2015年6月16日 (火)

登山における寝袋のカバーとシーツ、2015年06月版

 実はこの分野で特別「ぜひとも買った方がいい」という製品はない。

・スリーピングバッグカバー

 あった方がいいが、ないならないでやって行ける。
 なぜ「ないならないでやって行ける」と思うか、と言うと、濡らしてしまうのは就寝時だろうし、1泊なら濡らしても次の日は背負って来るだけだからだ。濡らしてキツいのは連続しての2泊目以降であり、そんなこと初心者の頃からするとは思えないからだ。

 結論から言えばこの分野はほぼ一択。ブリーズドライテック U.L.スリーピングバッグカバーワイド、品番#1121028である。¥12231+税。190g。ブリーズドライテックの2レイヤー。

 

 色々類似製品はあるように見えるが、実は「何を人に勧めるか」という観点で見ると意外に選択肢はない。

 △11のお勧め通り寝袋にダウンハガー800を選択していれば、これは寝袋自体にポルカテックス処理がしてあるので、わざわざカバーを買うのに防水透湿は絶対であり、ポルカテックスのカバーは論外である。
 んで、論じるのはゴアテックス製かブリーズドライテック製か。透湿性ではほぼ同等。防水性はゴアテックス製の方が高いが、実際に濡れないのであればそれで充分なので、ゴアテックスの必要はない。何よりゴアテックス製は高価だ。¥18300+税。

 ノーマルかワイドか。これは寝袋本体による。本体がストレッチで伸びるならワイドにしておかないとその機能を殺してしまうことになりもったいない。逆に本体にストレッチ性がないならワイドにする意味はない。
 寝袋は、ただでさえ山道具の分野ではコストパフォーマンスに優れる傾向があるモンベルが一番得意とする部門の一つである。ストレッチはその売り文句の一つでありほとんどの製品に多かれ少なかれストレッチ性がある。個人的にモンベルの寝袋を選択しているのでカバーはワイドになるわけである。

 ノーマルかロングか。これは身長により選択する。モンベルは寝袋も含め178cmまでノーマルで対応することになっているが、少し余裕を見て175cmくらいからロングにした方がいいだろう。すなわちブリーズドライテック U.L.スリーピングバッグカバーワイド&ロング、品番1121029。¥15642+税。235g。


 2レイヤーか3レイヤーか。要するに単独で薄い夏用寝袋として使えるか、ということだ。裏地がない2レイヤーだと肌に直接接触させられない。「そりゃ3レイヤーの方が便利でしょ」と思うかも知れないが、重さが全然違うのだ。3レイヤーは2レイヤーのほぼ倍、400g程になる。それならカバーはカバーに徹させた方が良いと思う。

・シーツ

 基本的には不要である。必要性があるとすれば「寝袋に直接触れないようにして汚さないことで洗濯の頻度を減らし長持ちさせたい」「小屋泊まり、布団干しもままならない状況で皆が寝る布団で直接寝たくない」くらいだろうか。前者に関しては相当なヘビーユーザーであろうし、後者に関しては潔癖性だ。個人的には「そもそも山小屋の布団で平気で寝られない潔癖性の人間が登山なんぞ趣味にしない方が幸福なんじゃないかな」とは思う。
 買う時に注意すべきは、モンベルのコットン製は大きくて重く、山道具としてはかなり厳しい。590g。

 一応新型のキャンプシーツをお勧めしておく。¥1900+税、220g。


 ただし材質がポリエステルタフタ、すなわちスタッフバッグと同じで、あからさまに合成繊維であり、それに違和感を感じる人もいるかも知れない。

 「高価になっても良いから肌触りの良いものが欲しい」という人には絹製。例えばイスカのシルクシーツレクタ。¥7344→6725円、130g。


 モンベルのシルクシーツだと¥10477+税で、他メーカーでも大差ない。

関連記事:
登山における寝袋、2015年10月版

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2014年11月11日 (火)

小型テント生活のノウハウ、2014年11月版

 毎度ゴアライズ1を使っていると、物の置き場所がだいたい決まって来る。それを理由付きでまとめてみた。

 まず幕営に共通の話でゴアライズ1に限られない話から。
 幕営の際にはできるだけ水平な場所を選ぶが、完全に水平な場所などめったになく、実際には僅かながらでも斜面になっているわけで、その場合枕の側を高く、寝床の側を高くした方が快適であることが多い。
 枕側を高くするのは説明不要だろう。
 寝床側を高くするのは、結露で濡れた壁にもたれるより荷物にもたれた方が良いからだ。
 出入り口を風下に向ける、というのはよく言われることだが、朝までに風向きが変わっていることもあってなかなかうまく行くものでもない。まぁ強風でなければ問題はないし、下界では傾斜による都合を優先できる。
 風が強い場合ペグ打ちなどの固定は風上から、固定を外すのは風下からだ。

 ゴアライズ1(100×205cm)は現行ではないが、寸法が全く同じXライズ1、エアライズ1、さらにはほぼ全く同じモンベルのステラリッジテント1型(100×200cm)などは同様に考えられる。

Tent_5    左の画像で、上が出入り口である。三角形がフライシートによる前室。
 防水の靴であればつま先はフライシートから出ていても構わない、、、というよりスペースを確保するため積極的につま先を出して置く。フライシートは右側が固定なので出入り口になるのは左半分であり、そちらに火器を置く。

 テントの内部、左半分は荷物置き場。
 テントや寝袋の、中身を出したスタッフバッグは、小さく薄っぺらい。もし紛失すれば狭くてゴタゴタせざるを得ないテントの中で探すのは大変、間違いなく確保しておく必要がある。設営時風に飛ばされないよう気をつけながらテント関係(テント本体、フライシート、テントポール、グラウンドシート等)とスリーピングバッグ関係(スリーピングバッグ本体、スリーピングバッグカバー、スリーピングマット等)の2つにまとめ、最終的に出入り口すぐの隙間に置く。撤収の際にはテントの外から取るので入り口から近い方が良いし、この場所は天井が低いので他の物は置きにくくどうせ死んでいるスペースだ。テント関係とスリーピングバッグ関係を分けるのは、撤収の際同時に片付けるとは限らず、まずスリーピングバッグを先に片付けることも多いからだ。
 飲料水を入り口に近い場所に置いている理由は「天気が良ければ外からも使うので、外から取れるように」「こぼした時に被害を少なくするため」である。
 眼鏡、時計、携帯電話等細かいものはテントのポケットにまとめておく。ヘッドライトはすぐに使えるよう首に掛けて寝るが、予備のペンライトもポケットに入れる。これらも荷物の一部なので、ポケットのある側を荷物置き場にするわけである。

 テントの内部、右半分は寝床。
 上記画像でマットは50×130cmを想定している。
 枕、ツーリングの時はウェストバッグである。長時間歩く登山にウェストバッグは歩行の邪魔になり不適なので、登山の時はスタッフバッグに服を詰めて枕とする。
 頭を入り口に近い方にすることが多いが、これは「夜中の水分補給に便利なように」と「枕にするウェストバッグに鍵がついていて、鍵束の中に入っているアクセサリーカラビナで入り口ファスナーのジッパータグをまとめてロックし、戸締まりをするから」という理由。
 この配置で行けば換気口は寝床の真上になり操作しやすいので、換気口のある側を寝床にするわけである。

 無論これは一例であり、状況が違えば変わって来るわけで、柔軟に考えねばならない。
 例えば雨の日、前室のファスナーは開けない。建前上テントの中では火器使用禁止だが、低くなっているフライシートのすぐ下で使うのも怖い。よって自己責任で火器を室内で使うのだが、その場合何か事故があった時にすぐ放り出せるよう水と一緒に一番出入り口のすぐそばに置くことになる。
 例えば寒い日は寒気がテント布からしみ込んで来る感じで寒くなるので、マットをもう少し内側に置き、壁側に何か物を置いて自分の身体を壁から離すようにする。

関連記事:
登山における一人用テント、2014年03月版
ツーリングにおける二人用テント、2014年03月版

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2014年3月19日 (水)

ツーリングにおける二人用テント、2014年03月版

 ここで言う「二人用」とは、実際に二人で使うことを必ずしも意味しない。メーカーが記載する使用人数は「雨露凌げる人数」ということで、実際にその人数が寝てみると荷物も持たず頭と足を互い違いにしてぎりぎりの数字なのである。それぞれが荷物を持ち込んでゆったり寝るためには、1.5〜2倍の数値を見込んだ方が良い。登山用なら小型軽量を優先して一人で寝るのに一人用を使うとしても、ツーリング用なら二人用を使った方が良いかも知れない。ファミリーキャンプで四人使用なら七人用とかでちょうど良いくらいである。
 というわけで、メーカーで作っているイラストを見てみて、本当にそれぞれが荷物を持ち込んでゆったり寝られる面積があるかどうか、事前にチェックする必要がある。

 登山用と比較してツーリング用の特性は、防風性、耐候性、小型軽量よりも、快適性、価格競争力が求められる。ただしオートキャンプ用程小型軽量を無視できるわけでもない。

 アライテントで挙げるとしたら、トレックライズ2になるか。幅210×奥行150×高さ110cm。1680g。¥48825。

 ただこれは確かにエアライズとの比較では耐候性より快適性を優先しているという意味では登山用ではないものの、ツーリング用テントとしては高価で、無駄に軽い。つまるところツーリング用ではなく「トレック」用なのだろう。背負って歩くなら軽量は必須条件だ。しっかしエアライズより高価とは思わんかった(^_^;

 モンベルのクロノスドーム2。これはまさに目的に合致したスペックだ。幅230×奥行130×高さ105cm。2150g、ペグ等含め2450g。¥22800。

 ゴアライズ1を見慣れた△11の目で現物を見ると相当風通しが良さそうだ。
 テントの端は背が低くて使えず寸法通りには行かないのだが、この製品はポールが頭頂で90度に交差することで実際の寸法以上に広くなる。
 まぁまぁ安価なのも良い。

 モンベルのムーンライト2。幅90-150×奥行220×高さ78-120cm。2600g、ペグ等含め2800g。¥25800。

 クロノスドームと比較して、個人的には設計が古くさくて魅力を感じない。設営が簡単とは言うが他の製品も簡単で当然になっているし、全体的にぐっと狭い。

 となると今のところクロノスドーム2かな。

関連記事:
小型テント生活のノウハウ、2014年11月版
登山における一人用テント、2014年03月版

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2014年1月 9日 (木)

登山におけるレインウェア、2014年01月版

この記事は新版、登山におけるレインウェア、2016年05月版に改訂済。

 改めて考えてみるとある意味不思議ではあるのだが、△11は登山用のレインウェア、というとモンベルしか考えたことがない。無論他のメーカーも出しているのだが、どうしてモンベルしか考えていないのだろうか。でもまぁ理屈屋で高級ブランド志向の△11がその結論に至っているのであるから、それなりに理由はあるのだろう。

 少なくとも、日本の山で使う以上、日本メーカーの製品を選ぶしかない、とは思う。ここまで多雨の山岳は他にないと聞く。そして△11の持っているモンベル ストームクルーザー(△11のバックパック)と現行品を比較すれば随分変更点があることで分かる通り、モンベルがそういう環境の元で長年誠実に製品改良を繰り返して来たのは事実である。上下別売されるようになり、ウィンドブレーカーとしても使えるデザインになり、スナップボタン止めのフラップつきファスナーがアクアテクトジッパーになり、、、そういうわけで、誰かに聞かれても「モンベルを買え」としか言えない。ネットで見ていても「レインウェアはモンベルしかないでしょ」という雰囲気の記述は多いので、それで良いのだと思う。

 モンベルのレインウェア、と言ってもいくつも種類がある。「どうやって選ぶんだ?」と思う人もいるかも知れない。カタログを見ても違いが端的に書いてない部分もある。なので、きっちりカタログを読んで、端的な日本語に翻訳してみることにした。
 下記スペックは男性用から挙げたが、女性用も傾向は同じと思う。

 思考の出発点は定番のストームクルーザー。ロングセラーかつベストセラーなので何も考えたくない人はこれ。防水透湿素材はゴアテックス。ナイロン部分は30デニールのバリスティック。裾を絞りたかったら両ポケットに手を突っ込んで一番奥に出ている紐の端を持って引っ張ればおっけい。フードの調整も同様引っ張るだけ。前ファスナーは邪魔するもののないアクアテクトジッパー。パンツの裾にはゴム紐が入っていて、一箇所ループに引き出せる場所があるので引っ張り出して靴に掛ければ、ずり上がり防止と裾絞りの両方が同時にできる。ジャケット¥18k、280g。パンツ¥11.8k、200g。


 代表作だけあってサイズの揃え方も他のモデルより充実している。以下±の表記は対ストームクルーザー比。優越は青文字、劣後は赤文字

 もう少し安価なブツ?
 ゴアテックスでなきゃ、という人ならレインダンサー。裾やフードの絞りがワンタッチでなくなったりという装備簡略化がされている。またナイロン部分がバリスティックではなく、その分を穴埋めする太さの50デニールで耐久性はストームクルーザーと同等、糸が太いので少し重くなる。ジャケット¥13.9k(¥−4.1k)、330g(+50g)。パンツ¥9.9k(¥−1.9k)、230g(+30g)

 ゴアテックスでなくても安いのを、という人はサンダーパス。防水透湿素材に自社開発のスーパーハイドロブリーズを使っている。レインダンサーでなされた装備簡略化に加え、前ファスナーがアクアテクトジッパーでなく、ベルクロテープのついたフラップがついている形式なので、開閉時くっつこうとするベルクロを剥がしながらになるのは面倒。まぁ△11の持っているスナップボタンつきフラップよりはマシだけど。ナイロンは50デニール。ジャケット¥7.8k(¥−10.2k)、354g(+74g)。パンツ¥5k(¥−6.8k)、255g(+55g)

 

 スーパーハイドロブリーズとゴアテックスの差について詳細にはゴアテックスと類似品の差を参照。

 んで、普通の登山なら、ここまでの中から選べると思う。以下は特殊モデル。

 軽量モデル?
 ゴアテックスでなきゃ、という人ならトレントフライヤー。ナイロンはバリスティックで12デニール。ジャケット¥19k(¥1k)、205g(−75g)。パンツ¥13.8k(+2k)、165g(−35g)


 ゴアテックスでなくても、という人はスーパーハイドロブリーズのバーサライト。ナイロンはバリスティックで15デニール。ジャケット¥11.8k(¥−6.2k)、168g(−112g)。パンツ¥6k−5.8k)、93g(−107g)。強烈に軽いし、結構安価なので面白い選択だ。晴男晴女で「使ったことないけど持っているだけ持っていないとなぁ」とか、トレイルランで「ルールで持たなきゃイケナイ」という動機で買う人はこれだろう。

 ただし、軽いレインウェアには、生地が薄いことに起因する弱点がある。
 耐久性が劣るのが一つ。使用頻度の高い方すなわち雨男雨女や、△11みたくガサツで扱いが荒い人にはちょっと向かない。
 もう一つは、大粒の雨に叩かれた時に「叩かれている」感があって疲れる、という。この感じが分かる方も分からない方も、そういう意見がある旨納得した上で軽量モデルは選択して欲しい。
 もう一つ、これは生地の薄さと関係ない軽量化の弊害で、フードの収納がない。後ろにぶら下がっているので強風下ではバタバタする。

 特別耐久性が欲しい?
 ストームハンター。防水透湿素材はゴアテックス。ナイロンはぶっとい70デニール。ジャケット¥23.5k(¥5.5k)、455g(+175g)。パンツ¥13.8k(+2k)、300g(+100g)。「登山ガイドや山岳警備隊などプロ使用にも耐える」という。これを検討する方はアルパインウェアも考慮した方が良いかも知れませんな。普通の人の登山にはオーバースペックだと思う。これもサンダーパスと同様ファスナーが防水ファスナーでないベルクロつきフラップ式。

 まだモデルがある。

 レイントレッカーは防水透湿素材が通気性のあるブリーズドライテック。ジャケット¥10k(¥−8k)、325g(+45g)。パンツ¥6.8k(¥−5k)、245g(+45g)。通気性があるってことは、夏山なら少し涼しいけど、冬山だと寒くなるんじゃないかな。

 ハイドロブリーズレインウェアは安価だが、防水透湿素材はスーパーがつかないハイドロブリーズで、登山に使うのはちょっと性能に不安が、、、という人が多い。上下セット¥9.9k(¥−19.9k)、474g−6gでジャケットパンツのバラ売りなし。


 上の画像を見ていても分かる通り、最廉価のハイドロブリーズレインウェアを除くモデルはパンツがジャケットと同色でなく、黒またはそれに準じる濃い色だ。これによりモロ「レインウェアです」という顔ではなくなり普通の場面でも着られるようになっているし、汚れも目立ちにくくなっている。

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2013年10月29日 (火)

車内泊のノウハウ、2013年10月版

 以前はダイハツ アトレーLXターボが愛車だったので、旅行と言えばほとんど車内泊で行っていた。もう廃車にして8年近くになり随分忘れてしまったと思うが、記憶が全く消え去る前にノウハウをまとめて書いておきたいと思う。まぁバイクで幕営の場合もかなり共通である。

 まず駐車場所が問題になる。たいていは駐車場を選択することになる。夜間チェーンなどで封鎖される駐車場は論外。
 一番欲しい施設は言うまでもなくトイレだ。ただ深夜施錠されるトイレもあり、あっても当てにできるかどうかは要確認である。
 無難で便利なのは道の駅で、日本中どこにでも結構な頻度で存在し、24時間駐車場、トイレ、電話が使える。ただ幹線道路沿いにある場合が多く、うるさいのが気になる人は接している道路の夜間交通量を考えて選んだ方が良いだろう。

 駐車場所が決まったら、その敷地内でどこに止めるかが問題となる。条件はいくつもあるので順次説明して行く。

・できるだけ水平な場所
 普通の人は普段水平な場所で寝ているだろうから、あまりに斜面だと寝苦しい。
 斜面になることが避けられないなら、頭にしたい方を高くして駐車する。すなわち駐車の段階で、自動車の中でどっちを頭にして寝るかも考えていなければならない。

・トイレに近く、しかし近すぎない
 最初は「トイレにすぐ行けるように」と考えてトイレのすぐ隣に止めがちであるが、経験を積むと少し離した方が良いことが分かる。臭気や、深夜トイレ利用者の物音が気になる場合もあるからだ。また朝食の段階になってトイレのすぐ隣は気分的に嫌なものだ。車数台分なんて離れたところで実際にはトイレに行くのに何の支障もない。

・本線から距離がある
 深夜に交通量が多い路線限定の話であるが、例えば長距離トラックがバンバン走っているすぐ隣に決めると、うるさいことがある。
 まぁ△11は街道沿いの家で育ったせいか、少しばかり交通量が多くても平気で寝てしまうのであまり気にしなくても大丈夫なのだが、静かであるに越したことはないわけだし、場所を決める際には一応考えには入れていた。

・街路灯との関係が適切
 夜間に何かモノを探す時、車内に街路灯の光が入っていればわざわざ懐中電灯を手探りで点灯させる手間が省ける。これも最初は街路灯真下に駐車してしまったものだが、街路灯真下だと天井に遮られて車内は暗くなってしまうので、車内を照明してもらうには斜め下の場所が良い。またあまり近いと街路灯に呼ばれた虫が多くなったりもするので、距離もある程度考えに入れなければならない。
 また駐車時に点灯していた街路灯が朝までずっと点灯している保証はないので、どのような位置関係を選択したとしても、懐中電灯はいつでも手探りで点灯させられるよう準備してから寝ること。
 暗くなければ眠れない性質の人は、逆に街路灯の光が車内に入らないように考えて位置を決める必要があるだろう。

・朝不愉快でない
 寝る時はなかなか朝の話まで考えが及ばないものだ。しかし朝になって不愉快だったり、わざわざ移動させるのは大変なので、朝のことまで考えて場所を決めた方が良い。
 朝食とトイレの話ですでに少し書いたが、他にも例えば夏に日差しが照りつけない場所にするとか、朝食にスライドドアを開いてご飯を炊くなら晒し者にならない場所にするとか、色々あって、想像力の勝負である。
 まぁ△11個人としては、通学の小学生が不思議そうな顔で列をなして歩いて行く前でご飯を炊いていたこともあって、あまり気にしてもいないのだが、、、

 基本的に普通の旅行と持ち物は変わらないが、まぁ、あったら良いものはある。寝る時は、ちゃんと服を着たままでは足が疲れるのでパジャマなりジャージに換えたい。道の駅ならそんなことはないだろうが、トイレによっては切れてしまっている場所もあるのでロールペーパーは必須。トイレに行く時にいちいち靴を履くのは面倒なのでツッカケ等があると便利だ。

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2013年5月26日 (日)

ヤマハAG200の国内販売は1年で打ち切られていなかった

 ヤマハAG200の国内販売について、これまで掲示板でもオフ会でも通説として「1年しか販売されなかった」と語られて来た。が、オートバイ別冊 世界のオートバイ特集を見ると、現在手持ちの1985年版、1986年版、1989年版、いずれにも掲載されており、この説は誤りであることが分かった。

 売れなかったのは事実だと思うので、「国内向け生産」は1年限りで後は在庫処分だったかもしれないが、「国内向け販売」は少なくとも約5年に渡り継続されたことになる。

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2013年3月14日 (木)

「馬力」には3種類あって、それぞれ別の単位である

 昔の自動車関係の書籍を読んでいて思うのは、

・英馬力=HP(英語:Horse Power)
・仏馬力=PS(ドイツ語:Pferdestärke)
・日本馬力

 の3つの単位の違いが意識されていないのではないか、ということだ。同じ記事でHPとPSが同じ数値で混在していたり、HPの訳語として馬力を使っていたりする。

 今更当たり前のことを書くようだが、英馬力、仏馬力、日本馬力は違う単位である。
 取引で、米ドルと契約書に書いてあるのに、香港ドルで支払っても大丈夫だと思う馬鹿がどこにいるだろうか。しかし自動車出版業界でエンジン出力を記載する際にはまかり通っていた。今でもその影響は一般人にもかなり残っている。

 メートル法のみにどっぷり浸かって出たことがない人には分かりにくいかも知れないが、同じ呼び名の単位が地域によって、用途によって少し違うというのはよくあることだ。有名なのを挙げるが、他にもある。
 例えば長さの単位。フィートには国際フィートと測量フィートがある。
 例えば体積の単位。ガロンには英ガロン(4.54609リットル)、米液量ガロン(3.785411784リットル)、米穀物ガロン(4.4048428032リットル)がある。
 例えば重量の単位。常用オンス(28.349523125g)とトロイオンス(31.1034768g)がある。
 例えば速度の単位。ノットは1マイル/hだが、その1マイルが、、、まぁ事実としては国際海里=ノーティカルマイル(1852m)でほぼ統一されているのだが、色々ある。

 面倒臭いな。それだけじゃなく危ないじゃないか。そう言えばイランイラク戦争の時だったかに戦闘空域を避けるためコロンボに寄港して給油した機長が給油量の計算が合わずしばらく混乱したと述懐していたのを読んだことがある。機長が給油で考えている単位は米液量ガロンなのだが、設備側が「これだけ給油した」という数値は英ガロンだったというような話だった。

 そもそも、メートル法というものはそういう単位の差による面倒や錯誤を防ぐために策定されているわけである。

 自動車エンジン出力の話に戻る。
 「日本馬力」はメートル法に直すと750Wだ。しかし現在は使われなくなり、日本で「馬力」という場合には仏馬力を指すことが多いという。こういうのが一番混乱を招くのである。
 「仏馬力」はメートル法に直すと735.49875W、、、なのだが日本での仏馬力は735.5Wということになっている。換算を単純にするためだろうか。
 「英馬力」はメートル法に直すと745.69987158227022W。
 当然、外国語のデータでpsとあったのを日本語訳するなら「仏馬力」と書かねばならない。また海外書籍では小文字の表記もあるが、アルファベットで書くなら日本の計量単位規則により大文字でPSと書くことになっている。

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2012年7月18日 (水)

インターネット上の過疎問題

 以前は、過密が大問題であった。まだインターネットでなくパソコン通信であった頃の話だ。

 何しろ、カメラの話をする場所が、ニフティサーブの写真会議室くらいしかないのである。
 それまでの情報に対する飢えもあって、マニアが集まって皆むさぼるように読んで書いていたので情報は物凄かった。
 が、喧嘩になると収まらない。お互い逃げ場所がないので、喧嘩相手と同居することになるからだ。
 一部はピープルに行ったらしいが△11は行かなかった。そう言えばパソコン通信大手にはPC−VANもあったはずだが全然情報は聞かなかった。

 解決したのは、ニフティサーブが個人掲示板であるパティオの料金を¥500/月に下げたからである。パスワードが必要なので呼ばれていない人は読めない。それまでにもパティオはあったのだが、費用がその10倍くらいしていたような印象があり、到底個人で開設できる感じではなかった。
 これで「嫌な奴が来るところには行かない」という選択が可能になったわけだ。仲が良かった人がパティオを開設、△11にもお誘いが来た。

 今調べたところ2005年にニフティサーブの会議室とパティオのサービスが終了したということで、かなり困ったはずなのだが、なくなった時どう思ったのか、どうしたのか全く記憶にない。2006年9月にmixiに参加して、写真会議室時代の仲間との交流は続行できた。

 その後やたらと交流ツールは増えた。インターネット上の各種掲示板。Facebook。今mixiのタイムラインに上がって来るのもtwitterからの転送が多いが、転送されるものは問題ない。自動車関係はみんカラ、、、

 最近の問題は、あまりに交流ツールが多いことだ。例えばオフ会の告知をするのにやたら色々な場所に出さねばならない。どこかで話題を提示しても、詳しい人が集まらない。

 まぁ贅沢な悩みではある。ニフティサーブの会議室でモメていた時は、こんな時代が来るとは思っても見なかった。

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2010年5月 8日 (土)

スナップ・オン、FRHM14とRSXSM10を中古で購入

 オークションで落札した工具2点が到着。

 FRHM14はスナップオン フ レアナット・クローフットソケットFRHMー(△11の工具箱)で抜けていた14mm。これで10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、17mm、19mmと一通り揃ったことになる。

 RSXSM10は片方フレアナット10mm、片方スピードレンチ10mmのコンビネーションレンチ。「ブレーキ整備用に便利」と定評があった。
 RSXSM10Aに改名の後なぜか絶版になってしまっているようだ。RSXSM10とRSXSM10Aの違いはよく分からないが、Aありが少しスピードレンチ側のくちばしが長い他はサイズの刻印位置だけのように思える。Aなしがスピードレンチの口元1カ所のみ、Aありが柄中央モデル名刻印の両側2カ所である。

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2009年12月23日 (水)

BMW バイクカタログ

Scan0326  1987年版。分厚い良質紙を使っている。

 まだシリーズはRとKのみである。当時はK100RSが欲しかったと思うけど、今ならF800Sが欲しい。このカタログに載っている中から選ぶのならR80か。

 老けたのか、丸くなったのか。両方か。

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