2015年4月28日 (火)

2015年04月版、AC駆動の小型Bluetoothスピーカーを考える

2015年04月版、単3駆動の小型Bluetoothスピーカーを考えるに続き、電池駆動を諦めて、その分もう少し大きなクラスからもう1台を選びたい。

クリエイティブ SP−D200
入力:BluetoothVer.2.1+EDR。φ3.5mmステレオミニジャック×1。
出力:記載なし。
電源:ACアダプター14V1.9A付属。
備考:約1.65kg。

 電源電圧を見ると「自動車で使えないものかな?」と思うのだが、アダプターは出ていないようだ。

ハーマンカードン SOUNDSTICKS WIRELESS
入力:BluetoothVer.2.1Class2+EDR。φ3.5mmステレオミニジャック×1。
出力:10W×2+20W×1、25mmフルレンジ×4+150mmサブウーファー×1。
電源:ACアダプター付属。
備考:約0.7kg×2、2.2kg。


 ハーマンカードンは1970年代から「電源重視」で知ったブランドだ。SOUNDSTICKSシリーズは尖鋭的ながらすでに伝統になっている形で、Macにはよく似合う。
 ただねぇ、 もちろん信号まで有線だった時代程じゃないとは思うんだけど、多分3箇所に電源コードが行くので、 ちょっとゴチャゴチャするよね。

ハーマンカードン AURA
入力:BluetoothVer.3.0Class2。AirPlay。角型光デジタル×1。φ3.5mmステレオミニジャック×1。
出力:15W×2+30W×1、40mmフルレンジ×6+112mmサブウーファー×1。
電源:ACアダプター付属。
備考:約2.3kg。


 これは良いよね。SOUNDSTICKSシリーズのサブウーファー部にフルレンジも組込んで一体化しシンプルになった。AirPlayでの接続も可能なのは大きな利点で、すでに使っている無線LANに足すだけ、BlueToothと違い1台の機器から複数のスピーカーを同時に駆動できる。お値段が問題だが、電池駆動の小型スピーカー1個買った上で、だから折角買うならこのくらいが良いかも知れない。

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2015年4月 6日 (月)

単3駆動の小型Bluetoothスピーカー、2015年04月版

 パソコンやiPod用に使えるスピーカーが欲しくなり、検討している。
 個人的な条件は、小型なら単3駆動できること。内蔵充電池はもう速攻却下。
 可能なら防滴。
 ブランドはこだわってないつもりだけど、あまりに得体の知れないブランドでは嫌だよねぇ。
 他との比較で特筆すべき利点は青文字、欠点は赤文字表示。メーカーブランドのABC順。

クリエイティブ SP−D100
入力:BluetoothVer.2.1+EDR。φ3.5mmステレオミニジャック×1。
出力:記載なし。
電源:単3×4で約25時間駆動。ACアダプター5V1A付属。
備考:約1.0kg。防水なし。

 これが個人的な本命。特別凄い魅力はないけど、大きな欠点がなくまとまっている。ブランドはパソコン用サウンドカードなんかで聞く名前だしね。

ケンウッド AS−BT50
入力:BluetoothVer.2.0+EDR。φ3.5mmステレオミニジャック×1。
出力:1.5W×2。40mmフルレンジ×2。
電源:単3×4で約9時間駆動。ACアダプター6V付属。
備考:約0.34kg。防水なし。ハンズフリー通話可

 可もなく不可もなく、、、と言いたいところだが、デザインで減点。特別欲しくなるデザインじゃなくても良いけど、いかにも何も考えてない日本臭さが嫌。

オーム電機 ASP−BT150N
入力:BluetoothVer.2.1+EDR。φ3.5mmステレオミニジャック×1。
出力:1.5W×2。40mmフルレンジ×2。
電源:単3×4で約8時間駆動。ミニUSB電源入力。
備考:約0.3kg。


 電源がACアダプターでなくミニUSBなのは珍しいかな。レビューを見ると皆1000円ちょっとで買っているみたい(^_^;

オーム電機 ASP−BT270N−K
入力:BluetoothVer.2.1+EDR。有線入力なし。
出力:1W×2。40mmフルレンジ×2。
電源:単3×4で約15時間駆動。ACアダプター6V1A付属。
備考:約0.3kg。防滴IPX4ハンズフリー通話可

 安いのが良い。この値段なら「ついでに補助としてカゴに入れちゃえ」という感じで買える。何も考えてないデザインもこの価格ならしょうがない。防滴も、安価と相まっていい加減に使えそうで嬉しい。

サンスイ BM−BT1
入力:BluetoothVer.3.0+EDRクラス2。φ3.5mmステレオミニジャック×1。
出力:3W×2。
電源:単3×4で約8時間駆動。ACアダプター5V1A付属。USB電源出力
備考:約0.95kg。防滴IPX4。ニッケル水素が使える、とは明記ないようだ。

 黒もあるはずなのだがAmazonには赤しか出ていない。

TDK TW153
入力:BluetoothVer.2.1+EDRクラス2。FM76-108Mhz。φ3.5mmステレオミニジャック×1。
出力:2.5W×2。75mmフルレンジ×2、75mmパッシブラジエーター×2。φ3.5mmステレオミニジャック×1。
電源:単3×4で約8時間駆動。ACアダプター5V1.2A付属。
備考:約1.5kg。防水なし。20分入力なしで電源オフ。

 FMラジオがついているのは何となく嬉しい。

TDK TW550
入力:BluetoothVer.2.1+EDRクラス2。φ3.5mmステレオミニジャック×1。
出力:2W×2。45mmフルレンジ×2。
電源:単3×4。ACアダプター5V2A付属。USB電源出力
備考:約1.0kg。防水なし。20分入力なしで電源オフ。ハンズフリー通話可


 特別特徴がない。これを買うならTW153だ。

ヤマハ PDX−B11
入力:BluetoothVer.2.1+EDR。φ3.5mmステレオミニジャック×1。
出力:0.18W(アルカリ電池)/9W。100mmウーファー、35mmツイーター。バスレフ、モノラル。
電源:単3×6で約8時間駆動。ACアダプター付属、12V1.5A?
備考:自動で電源オンオフ。約1.5kg。防水なし。

 ゴツいデザインだが防塵や防水はない。ハンドルが畳めないらしいのはちょっとなぁ。でも電池駆動式の中では結構パワーがあるようで、魅力的。

山善 YBP−22BT
入力:BluetoothVer.3.0+EDR。有線入力なし。
出力:1W以上。50mmフルレンジ×1。
電源:単3×3、1/3音量で32時間。
備考:約0.225kg。防水IPX6相当。

 水に浮く、、、ので浴槽でプカプカさせながら聞けるという宣伝文句だが、IPX6でそれは怖いし、実際浸水のトラブルもAmazonのレビューで結構な数が報告されている。ACアダプターがないのは、想定している使用法から許されるべきだろう。
 使う単3電池が3本以上の奇数なのは致命的な問題ではないが、他の機材と共用する予備電池数の問題から好ましくない。それと、Amazonのレビューで「取扱説明書にはニッケル水素が使える旨の記載があるが、サポートセンター主任の説明によれば使えない。しかしウェブにもその旨の注意書きはされてない」という話が出ているのもメーカとして不誠実な感じがして嫌だ。実際使えてしまっている人もいるようだが、個体差で使えるかどうかよく分からず△11の選択肢からは外れるが、自分向け、と△11と同じ思考回路で選択する人向けの注意書きとして掲載した。

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2009年9月11日 (金)

趣味人生の手じまいに向けて

 最近いくつかの事柄から、趣味人生の手じまいについて考えさせられている。

 利用者様の家に行った時のことだ。そのお宅はかなり裕福で、普通に暮らして行く分には大きい問題はない。「あなたの仕事には関係ないだろうけど」という枕詞付きで話してくれたこの家の問題は、趣味の設備や物品の維持・管理であった。例えば、趣味用の別棟が土台から腐っていて改修となると相当な費用と手間が掛かりそうなのである。ご主人は趣味をする時間はあるが脳梗塞が頻発するようになり体力面でも気力面でも無理が利かなくなって、先日も庭の水まきをしていて調子を崩ししばらく入院するハメに陥ったという。「若い頃はあまり先のことを考えないで趣味を拡張して来たけれど、今になると負担になるばかりやねぇ」と仰る。

 これを聞いていて連想したのは、いくつかの私設天文台の辿ったであろう行く末だった。1980年代後半にはハレー彗星に伴う天文ブームで、私設天文台が皆の憧れだったから、別荘を兼ねて建設したという記事が雑誌面を賑わしていた。しかし建てた人が年を取ると、使う人も修理する人もいないから荒れるばかりだったろう。売ろうにも若い人の間では趣味をやっている人は少ないし、やっていても欲しがる機材のトレンドが違う。人生の資産の大きな部分を投入して建設したのであろうが、後は処分費用がかかるばかりである。これはヨットや別荘の趣味でも全く同じことが言える。
 カメラやコンピューターなど前述の趣味と比較すれば設備が小さく済む趣味と言えども事情は同じであり、使いもしない機材が邪魔になる時期は来る。

 無論まだ具体的に手じまいを始める時期ではないと思う。しかしいつ手じまいをどのように始めて進行させて行くか、少なくとも今後大きく拡張する際には慎重にということは考え始める必要があるだろう、とは思う。

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2009年1月11日 (日)

CDプレーヤー再び修理

 以前ディスクを認識しなくなって自分で修理したマランツ CDプレーヤーCD−67mkII(△11のオーディオルーム)だが、また1ヶ月程前に使おうとしたら認識せず、今日修理しようとして引っ張りだしたらちゃんと動作。多分古くなって接点が劣化して来ているのだと思うけど、使いたい時に使えないのではなぁ(^_^;

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2008年8月10日 (日)

ブランド物の相場が暴落する日

 バブルを経験した人は、あの狂乱の株価と地価を覚えておられると思う。とにかく手当り次第に株か土地を買っていれば儲かった時代だった、、、というのは実際には経験していないが、新聞の株式欄を見てシミュレーションした経験と、伝聞である。
 バブルが崩壊しふと気がついてみれば凄まじいデフレと不景気が吹き荒れており、その時になって「どうしてあの時右肩上がりに上がり続けると思い込んだんだろう、そんなことあり得ないのに」と言ってみても、右肩上がりが続いている時には未来永劫右肩上がりが続くように思えるものなんである。
 それはそうと、今高値でわいわいやってる原油やプラチナにせよいつまでもあんな価格ではなかろう。

 しかし、よく考えてみればバブル崩壊後のあのデフレの中で何でも値下がりしたわけではない。その一つがブランド物である。
 いや、この言い方も正確ではない。ほとんどのブランドの価値は暴落したから、ブランド物の価値は平均すれば物凄く下がったわけだ。
 例えばハンティング・ワールド。△11は巷の女の子のほとんどが持っていた時代から「単なるビニールバッグに高いお金出して、、、」と思っていたがその通りの評価になった。今そこらへんにハンティング・ワールドのバッグを欲しがるお姉さんは見掛けない。
 例えばエベル。一時はロレックスと同等のステータスを持ちつつあると言われるところまで行ったが、当主が折角儲かった利益を投資という名のギャンブルで溶かしてしまったらしい。
 例えばマーク・レヴィンソン。オーディオ業界ごと溶けちゃいましたねぇ。

 それでも全く価格を下げなかったブランドがいくつかある。
 例えばロレックス。そう高級ではない。しかし普通人からすれば充分に高級だろう、、、と言うより、単に「自社機械を積んだ時計はあのくらいの価格になってしまう」というだけの話、逆にクォーツ式で作る以上はロレックス程高価にはしようがないので、これはロレックスがどうかというよりも「機械式時計はクォーツ式時計より製造コストが掛かる」というだけの話なのだが、、、ロレックスも一時クォーツを生産したが、オメガやロンジンのようにどっぷり浸からなかったことが結果としてブランド価値を安売りしないことになった。ほとんどのメーカーが入れたETAの機械も入れなかった。アフターサービスも手抜きしなかった。その結果「こつこつ自社機械を作って来た」「クォーツは部品がなくなれば修理できないが機械時計なら修理できる、ましてアフターサービスが充実しているロレックスなら一生ものだ」という今の評価に繋がっているわけである。
 例えばルイ・ヴィトン。これもそう高級ではない。しかし普通人からすれば充分に高級だろう。良質な革を使い真面目な縫製で作っているから相当長期間使えそうだ。

 そのロレックスとルイ・ヴィトンは真面目に作ってあるからこれからもいつまでも高値で取引され続けるのか。答えは「否」だと思う。

 何故か、と言えば今使っている連中が本当にそれを欲しくて買っているのではなく、単に「ステータス」としてのみ買っているからだ。ステータスは周囲から羨ましがられなかったら意味がなくなる。
 ステータスとして買うこと自体を軽蔑しているわけではない。ステータスだけで買っている人間ばかりの時、ステータスがなくなれば価格が崩壊すると言っているのだ。

 1993年当時、ハンティング・ワールドを使っている女の子に「単なるビニールバッグに高いお金出して、、、」と言ってみたとしよう。多分その女の子は怒ってこう答える。「私の趣味なんだからどうでも良いでしょう」本当は趣味なんかではない。それが趣味としたら、その女の子の趣味は「周囲から羨望の眼差しでバッグを見つめられること」である。だからハンティング・ワールドを欲しがる人が減った途端、誰もハンティング・ワールドを欲しがらなくなった。つまりここにあった市場原理は実用価値でなくステータスのみだったわけだ。
 無論その頃からルイ・ヴィトンのバッグにもステータスの側面はあった。しかしルイ・ヴィトンの中古相場が崩壊しなかったのは、材質も縫製もその価格なりに良くて実用価値も持っていたからだし、それが今日までそのステータスと中古相場を保った理由だと思う。ステータスのために買う物でも、実用価値を伴わない作り方の物は長続きしない。
 しかしそれからもう15年になる。その間ルイ・ヴィトンの工場はバックを大量生産し続け、それを女の子たちは争って買い求め、飽きるとその一部はリサイクルショップに売りに出され、そして新品当時よりは安価にしかしある程度の価格を保ったままお金のない女の子が買って行った。今その循環が止まりつつあるのか、リサイクルショップにはルイ・ヴィトンのバッグが溢れている。

 バブルが消えた時皆がふと冷静になったようにふと皆が冷静になり、今皆がルイ・ヴィトンに感じているステータスが消えた時、値段を下げても中古品が売れなくなる。その時残っているのは現在の相場を到底支えるには足りない実用価値だけだ。
 この時よく分かっていなければならないのは、ステータスで買う時というのは、実用価値で買う時よりずっと供給過剰に鈍感だということだ。維持費さえ掛からないなら、皆に威張れるものはたくさんあればあっただけ良い。逆に言えば、市場の原理がステータスから実用価値に移行する時には、ステータスという市場原理に隠されていた供給過剰が露呈する。

 さて、そんなアタリマエのことより、個人的な興味はその後何が来るか、なのだ。△11が思うには「人間の気持ち」という原点に帰って行くように思う。

 例えば自分が作ったもの
 皆さんは、何か自分で作った時にどう感じただろうか。「物を作るというのは大変なことだなぁ、それでこれだけ稚拙にしかできないんだから、職人さんは本当に偉いなぁ」という気持ちとともにその稚拙な作品に特別な感情を抱かないだろうか。

 例えば大事にして来たもの
 以前行った時計のオフ会に、祖父が大切に使っていたポケットウォッチを持って来ていた人がいた。平凡なヘルブロスか何かで、機構的にも何も特別なことはなかった。しかし、とても考えさせられたのは、「わしら機械時計は一生ものとかほざいて来たけど、一番実践しているのはこの人じゃなかろうか」ということだった。そしてそのオフに参加した人の中で、一番「豊か」だったのはその人じゃなかろうかと思うのだ。
 ルイ・ヴィトンのバッグだって、母親が一生の記念に一つだけ買って大切に使って来た物を娘に手渡すならどれだけ重みが違うだろうか。「同じ物」が市場に売っていても、それは似て非なる物である。本当は、まさにそういうことのためにルイ・ヴィトンは良質な革を使い真面目な縫製でバッグを作っているのだ。

 お金で買えるものは、お金を出せば買えてしまう。本当に大切な事柄は、それと全く無関係ではなくても、それと別のところにあると思う。

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2008年2月24日 (日)

引き伸ばしレンズから始めた芸術論

 撮影レンズの善し悪しの話はよく聞くが、引き伸ばしレンズの善し悪しはあまり聞かない。以前どこかで「写真は撮影と引伸で完成するわけで、撮影機材ばかりに情熱を傾けるのは片手落ち、撮影機材を選ぶのと同等の情熱を引伸機材を選ぶ際にも持つべきだ」という意見を読んでいたく納得したことがあるのだが、△11の実体験から来る印象はこれに沿わない。撮影レンズでもあまり差を感じないが引き伸ばしレンズはそれに輪をかけて何でも良い気がする。
 理由を考えるに撮影レンズは三次元を二次元に変換しなければならないわけで、その分難しいのかも知れない。

 無論二次元を二次元にコピーする場合にもデータ欠落は避けられないが、三次元を二次元に変換する場合それと比較にならない大きな量のデータ欠落があるのは想像に難くない。しかもその場合、何と言うか、「検証」が難しいのではないか。

 今介護支援専門員の研修を受けているが、目標を書く場合に必要なことの一つに「検証可能性」がある。誰が見ても「達成された」「達成されていない」という判定が出来るか、ということだ。例えば「歩けるようにできるだけ頑張る」が目標では達成できたのかどうか判定が出来ない。「介助なしで安定して10m歩ける」が目標であれば達成できたのかどうか誰でも確実に判定が出来る。だいたいどこの世界でも目標とはそのように定められるべきものだ。
 レンズ評価の世界では、そのような理由で出て来たのが「解像力」であった。「解像力のあるレンズを使えばシャープに写るだろう」という一種素朴な考えからである。しかしその後、実際には「解像力が高くてコントラストが程々のレンズ」より「解像力がそこそこでもコントラストの高いレンズ」の方がシャープに写る傾向にあることが分かって来て、「コントラスト」が重視されるようになった。しかし今では「シャープさ」そのものがレンズ評価の一要素に過ぎないとされている。
 クラシックレンズのブームのさなかには「このレンズで写すと立体感が出る」なんてことも言われたりしたが、二次元では本来立体感は出せないハズであり、言うなれば芸術の領域である。極論すれば、三次元と二次元は所詮別の物なのだから、「どうしたら正解」というものがないのではなかろうか、と思うのである。

 ここで思いついたのは「データの欠落が大きい場合、芸術性が問われるのではないか」という仮説である。
 データ欠落が少ない場合、もしくは元データの物凄さが認識されていない場合、「元データ」に対して近づける努力が無駄ではないように見える。だから開発者は努力するし、他の価値を探すなど考えもつかない。その場合「元データ」との差が人間の感覚で感知できなくなれば成功である。しかしデータ欠落が大きくどうやっても「元データ」と似ても似つかないコピーしか作れない場合、「元データの復元」などというものは幻想に過ぎない。復元を諦めた時、逆に開発者は自由に自分の創造力を発揮できるわけである。
 例えば昔の絵画の世界では、対象物そのものに見えるリアルな絵が評価された。しかし写真という新技術が出て来て、それと比較して見るとデータ落ちの莫大さが明らかになってしまったのである。ただそれで絵画が無価値になったわけではない。確かに写実的に描けるだけの画家は無価値になったが、芸術としては生き残ったわけだし、写真というものが出て来たからこそ芸術的絵画の価値が鮮明になった。
 オーディオの世界でも昔は「原音再生」ということが言われていた。しかし少しでも注意深く原音を聞いたことのある者にとって原音再生など夢のまた夢であり、それを真面目に語ることは原音を聞いたことがない証明と言っても良い。

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2007年9月 3日 (月)

CDプレーヤーの修理

 少し前からマランツ CD−67mkII(△11のオーディオルーム)が故障していた。最初に気がついたのは△11で、CDを聞こうとしたら動かなかったのであるがトレーを出して強く息を吹き込んだら治ったのでレンズにホコリが乗ったのだろうと思っていた。
 次は少し経ってから女房から「聞こうとしたら動かなかった」と報告を受けたので、以前のように息を吹き込んだり、レンズクリーナーを掛けたりしたが状況は変わらない。もしかしたら△11が気がついたのとは別件なのかも知れない。

 今日分解。
 天板を押さえているのは横6本、後2本のタッピングネジ。これを緩めて外し、天板を後ろに引っ張るようにすると天板が外れる。
 まずはもう少しレンズを徹底的にクリーニングしてみたのだが、少し奥まったところにあるのでやっても効果なさそうだし、そもそもレンズは一見綺麗に見える。実際にも全く効果なし。
 CDを入れてみると最初の認識のための回転もしていないので、モーターに電気が行ってないのではないかと見当をつけて、それらしいコードを抜き差ししてみると、、、動いた。音も出て来る。というわけで修理完了(^o^)

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2007年9月 1日 (土)

子供の科学1977年2月号

Scan0199  これは当時から△11の家にあった書籍だ。多分当時定期購読していたのだろう、昔はずらっと揃っていた。

 実家を壊す時この一冊を引き揚げたのは「パイプオルガンをつくる」が記事にあったからだ。記事になっている辻宏さんは岐阜県白川町で廃校になった小学校の校舎でパイプオルガンを製作しているという。
 実に30年前の記事だが、今はどうなっているのだろうか、、、と思って調べてみたら、辻さんは1964年に座間市に辻オルガンの工房を設立し、1976年に工房を白川町に移転したというから記事になったのは移転したばかりの頃だったのだ。そして2006年に亡くなったそうだ。この記事を見て「いつか工房を見に行ってお会いしたい」と思っていたが、間に合わなかったわけだ。まぁ間に合わなかったと言ってもここまで放置したのだから当然の結果であろう。合掌。

 表紙にも見えている「砂糖より甘い植物成分」という記事には当時全く一般には見掛けなかったが今では誰でも知っている「ステビア」の紹介がされていたりする。

 この種の本が家にあったことが現在の多趣味に繋がっている。マイクやラジオや金属探知機等のエレクトロニクスキット、ハム、望遠鏡、顕微鏡、オーディオ、鉄道模型、、、ありとあらゆる趣味が掲載されていて、昔の△11は全部やりたかったので、何もやることがなくなったらこの本を引っ張り出せば良い。

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2007年5月15日 (火)

クラウン D45音出し

 さてクラウン D45購入に書いたように取り敢えずマランツ CD67mkII(△11のオーディオルーム)直結、NHT スーパーゼロ(△11のオーディオ)にて音出しをする。 スピーカーコードは一緒に送ってもらったベルデン。

Dsc_1839  第一印象は「硬質」「乾燥」。
 物理的な物質、、、音ではなく、、、が耳にゴリゴリ入って来るような違和感がある。プロケーブルさんが重要と位置づけるスピーカーコードの長さ調整をしていないし、この違和感についてまだ良い悪いまで判断はつかない。
 どなたか「ホログラム」と書いていたように思うが、このことだろうか、どこに何があって鳴っている、という感じがある。この高分解能が硬質な印象を与えているかも知れない。プロケーブルさんの主張通り短くすることによって柔らかくなるとすれば「焦点合わせ」が必要なのかも知れないし、少しずつ馴染みつつあるので、(耳の)エージングが必要ということかも知れない(^_^;

 パワー不足は全く感じない。

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クラウン D45開封

 さて、クラウンD45購入後の開封である。

 段ボールを開けると取扱説明書と性能保証書が出て来る。
Scan0190  取扱説明書はD75Aと共通。英語で書かれている。他の言語のバージョンが欲しかったらその地域のクラウンの代理店に問い合わせてね、とあるので日本代理店であるヒビノに問い合わせれば日本語版も入手できるかも知れない。
 出力は8Ω時25Wに過ぎない。D75Aでも40W。普通のオーディオマニアだと「おぃおぃ」と言いそうな「小出力」である。
 セットアップは通常の19inラックマウント、楽器畑の人にはお馴染みの仕様である。
 裏のインプットはこれも楽器畑の人には見慣れたノイトリックのバランス/アンバランス、フォーン/DINの全て兼用の入力ジャック。スピーカー端子はオーディオ用のような手で留められるノブは装着されず+/−兼用ネジ止め。
 表はヘッドフォン端子、1チャンネル2チャンネルのアッテネーターノブ(平たくいえばボリューム)、電源ランプとスイッチノブのみのシンプルな顔である。

Scan0189 特筆すべきと思うのは性能保証書の方で、個々の製品に実測データが手書きでつく。まぁチェックだけの項目も多く、実測値が数字で書かれるのは「Intermodulation Distortion」の「Full Power」と「Low Power」そして「Signal to Noise Ratio」の3項目、Channel1とChannel2で合計6箇所のみであるが、個別の実測データがつくのは凄いことではあるまいか。

 本体は厚手のビニールに包まれて段ボール2枚にサンドイッチされて外箱に入っている。

 橙色の小袋にラックマウント用の黒い小ネジとプラワッシャが4つずつ入っている。

 電源コードは妙な、かつ馬鹿でかいプラグである。これがプロケーブルさん推奨のマリンコプラグであろう。

 購入金額は以下の通り。
クラウンD45、¥66.8k
マリンコプラグに電源プラグを交換改造、¥2.9k
ベルデンRCA←→バランス変換ケーブル8412、1m×2、¥3.9k
ベルデンスピーカーケーブル8470、4m×2、¥4.8k
ステレオミニ←→RCA変換コード、¥4.3k
佐川急便元払送料、¥0.4k
合計¥83.1k

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