2012年6月15日 (金)

現状ほぼ理想のカメラ、クールピクスL23

 個人的には、コンパクトデジタルカメラこそはカメラのあるべき姿の一つだと思う。
 例えば△11が普段使っているクールピクスL23(△11のカメラバッグ)である。

 ライカ判換算で28〜140/2.7〜6.8のマクロ機構付きズームレンズ、手ぶれ補正、フラッシュ内蔵、動画撮影可能、、、一般用のカメラで撮影できる範囲をこちらの期待以上に網羅している。
 嬉しいのはこれが単3×2本で動き、ちょっと大容量のカードさえ入れておけばほぼ際限ない枚数をほぼノーコストで撮影でき、撮影した写真をパソコンで管理でき、その上ズボンのポケットに押し込んでおけるサイズに収まっていることだ。
 単3で動くのは重要である。普段はニッケル水素で懐中電灯等と電源が共用できる。大量に生産され流通しているので安価だ。非常時にはどこでも電池を買って撮影できる。今後電池の進歩を享受できる可能性がある。

 クールピクス990とかはよく壊れたものだったが、これはまだ壊れない。実売価格も非常に安価で、新品が¥6kとかで手に入る。

 贅沢を言えば無論完璧ではない。
 まだ撮影まで時間がかかり過ぎる。ピント合わせもシャッターラグももっと速くして欲しい。
 ズームは手動にして欲しい。パワーズームは思った通りに動くとまでは行かない。
 可能ならライカ判換算20〜ミリが欲しい。昨今のデジカメではデータ量は有り余っており、後でどうせ削るだけなので、望遠側はそんなに要らない。後でトリミングする可能性を捨てるだけの電子ズームなんぞ論外だ。

 今でも存在するのかも知れないが、少し前まで「デジカメは本当の意味でのカメラではないので写真作品を撮影するのには向かない」とかいう論旨をぶち上げているカメラマンがいた。
 多分アンタが信奉しているライカも、世に出て来た頃にそう言われていたと思うけどねぇ。
 このカメラが50年後に現役のカメラとして活用されているとは思わない。そこはライカと違うところだ。しかし時代は変わる部分と変わらない部分があるわけなんで、それも当然だ。単に、小型軽量のカメラは今の時代にも需要があるが、カメラの意味合いは耐久消費財から消耗品に変化したということだろう。

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2007年10月 1日 (月)

人間は何をどう見、何を見ていないのか

 少し前実家に行ったらテーブルの上に立方体がたくさんあった。現在母は通信による美大生で、その立方体の集まりを斜めから絵に描くのが課題だという。
 立方体の1辺は全て5cmであるが、その辺を全て同じ長さで描くと間違いである。テーブルにある立方体群を斜め上から見ているのであるから、奥にある辺は短く描かなければならないし、下にある辺は短く描かなければならない。遠近法である。

 もう一つの課題「壷を描く(そのデッサンが正しいか見るため壷の写真を添付)」という課題では一度却下を食らったらしい。どう撮影したか聞いたら、大きく撮影するために近距離に寄り広角レンズで撮影したということであった。そんなことをすれば遠近感が誇張され壷が変形するので、絵画と写真だけ見れば「デッサンがおかしい」という話になるだろう。母は自分でそれに気がつき、却下を食らってから「小さくても形が分かれば」と思い離れて撮影し直し、壷が小さく写った写真のみを再提出したら、絵画を直さないまま合格になったという。課題がおかしかったのではなく、添付写真の撮り方がおかしかったのである。

 この2つの課題は、写真撮影では「ブツ撮り」と言われる分野である。

 まずさっきの立方体の話。
 一般には、写真は「見た通り写すのは得意」だと思われていることだろう。その意味では「ブツ撮り」こそは一番簡単な分野のハズだ。しかし、実際にはブツ撮りのカメラマンは職人で、高給取りであるらしい(※1)。
 写真は、立方体群を「奥にある辺は短く描かなければならないし、下にある辺は短く描かなければならない」というようなルールを守って撮影するのは得意であるが、それでも箱を箱らしく自然に撮影するのにもコツがある。広角レンズでも望遠レンズでもそのルールは当然守られているのであるが、その程度が強すぎると人間はそれを「遠近感が誇張されている」と見るのである(※2)。すなわち人間の目がその写真をどう見るか、を念頭に写真は撮影されなければならない。
 ビルの話だともっと分かりやすいかも知れない。普通の人がビルを写しても上すぼまりに写ってしまい、ビルの広告写真には使えない。広告に使う写真は上すぼまりにならず同じ幅に上に伸びている。遠くから撮影すればこういう問題は起きないが、大抵のビルは荒野に一本だけ立っているわけではなく周囲を建物に取り囲まれているので、近距離にて広角レンズで撮影するしかないからだ。こういう場合プロのカメラマンはライズという技を使う。普通のカメラやレンズではライズが出来ないが、超広角レンズを取り付け、水平にカメラを持って撮影し(※3)、ビルの部分を切り取って使うことで全く同じ効果が出せる(※4)。原理も同じである。
 肉眼にはライズ機能はない。トリミング機能はあるが、ズーム的に中心だけを切り取るだけでライズ的トリミングの機能はない。実際ビルを見る時には見上げるはずである。「肉眼+大脳の視覚認識」のチームは上すぼまりのビルを見ながらも「これは上すぼまりでない」という知識から補正しているのである。だからライズしていないビルの写真を見ると「上すぼまりで変だ」と思う(※5)。

 次はさっきの壷の話。
 壷は、肉眼で見ている限りは近くから見ても遠くから見ても同じ形に見える。これも知識から画像が補正されているのであろう。詳細は省くが、これを写真に撮影する時には肉眼が何をどう補正しているのかを慮って、同じ補正をして撮影しないと、出来た写真を肉眼は「不自然」と見る。

 △11の写真の話。
 フジ ベルビア(△11のカメラバッグ)が出た時に「これは凄い」と思ったのは、色が非常に鮮やかなことだった。
 「原色と違う色になってしまう」という批判はあった。これも当然であって、雑誌広告を見てセーターを注文した人が、大きく違う色のセーターが来たら文句を言いたくなるだろう。だからブツ撮りの人は商品の実際の色と写真の色が違えば「違いますよ」とクライアントに却下されてしまう。風景写真の人でも原色を出したい人には合わないだろう。
 しかし△11はこのフィルムを愛用した。美しい景色の色は実際よりも鮮やかに記憶されるので、後で写真を見る場合には実際より鮮やか目に色が出た方が「あぁ、こうだった」と思える場合が多いのである。原色に近い色を出したい人にはプロビアシリーズがあり、そちらを使えば良いことである。人間は見た瞬間だけでなく、さらに記憶の過程でも補正を掛けている。
 「セピア色の景色」等というのが典型である。セピア色になるのは白黒写真の老化で起こる現象であり、人間の記憶では起こらないのであるが、昔の景色が白黒だったりセピア色掛かったように思えたりするのは、脳みそが古い写真から「昔の景色は白黒、またはセピア色掛かった白黒」と学習し補正しているからだ。

 介護の話。
 椅子に座っている人間が立ち上がるにはどうするだろうか。立ち上がる以前に「足を揃えて後ろに引く」「頭(と腕)を前に出す」という動作があるが、これらを意識して行う人はいないので、五体満足で介護に関わっていない人に突然「立ち上がるにはどのような手順が必要ですか」と聞いてこれらの項目はなかなか出て来ないのではなかろうか。認知症の人の中にはこれらが分からず身体的には問題が少ないにも関わらずなかなか立ち上がれない人がいる。
 トイレで排便する時にはどうするだろうか。「トイレのドアを開ける」「中に入る」「振り返ってドアを閉める」「便器の蓋を開ける(ただし便座は上げない)」「ベルトを緩める」「ベルト上端のボタンを外す」「ベルトのファスナーを下げて開く」「ズボンとパンツを下げる」「便座に座る」「踏ん張ってブツを出す」「ロールペーパーを引っ張り、適度の長さになったら切る」「腰を浮かして、ロールペーパーでお尻を拭く」「ロールペーパーを便器内に捨てる」「立ち上がって、さっきと逆の順序で服装を整える」「手を洗う」「トイレのドアを開ける」「外に出る」「振り返ってドアを閉める」等々という複雑な手順が必要なのである。
 これを笑う人がいるかもしれない。しかし五体満足なのに全く出来ない人が現にいる。認知症の人と接すると、普段人間が如何にたくさんのことを「自然に」やってしまっていて何とも思っていないか、ということを思い知る。

 ウチの近所でうどん屋が開店した。女房と2人で「ここって前には何があったっけ?」と話したのだが、ほとんど全く思い出せなかった。「中古自動車屋だったのではなかったか」という結論にはなったが定かではない。今回は一応の結論が出たが、全く何があったのか思い出せない場合もある。無論毎度通っていた場所なので見てはいるが、見ていないのである。

 俵屋宗達の絵の話。
 俵屋宗達の作品の中に、雁が飛んでいる絵がある。その羽根は風を捉えていかにも「飛んでいる」感じに描かれている。それを尾形光琳が模写したが、少し羽根の先が固く俵屋宗達程には「飛んでいる」感がない。
 写真で飛んでいる鳥を撮影すると、大抵の場合はさらに「飛んでいる」感がない。鳥を撮影している人の方が詳しいと思うが、「飛んでいる」感がある瞬間は限られているのである(※6)。
 俵屋宗達が現代に生きていてインタビューできるとすれば彼は「見た通りに描いただけだ」と言うかも知れない。まさにそれはその通りであろうが、それがいかに難題であることか。

 一体自分に何がどう見えているのか、それすらも人間は自覚せずに生きているのである。

※1昔のフィルム時代の話であり、今はどうか知らない。

※2正確に言えば、問題は「望遠レンズか広角レンズか」ではなく、撮影場所と対象の距離である。距離が短ければ対象物の全体を入れるために広角レンズが必要になり、遠ければある程度大きく写すために望遠レンズが欲しくなるだけのことだ。広角レンズでも米粒のようにしか写らないことを気にせず遠くから撮影すれば遠近感は誇張されない。望遠レンズでも近距離で写せば遠近感は誇張される。ただし望遠レンズの至近距離はたいてい短いのでピントが合うかどうか、一般に無限遠基準で設計されているレンズが近距離でどれだけ性能低下するか、その画面を見て人間の目が遠近感を感じられる程の範囲が写るか、等他の問題は出ると思うが、、、

※3この時当該ビルは画面の中心から上に伸びているため画面の半分は全く対象物を写していない。

※4昔のフィルム時代の話である。現在では上すぼまりに構わずデジカメで撮影し画像処理にて修正していると聞いた。

※5実際には問題はもう少し複雑である。多分友人が撮影したビルの写真が上すぼまりでもほとんどの人は違和感を感じないだろう。ただ広告に載っているビルの写真が上すぼまりだったら「プロっぽくない」と違和感を感じるだろうし、少なくともビルの写真を依頼するクライアントは間違いなくそれを却下する。「ビルは上すぼまりであってはならない」が建築写真のプロの世界での約束事なのである。

※6素人の想像であるが、鳥の羽根が上下動の上端から下がり始める瞬間だろうか。

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2006年12月19日 (火)

携帯電話ストラップをポケットウォッチに使う

 ポケットウォッチを携帯する際どうするのか結構困ってらっしゃる方は多いようだ。何を隠そう△11もその一人であった。素直に考えればポケットウォッチ用チェーンだが高価だし、ポケットウォッチ本体のケースに傷をつける。

 △11は携帯電話用ネックストラップを使っている。紐なのでケースに傷をつけず、今非常に一般的な製品なので各種類¥500〜安価に販売されている。

Portablephonestrap  左上から赤ストラップがアガシズ K14PGクロノグラフ(△11の時計)、青ストラップがインターナショナル(△11の時計)、黒ストラップがハミルトン マスターナヴィゲーション(△11の時計)、この組み合わせが通常だが紐部分とヘッド部分を脱着出来るので同じ種類のストラップを色で揃えておけば簡単にストラップの色を変更できる。

 正確に言うとこれは携帯電話用ストラップではない。全く同じ構造だが「名札用ネックストラップ」として売っていたもので、1本¥315で買えた。

 組紐を使っている方も多いようだ。

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2006年5月31日 (水)

ニコン D1入手

 発売当初から欲しかったニコン D1(△11のカメラバッグ)、中古で購入したのが届きました。デジカメに限らず電子機器はすぐに旧型化するので少し年式が落ちてから買うとお買い得です。
 新しい一眼デジカメだと△11がずらりと揃えているAiーSニッコールが全く連動しないボディーも増えて来たので、価格の面を除いてもメリットがあります。

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2006年5月30日 (火)

ニコン D1入手?

 以前からの懸案だったデジカメの話です。これまでの経緯を説明すると、最初に入手して満足してしばらく使っていたのがクールピクス910、これを故障させてしまいクールピクス900を購入、遅さに困って単3電池最終型のクールピクス990を購入、これも故障させてしまい今に至るわけです。
 候補としては満足して使っていたクールピクス990、ほとんど変わらないのに最終型でないので中古相場が安価なクールピクス950、そして「この際だからいっそのこと」と△11の需要を完璧に満たすのに最近結構安価になって来たニコン D1(△11のカメラバッグ)でした。
 ニコンのフラッグシップは現在持っているFマウント資産がほぼ全部使えますのでレンズ固定のクールピクスシリーズとは段違いの可能性があります。

 オークションで安めに入札をし続け、オーバービッドされ続けていましたが今回落札しました。バッテリー、充電器、スピードライト、×1.2マグニファインディングアイピース、コンパクトフラッシュ512M付きで¥52k。

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2006年3月25日 (土)

大平貴之さんのメガスター

 ネスカフェの宣伝に出ているので最近は有名になったであろう。

 従来のプラネタリウムが「人間の目に見えるのは6〜7等星までだからそれだけ投影すればよし、天の川は別に投影する」としていたところ、大平さんは11.5等星まで全て投影することにしたのである。それにより非常にリアルな天の川が投影出来るようになった、という。
 「見えない」ハズのところまでちゃんとすることによりリアリティーが増す、不思議な話ではある。

 どこの世界でもこれと似た話がある。

 オーディオの世界でコンパクトディスクが企画された時「人間の耳には20Hz〜20kHzの音が聞こえる」「サンプリングは目標とする高音の周波数の倍の周波数に設定すれば出せる」ということでコンパクトディスクのサンプリング周波数は44.1kHzに設定された。
 発売されたコンパクトディスクは「音が良い」「手軽で便利」と市場を席巻した。
 ところが少し経過すると「ハイエンド同士ならアナログの方が音が良い」ということが一部で言われ始めた。そしてコンパクトディスクプレーヤーの改良に伴いその領域はだんだん狭まっており、言う人も少なくなったものの、未だに一部では言われ続けているのである。
 サンプリング周波数、コンパクトディスクにする時に44.1kHzになってしまうとはいえ音楽製作の現場では96kHzになっているし、これからさらに上げたいという傾向にあるようだ。44.1kHzで録音して44.1kHzのディスクを作るより96kHzで録音して44.1kHzのディスクを作った方が音が良いのだという。

 カメラ/写真の世界でデジタルカメラが出た時、非常に高価なのも普及を妨げていたが、画質も悪かった。報道や記録写真であれば迅速性や利便性が優先する場合もあるので最初はその方面で普及したと思う。
 しかしその後デジタルカメラは急速に安価かつ高画質になって市場を席巻しつつある。
 ところがこれだけ高画質化したにも拘らず、どうもこの世界にも「アナログでないと撮れないものがある」と言い出している人がいる。

 ダイヤモンドは10倍ルーペでグレーディングする。しかし実際に10倍ルーペでVSグレートの石を素人が見ても欠点は見つからない。ところが、ショーケースを挟んでお客さんの付けている宝石を見ていて「ありゃタダモノじゃないな」と思うことがある。VSグレードのダイヤモンドにそういう凄みはない。ルーペで見ていて見えないものが2m離れていても「見えている」ということになる。

 デジタルのデータは有限である。どこかで「要らない」と切らなければならない。それがオーディオのサンプリング周波数であり、デジカメの画素数である。
 無論アナログのデータも有限ではあるのだろうが、本当にどれだけのデータが入っているのかは人間には伺い知れない部分もある。
 人間の感覚は有限ではあるけれども、どう聞きどう見ているのかは人間自身にも伺い知れない部分もある。
 その、人間が聞こえていないながら聞こえている部分、見えていないまま見ている部分を満足させるためにサンプリング周波数96kHzのレコーディングやメガスターの11.5等星は存在するのだろう。

 メガスター、一度見てみたいものであるが、東海地方では存在しないのであろうか。

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2006年3月 2日 (木)

眼鏡を注文

 もうすぐ結婚、ということで記念写真を撮るので、今日は理容へ行って、それから眼鏡を買いに行きました。

 今使っている眼鏡はいつ作ったのか記憶もない程昔に作ったもので、東京にいる時に品川パトリアで作ったそれだとしたらもう13年経過しています。
 写真や天文が好きだというと金属に触れさせることが多いわけでコート面の傷みが早いですし、管理がいい加減な人間が登山、車内泊、スキー、バイク、さらには介護職をやっていたんでフレームもガタガタです。

 条件の第一はやっぱり最近出て来た柔らかい樹脂のフレーム
 レンズは、視力が悪くて度が強いので、まず周辺部の厚みが4ミリに収まるよう高屈折、可能なら非球面のが必要です。そしてそれと同じくらい重要なのが傷を防ぐハードコートですね。

 度は進んでいないようで一安心。

 行って驚いたのは、デジカメで顔を撮影してiMacG5で分析し眼鏡のデザインをすること。うぅむ文明の利器じゃあ、、、
 で、一番オーソドックスなデザインで注文して来ました(^_^;

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2006年3月 1日 (水)

記録と、人間の記憶、そして時代認識

 世間には「セピア色の記憶」という言葉がある。
 白黒写真が褪色するとセピア色になる。人間の記憶は非常に不確かで、写真がセピア色になると実際の風景もセピア色だったような気になる。そこから出た言葉だ。
 白黒写真しかなかった頃の人は、写真がセピア色に褪色すると「これは昔のこと」と認識したのだろう。

 カラー写真が主流になって随分経つ。「セピア色」がどんな色なのか知らない人も多い。それでもカラー写真は褪色し、褪色した写真を見て人は「これは昔のこと」と認識する。

 写真が褪色する頃には、写真の手助けがないと忘れている出来事も多いと思う。△11などは自分の写真を残さないようにしていたので、撮影旅行を除けば大学時代何をしていたのか全く分からない、、、何もしていなかったんだろうという突っ込みは止めてくれぃ(^_^;

 その大学時代、友人Tがどこかでアドルフ・ヒトラーのカラームービー映像を見て「色付きのヒトラーやエヴァ・ブラウンが手を振ったり歩いたりしているんだぜ、ありゃ驚いた」と興奮して話してくれたことがあった。
 1970年前後に産まれた世代にとって「白黒でしか残っていない映像は自分と直接の関係がない」と認識している。だから白黒でしか見たことがなかったヒトラーは世界史の教科書で見るだけの歴史上の人物だ。カラー映像で見るとそれが覆されてしまう。
 この時「世界史の教科書に載っている歴史上の事件は今自分たちがいる地球の上で起き、自分と関係のあることなのだ」と2人で再認識したものであった。

 余談だが、最初のカラーフィルムは褪色に非常に強いコダクロームであった。後にエクタクロームが出て、コダクロームはマイナーになった。だから1945年より以前のカラー映像は戦後すぐの、とは言わずたかだか40年前のカラー映像よりも鮮やかに当時の色を残していたりする。

 最近は記録がデジタル化し、記録もどんどん鮮鋭化し、かつ褪色しないようになって来ている。しかしその代わり、積極的に残そうとしないと跡形もなく消える。
 物置にあった箱の中から20年前の写真を見つけて「こんなこともあったねぇ」、40年前の写真を見つけて「記憶にないけどこんなところいつ行ったんだろう」、60年前の写真を見つけて「これはバアちゃんだよねぇ、一緒に写っているこの人は誰なんだろう?」等と感慨に耽ることはなくなるだろうか。
 2000年頃に産まれた人の記憶や認識の形はどうなっていくのだろうか。

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2006年2月17日 (金)

オーディオの媒体

 普段自動車のカーステレオにはアップル iPodmini(△11の電算室/音楽スタヂオ)に充電機能付きFMトランスミッターを使っている。FMラジオとシガーライターは大抵の自動車についているので、これで誰のどの自動車でも大丈夫。母艦であるアップル iBookG4(△11の電算室) のハードディスク容量を圧迫しないために取り込みCDを限定しているとは言え、手持ちのほぼあらゆる音楽を簡単にとっかえひっかえ聞けるわけである。
 しかし、この前そのiPodを自動車に持って行くのを忘れた。で、カーステレオに入っていたCDーRを聞いたのだが、これが面白かった。非常に音楽が素晴らしく聞こえるのである。

 iTunesがCDを取り込む時にどれだけ圧縮するかは知らない。しかしそんな問題でもないのかも知れない。
 ずっと昔、オープンリールテープに録音した音楽を聞き返したことがあるが、この時も非常に素晴らしく聞こえた。

 CDは、今の時代になってみると面倒だ。他のアルバムを聞きたかったら交換しなければならない。
 カセットテープはもっと面倒だった。CDから録音しなければならないし、さらに以前はレコードや他のカセットテープからの録音だった。音が劣化する。
 これはカーステレオにはないが、オープンリールテープはもっと面倒だった。

 思うに「すぐに交換出来ない」面倒さがあって素晴らしく聞こえるのではなかろうか。固定観念と言われればそうだし、△11自身誰かがそんなことを書いていたら一笑に付す場合の方が多いかもしれないけれども、、、

 写真の世界でもデジカメが普及して主従が逆転した。「デジタルでは(良い)写真は撮れない」という論調には絶対反対であるが、しかし「面倒だから」「お金が掛かるから」「すぐに見られないから」素晴らしい物を撮影できまた鑑賞する時も素晴らしく見える、ということはあるのではなかろうか、と思う。

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2006年2月 6日 (月)

写真の結婚式

 02/05は彼女と休みを合わせてあったので03/13入籍の日に写真を撮ってもらう写真館を探しに前もって候補に挙げてあった2軒を見に行きました。

 1軒目は大手チェーンです。明るいイメージで印象が良く、彼女は「ここで良い」とのことでした。まぁしかしこういうのは見に行くに越したことはないわけで「一応もう1軒も見に行くか」ということで行くことに。
 2軒目は技術に自信もあるし、規模が小さいので家族的だし、フィルムで撮った分は残してくれるし、ということで一度「おやつを食べつつ考えよう」と出ましたが「気に入るドレスがあったらこっちに決める」ということでもう一度見に行って決めました。

 ちなみに1軒目のチェーンでは、デジカメで撮ってデータを1年保存、その後は消去してしまうそうです。ちょっと寂しい気がしますね。

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