2006年3月21日 (火)

結婚指輪を付けてみて

 その多くは姓が変わり住所が変わる女性と比較して、男性が結婚を実感する機会が少ない。その数少ない機会が結婚指輪ではなかろうか。女性は指輪自体は付け慣れているが、多くの男性は指輪自体初めて付けるのである。

 宝石販売をしていた時代、当然結婚指輪も販売する。ぎこちなく結婚指輪を付けてみている男性に対して「慣れておられないので最初は違和感があると思いますが、、、」なんて偉そうに言っていたものであるが、10年以上経過してやっとその違和感を自分で経験することになった。

 普段使いにも曲がらないようしっかりしているものを選んだので重量があり、手の動きから1モーション遅れて動いているのが感じられることがある。また指を閉じた時、小指や中指、特に小指と干渉して痛いことがある。

 余談だが、男性は指輪をし慣れないのでサイズ選びが大変である。△11としては指の節を通せる範囲で小さめをお勧めする。女性と比較すると節が大きいので節が簡単に通るようだと肝心の装着状態で遊びが大きくなるし、前述したように小指や中指との干渉が強くなる等邪魔にもなる。また他の物への当たりが強くなる上に強度も低くなるので変形の原因にもなる。

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2006年3月14日 (火)

結婚記念写真撮影&婚姻届提出

 2006年03/13は彼女とつき合い始めて2周年の記念日だが、その日に写真館へ行って記念撮影し、役所に行って婚姻届を提出して来た。届けは、若干の補正は受けましたがその場で受理された。
 今後は結婚記念日となる。

 夜は可児市の「鶏よし」で鶏チャンを食べて、2年前一緒に星を見に行った場所で星を見て来た。

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2006年2月25日 (土)

宝飾品の存在意義

 大学を卒業して就職した会社での△11の仕事は宝石販売だった。本当は子供服部門志望で入社したのだが、入社試験の成績が良かったので出世コースの宝石部門へ回されたのだと後で聞いた。

 三越にティファニーを見に行った時のことをよく覚えている。
 ルビーはどれも同じサファイアはどれも同じ青エメラルドはどれも同じ緑。そしてどれもが透き通っていて美しい。いつも売っていた自社製品は濃かったり薄かったり内包物が多いのか濁っていたりするが、そんなことはティファニーではありえないのだろう。それぞれの宝石に基準を設け、それ以外の薄かったり濃かったり内包物の多かったりする石を仕入れないのだと思う。
 ダイヤモンドはほぼ全部IFとVVS1のみ。時々FLとVVS2があった、、、と記憶している。カラーグレードはどうだったか、多分Gくらいが最低ラインだったろう。

 同僚の女性がK18YGのオープンハートリングを持っていた。オープンハートのデザインはティファニーが最初だが、その後世界中でコピーされ、自社製品にもそのデザインがあった。その女性の持っていたのは本物である。
 ある日の閉店後、ティファニーの本物をその女性に出してもらい、自社製品をショーケースから出してもらい、並べて比較してみた。ガラスケースの上に置くとティファニー製は「ゴトリ」と、自社製は「チャリン」と言う。何故かって自社製品は強度の限界まで内側を削ってある。ティファニーは削るどころか内側が丸く研磨してある。下が指側、上が外側だとして自社製の断面は「∩」、ティファニー製は「●」なのだ。だから自社製は軽くて安っぽいし、尖っていて装着した時心地良くないし、強い衝撃が加わると曲がる。
 余談であるが、ある時本社から来た女性が言っていた。

 ウチの社長はよく「我が社は世界一だ」と言うけれど、リングの内側を削る技術だけは掛け値なしに世界一だと私は思う

 一体、宝飾品とは何であろうか。
 石ころが高値で取引されるその理由は本来一つしかない。その石が美しいからである。美しいから宝石になるのであって、名前が「ダイヤ」だから「サファイア」だから「ルビー」だから宝石なのではない。
 △11はタンザナイトアクアマリンが好きだった。これらは美しい石が多い。美しくないと誰も見向きもしないので、そもそも内包物が多く濁っていれば市場に出て来れないのである。宝石本来の姿がここにある。
 地金をケチって内側を削り、強度が落ちて装着した時心地良くないリング。「これも鉱物学的にはダイヤモンド」と真っ白な安い石。そんなものに何の価値もないと思う。贅沢品が贅沢でなければ自己矛盾である。良い物が買えないなら買わない方がマシだ。

 婚約にダイヤモンドリングを贈ってもらうのが女性の夢だという。しかし、△11に言わせればダイヤモンド程夢のない宝石はない。
 グレードを指定すれば値段が決まる。要するに形を変えてあっても、男性が宝石屋に支払った札束そのものだ。その割にはリセールバリューもない。
 婚約指輪の相場は「月収3ヶ月分」と聞いたことがある人が多いと思う。宝石屋に1年チョイ勤めて、いや勤めなくても誰でも知っていることだが、そんなに婚約指輪につぎ込む馬鹿はいない。あれは高い宝石を売りたい人が書いたキャッチコピーに過ぎない。しかも元々はヨーロッパで「月収1ヶ月分」アメリカで「月収2ヶ月分」とセットで書かれたキャッチコピーであったが、生き残ったのは日本だけだという。
 そんなものに日本の女性は夢を託すのであろうか。そんな馬鹿女どもに日本の男性は札束を消耗し続けるのであろうか。若い2人が本当に資金を必要とする場面は他にいくらでもあるだろうに、、、

 余談だが、最近結婚指輪を購入しようとティファニーへも見に行ってちょっとがっかりしたのは、VSグレードが幅を利かせていることであった。△11の勘違いで昔からVSグレードも扱っていたのかも知れないけれど、昔のような特別な存在ではなくなったのかも知れない。

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