を当てることで効率を上げている。
 本当に山用ストーブのバーナーヘッドが小さいと焦げつきやすいのであれば、これら省エネルギーのコンロも「焦げつきやすい」と問題になりそうなものだ。しかしそんな話は聞いたことがない。

 山用に使うコッヘルは家庭で使う鍋より薄いことが多く、それで熱の集中の弊害は出やすいかも知れないが、しかしそれはストーブ単独の責任でもないだろう。
 まぁ、問題があるならバーナーパッドなり1枚敷けば解決するんでないかね。そもそも問題があるとは思えないけど。

 バーナーヘッドは小さい方が良いと思う。

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